トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

簡易インダクタンス測定

2008-11-30 19:04:36 | アマチュア無線

Img_5213_r Img_5214_r 今日のブログでインダクタンス測定に触れたが、何とか測定したくて実験してみた。被測定コイルとコンデンサを並列にして共振周波数を測定しようという原始的な原理です。

基本はf=1/(2π√LC)ですので、コンデンサと発振器とオシロスコープ(レベルメータ)があれば測定結果から計算出来る筈。

CR発振器から直接印加すると、共振点が良く判らないので、先端にコイルを接続して、電磁誘導することにした(誘導用コイルの周波数特性が影響するので相対的なレベルでの変化になる)。

その後、小容量コンデンサ(10PF)で結合したところ、周波数によっては問題無く使えることを確認しました。

コイルとコンデンサは、簡単に接続出来る様に、レバー式ゼロプレッシャーICソケットを使用。これだとリード線の太さやピッチに関係無く、確実に接触するので便利である。

その後、考えたらプッシュロック式ターミナル(スピーカ端子に使っている物)でも出来ますね。

測定は、オシロスコープで最大レベルになる点(共振点)の、発振器の周波数を読み取る。これをエクセル関数を使って計算するとインダクタンスが算出出来る。「f_AC-R.xls」をダウンロード

コイルの浮遊容量による共振も考えられるので、並列コンデンサを交換してみたところ、ほぼ同じ計算結果(1.6~1.8mH)が得られた(逆に言うと、今回の場合、誘導用コイルおよび被測定コイルの特性が影響するので、複数の同調コンデンサを使って、同様な結果で有ることを確認しなければならない)。同調用コンデンサは未知の値(±10~20%)なので、今回の様に誤差が出るのは覚悟しなければならない。

想像していたより随分(10倍)とインダクタンスが大きかったので、今日、製作したDC/DC-CONV用コイルは約1/10の捲き数で良いことになる。

DC/DC-CONVは、再度、この測定回路でMC34063Aデータシート指定のインダクタンスに合わせ、実験してみます。

A6243l ワタヤンさんから安価なLCメータの情報を頂きました。テクノパーツ宝塚店で、他店も見ましたが、ここが2000円で一番安く購入出来そうです。

大蔵省の予算が下りたら検討してみます。

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OFFICE2007ドキュメントをPDFに出力する

2008-11-30 15:24:54 | パソコン

今日、娘の旦那さんがノートパソコンを新しく買ったというので持って来た。富士通の新型、もちろんOSはVISTA(ゴメン!さっきはBISTAって書いてしまいました、某国製偽ソフトに間違えちゃいますね)である。CPU2GHz、メモリ2GBでサクサク動作する。

インストールしたパワーポイントの認証が判らないというので、対応した。

ワイヤレスLANも内蔵されている(今のパソコンでは必ず入っている)ので、自宅LANに接続する。

OFFICE2007の場合、確かPDFファイルに変換出来ると思ったが、ファイル<名前を付けて保存を見ても、ファイル形式にPDFが表示されていない。HELPで検索するとアドインのインストールが必要の様である(標準で入れて欲しいものだ)。下記リンクからダウンロード出来る。インストール後、PDF形式が無事表示された。

2007 Microsoft Office プログラム用 Microsoft PDF/XPS 保存アドイン

後は、2007形式ツールバーに慣れていない方の為に、2003形式ツールバーに表示出来る無料ソフト(その代わり、広告が表示されるが)をインストール、OFFCEの画面で簡単に表示を切り替えられる。当人は2007表示でも問題無いとのことだが、私がマスター出来ないための予防処置です。

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昇圧・負電圧コンバータ製作

2008-11-30 14:26:39 | 家電修理

Img_5189_r Img_5190_r 電子サークル員の方から「MC34063A.pdf」をダウンロードを50個以上頂いたので、昇圧用と負電圧用DC/DCコンバータを作ってみた。

使用したコイルは、やはりサークル員から提供いただいたコア(仕様は不明)とポリウレタン銅線を捲ける分だけ捲いて使用。だからインダクタンスは不明。

回路はデータシート通り作ってみた。但し、電圧可変出来る様に、固定抵抗から半固定抵抗にしてみた。配線漏れが有ったものの、動作した。

昇圧型

Dcdcconv2入力電圧は3Vから対応(実測でも、ぴったり3Vからしか動作しなかった)。出力はVREFの1.25Vから18Vまで動作した。

左図実装配線図だと可変抵抗の回転方向と電圧上昇が逆ですので、もし製作される方は、逆に配線して下さい。

動作周波数設定用コンデンサ(CT)は指定が1500PFでしたが、可変してみた(容易に交換可能な様にICピンを使用)。

テーマである、単3×4本を充電することで、カットアンドトライしたところ47PFが、一番良かった。スペックのMAX発振周波数100kHzより高いが、動作してくれている。

心配なので、今後LCRメーターを作るか、購入して、インダクタンスを確認したいと思う。

負電圧型

入力電圧は4.5V以上、出力はVREFの-1.25Vから-15Vまで動作した。

動作周波数設定用コンデンサ(CT)は指定が1500PFでしたが、昇圧型と同じ47PFを使用。

このままでは出力スイッチングノイズが結構多いので、用途によってはデータシートの様にLCフィルタが必要だろう。

12/6 秋月で100μH/2Aインダクタ(25個以上40円/個)が入手出来たので、再度実験。CTを1000PFにすることで、負荷電流200mA以上でも安定動作することを確認した。

コメント (4)
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ニッパーのばね代用

2008-11-30 13:52:09 | おもちゃ病院

Img_5187_r ニッパーのばねが、どこか飛んでしまって見つからないので、作ってみた。

φ1.0mmのステンレス線をプラスドライバーシャフトに捲き付けてコイルばねを作る。このままでは外れるので、先端を延ばしてニッパー本体にロックタイで縛りつけて完成。

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