院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

栄養学は必要がないのではないか?

2012-06-17 04:13:21 | 学術
 栄養学ほどころころと学説が変わる学問も珍しい。昨日あれを食えといえば、今日はもう食うなという。

 そもそも生物はエサをどのように識別しているのだろうか?まさか栄養学にしたがって識別しているわけではあるまい。本能的に食べたいものを食べているだけだ。

 人間もそうだ。水が不足すれば水分が欲しくなる。塩分が不足すれば同じく欲しくなる。

 もし、亜鉛などの微量金属が不足すれば、それらを含んだ食物が食べたくなるようにできているのだろう。そのくらいの精巧さがなければ何千万年も生き永らえない。

 栄養学は木を見て森を見ずで、瑣末なことばかり研究しているのではないか?

 栄養学に従う必要はない。本能に従えばよいのだ。

 栄養学は毎年変わるが、本能は何千万年とかかって培われてきたものである。