将棋の米長邦雄さんがコンピュータに負け、囲碁の武宮正樹九段が3子局だが、やはりコンピュータに20目も負けた。
米長さんも武宮さんも天才である。その天才がコンピュータに負けたのである。これは大ごとである。
医者は天才でなくても勤まる。かなり勘や経験に頼る部分もあるけれども、それは囲碁や将棋を凌駕するほどではない。
ということは、もう来年当たり、コンピュータで一流の診断と治療法を提示できるコンピュータソフトができるだろう。
とくに最近では、医学は検査データに頼ることが多い。数値データの処理はコンピュータが最も得意とするところである。すぐに人間の医者を追い越す。心電図はパターンデータだが、心電図の解析はすでに本物の医者を追い越している。
コンピュータが苦手なのは、患者の表情を読むことである。精神科は患者の表情で、診断の50%以上は決まる。だから、コンピュータ化が一番遅れるのは精神科だと思われる。
じきに医者はコンピュータのセンサーとしての役割しかなくなるだろう。
これらは遠い未来のSF的な話ではない。医者がいらなくなるのも、もうすぐである。今、医者が商売になっているのは、コンピュータのほうがまだ高くつくという理由だけである。
米長さんも武宮さんも天才である。その天才がコンピュータに負けたのである。これは大ごとである。
医者は天才でなくても勤まる。かなり勘や経験に頼る部分もあるけれども、それは囲碁や将棋を凌駕するほどではない。
ということは、もう来年当たり、コンピュータで一流の診断と治療法を提示できるコンピュータソフトができるだろう。
とくに最近では、医学は検査データに頼ることが多い。数値データの処理はコンピュータが最も得意とするところである。すぐに人間の医者を追い越す。心電図はパターンデータだが、心電図の解析はすでに本物の医者を追い越している。
コンピュータが苦手なのは、患者の表情を読むことである。精神科は患者の表情で、診断の50%以上は決まる。だから、コンピュータ化が一番遅れるのは精神科だと思われる。
じきに医者はコンピュータのセンサーとしての役割しかなくなるだろう。
これらは遠い未来のSF的な話ではない。医者がいらなくなるのも、もうすぐである。今、医者が商売になっているのは、コンピュータのほうがまだ高くつくという理由だけである。