(「新婚さんいらっしゃい」の広報。山口県のHPより引用。)
桂三枝(現・文枝)さんが司会の「新婚さんいらっしゃい!」という番組は1971年からやっている長寿番組です。
最初のころは、出演する新婚夫婦の容貌がとてもよくないことがあり、この人たちの「なれそめ」なんて聞いても面白くないやと思うことがありました。
ところが最近の同番組に出る新婚さんは、みな一定以上の姿かたちなんですよ。だから、私は近ごろこの番組を面白く見ています。(予選でふるいがかかるのでしょう。)
じつはNHKの最近の「素人のど自慢」にも同じことが言えます。このごろ見苦しい出演者が少ないです。(とくに女性。)素人の歌のうまさなんて知れていますから、せめて見てくれがよくありませんとね。(これも当然、予選で仕分けられるのでしょう。)
以上のことは平安時代から言われていて、清少納言の枕草子には「イケメンのお坊さんの説法は真剣に聴けるが、そうでないお坊さんの説法は飽きてしまう」という一節があります。
残念なことだと、イケメンでない私は思います。
(当ブログの「”美人”の変遷」(2014-02-08)もご参照ください。)