今回のポルトガル旅行で小さな事故に遭った。リスボン空港に私のスーツケースが届かなかったのだ。(妻のは届いた。)
とりあえず「ロスト・バッゲージ」のコーナーで下手な英語で交渉した。一人でやるしかなかった。ガイドなどの部外者は到着ロビーには入れない。
相手はポルトガル女性で、やはり英語がぺらぺらというのではなかったから、お互いにゆっくりとしゃべって何とか通じた。
けっきょくスーツケースが届いたのは3日後だった。滞在ホテルまでポルトガルの宅配便で届いた。
この事故で、まずは下着や靴下に困った。スーツケースには貴重品は入れていなかったけれども、下着や変圧器が入れてあった。変圧器がないために3日間ヒゲが剃れなかった。
到着が現地の深夜だったので、さしあたり翌日、買い物に出た。そうしたら、すべての商店が休みなのだ。土曜日なのにである。普通なら商店街は書き入れ時であろう。だけど休み。当然、日曜日も休みだそうだ。
ただ華僑の店だけは開いていた。だから、当面必要な物品は、そこで揃えた。やはり華僑は偉い。お金を貯めるはずだ。皆が休んでいるときに働いている。
これは日本にも言える。デパートが土日に休むなんて聞いたことがない。人手が見込めそうな日に開業するのは、商売のいろはだろう。それがポルトガルでは通用しない。ポルトガルの国民総生産は上がらず、ポルトガルの財政は逼迫したままだ。当然と言えば当然の話である。
ところで、華僑の店で見つくろった下着は、日本人の習慣に合わない。と言うのは、パンツはすべて、排尿のための穴というか切れ目がない。服を着たままどうやって用を足すのだろう?
もちろん「穴」がある商品もあった。ただし、「穴」はボタンで開閉する。ボタンでは排尿しにくいことおびただしい。仕方なくトランクス状のパンツを買った。これなら、日本のサルマタのように使用できると思ったからだ。
あれやこれやの苦労から始まったポルトガル旅行だった。
ところで、日本では土日祝日に働かなければならない人、すなわちデパートの社員や鉄道関係の人の割合は勤労者の13%だそうである。ポルトガルではもっとずっと低いだろう。
とりあえず「ロスト・バッゲージ」のコーナーで下手な英語で交渉した。一人でやるしかなかった。ガイドなどの部外者は到着ロビーには入れない。
相手はポルトガル女性で、やはり英語がぺらぺらというのではなかったから、お互いにゆっくりとしゃべって何とか通じた。
けっきょくスーツケースが届いたのは3日後だった。滞在ホテルまでポルトガルの宅配便で届いた。
この事故で、まずは下着や靴下に困った。スーツケースには貴重品は入れていなかったけれども、下着や変圧器が入れてあった。変圧器がないために3日間ヒゲが剃れなかった。
到着が現地の深夜だったので、さしあたり翌日、買い物に出た。そうしたら、すべての商店が休みなのだ。土曜日なのにである。普通なら商店街は書き入れ時であろう。だけど休み。当然、日曜日も休みだそうだ。
ただ華僑の店だけは開いていた。だから、当面必要な物品は、そこで揃えた。やはり華僑は偉い。お金を貯めるはずだ。皆が休んでいるときに働いている。
これは日本にも言える。デパートが土日に休むなんて聞いたことがない。人手が見込めそうな日に開業するのは、商売のいろはだろう。それがポルトガルでは通用しない。ポルトガルの国民総生産は上がらず、ポルトガルの財政は逼迫したままだ。当然と言えば当然の話である。
ところで、華僑の店で見つくろった下着は、日本人の習慣に合わない。と言うのは、パンツはすべて、排尿のための穴というか切れ目がない。服を着たままどうやって用を足すのだろう?
もちろん「穴」がある商品もあった。ただし、「穴」はボタンで開閉する。ボタンでは排尿しにくいことおびただしい。仕方なくトランクス状のパンツを買った。これなら、日本のサルマタのように使用できると思ったからだ。
あれやこれやの苦労から始まったポルトガル旅行だった。
ところで、日本では土日祝日に働かなければならない人、すなわちデパートの社員や鉄道関係の人の割合は勤労者の13%だそうである。ポルトガルではもっとずっと低いだろう。