(青函連絡船、旧交通博物館展示品。みんからより引用。)
幼いころ父親に万世橋の交通博物館によく連れて行ってもらいました。本物の車両や自動車のほかに模型の鉄道や船舶が展示されていて、幼い私は模型のあまりの精巧さに驚きました。(交通博物館は2006年に閉館しました。)
同じころセルロイドに変わって新しいプラスチックが身近になりました。最初に接したプラスチックは鉛筆のサックでした。冬の教室にあったダルマストーブの煙突にそれを押し付けると、溶けて妙な臭いが発せらました。悪童たちは喜んでサックを溶かしました。
プラモデルというものが発売されたのは、そのころです。私もやってみましたが、要するに細部がすでに出来上がっているパーツをセメダインでくっつけるだけなのですね。
仕上がりも上の交通博物館の模型に比べて、あまりにチャチなので、魅力を感じませんでした。私がこんにちまでプラモデル作りに凝らなかったのは、そんな理由からです。
名古屋のリニア鉄道館の鉄道模型を見て、思い出しました。