院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

代議士はそんなにおいしい職業か?

2008-05-30 08:34:05 | Weblog
 権力とはそんなに手放したくないものだろうか?

 いわゆる小泉チルドレンを見ていると、そう思う。チルドレンの佐藤ゆかり議員は、岐阜で野田聖子議員と争った。でも、岐阜をあきらめて、今度は東京で立候補するという。

 泡沫候補だったタイゾー議員も北海道で立候補するという。

 そんなにしがみつくほど、国会議員の立場というのは魅力的なのだろうか?給料もさほどでない。行くところでは挨拶ばかり求められる。

 議員というのは、それでも、やり続けたい職業なのだろうか?私には分からない。権力にはそれだけの魅力があるのだろうか?「先生」と言われたいのだろうか?

 私は身すぎ世すぎで精神科医をやっている。精神科医しかできないからやっているのであって、世のため人のためなんていう大層な理念をもっているわけではない。

 いつも「先生」と呼ばれるけれども、「先生と呼ばれるほどのバカでなし」とも思っている。

 昔、タレント候補で参院に当選した力士が一期で辞めてしまった。自分にはこういう仕事は向かないと言っていた。それが正常な感覚だと思う。

 正常でない人が代議士の身分にしがみつくのだろうか?