院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

四川大地震と外交

2008-05-21 08:02:28 | Weblog
 四川大地震ではわが国からも救助隊が駆けつけた。

 でも、5万人ともいう死者のところに、20人か30人の救助隊が行ってどれほど役に立つのだろうか?

 あまり役に立たないだろうが、駆けつけるのが礼儀なのである。これは、ひとつの儀式なのだ。

 外交とはそういうものである。たとえ少人数でも、駆けつけるのと駆けつけないのとでは大違いである。

 これは地域社会にも言えることである。葬式には行け。葬式に参列したからといって死者が戻るわけではないが、5千円もって出席することが重要なのである。

 結婚式には招かれれば、断るな。祝儀は多いほどよい。また、自家の結婚式なら、なるたけ多数を招け。

 世の中は、礼儀で成り立っているのである。