院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

共産主義はなぜ自らを輸出しようとしたのか?

2008-05-25 07:36:41 | Weblog
 戦前、共産主義国はなぜ共産主義を輸出しようとしたのか、私には理由が分からない。

 また、わが国はなぜ共産主義を排斥したのかということも、同じくらい理由が分からない。

 共産主義とは宗教のようなものなのだろうか?だとすると、うまく理解できる。

 宗教は布教活動をする。他の宗教を否定する。戦前の共産主義活動を、そのようなものと考えれば、輸出も、それに対する拒否も理解可能である。

 わが国はなぜ「赤」を、あんなにも拒否したのだろうか?「危険思想」とか「主義者」と呼んで弾圧したのはなぜか?

 共産主義者の言い分では、わが国が共産主義を受け入れると、資本家が不利になるからだという。でも、資本家を不利にするのを防衛すべく、国民がこぞって「赤」を否定したのだろうか?

 戦前を知っている古老に聞きたいものである。まだチャンスはある。

 現代では、民主主義が自らを輸出しようとしている。私は現代に住んでいるから、これはある程度、意味が分かる。それについては次回。