院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

マスクという「目出し帽」

2012-06-18 05:18:59 | 医療
 総合病院でスタッフにマスクをさせることが多い。紙の薄手のマスクである。あんなもので感染防止になるのだろうか?

 患者にも同じマスクを勧めて、自動販売機で売っている。

 マスクは覆面と一緒で、誰が誰だか分からなくなる。だから、総合病院内は、「目出し帽」かぶった強盗のように、みんな顔を隠した状態となる。笑っているのか、怒っているのかも分からない。

 その病院に1週間入院したことがあるが、看護師が1人残らずマスクをしているので、誰が担当の看護師か最後まで分からなかった。名札だけでは識別できないものだ。

 結局、退院まで誰一人として看護師の顔を覚えられなかった。サービスを台無しにするほどにマスクをして、本当に感染症が防げるのだろうか?

 口だけ覆って、鼻は出している看護師もいた。