先日、孫が2004年に放映された実写版「サンダーバード」のDVDを一緒に見ようと持って来た。
内容は結構ハラハラ・ドキドキで楽しめた。オープニングのアニメも良く出来ている。
自分も、昔、NHKで放映していた人形劇版特撮テレビ(スーパーマリオネーションというらしい)を良く見ていて、出てくる乗り物や基地に憧れ、いつかジオラマを作って見たいと思っていたし、長男もリバイバルを、やはり夢中で見ていた。
始まったのが1965年、舞台は2065年だという。40年以上も前に作られた作品だが、現代でも、まだ夢を与えてくれる。
ということもあって、プラモデルを買って、作って上げようと言う話になって、後日、模型店に出掛けてみたが、電動のジェットモグラ(5000円以上)1点しか無かった。
1年程前に行った時は、結構種類があると記憶していたのだが。
ネットで調べると、やはり殆どが品切れ状態になっている。
まずは、どれを購入したらよいか、相談するのに「サンダーバードプラモデル大全」(写真)を購入してみた。
見ると、全てイマイ(今井化学)製のプラモを特集してあるが、ネットで調べてもイマイ製が販売されていない。代わりにアオシマ製が販売されている。
ここで、始めて気がついた。
イマイは倒産していたのだ(いつだったのかは調べられなかった)。このモールド金型を引き取って、今では一部アオシマで製造されている様だ。
私が中学生時代は、勉強そっちのけで、パクトラやハンブロール(どちらも舶来品)のエナメルペイントを何十色も揃えてプラモデル作りに夢中だった。
大作はレベル(ラベル?)社の大型帆船(当時6000円)で、今も実家に展示してある。日模のプラモデルコンクールに「F4ファントム」を出品し1位を取ったこともあった(賞品はプラモだったので証拠は無いが)。
45年以上経った今では、目は悪くなるし、手は震えるし、すっかりテクニックも忘れてしまったが、ハンブロールペイントとオークションでエアーブラシを購入してあり、爺やの昔取った杵柄(きねづか)が少しでも発揮出来ればと思う今日此の頃です。