「型取りくん」によるギア複製は強度不足で不採用となったが、諦めきれず、アイデアを搾り出してみた。
方法は、ピニオンギアの歯の代わりにネジを10本使うというものだ。
写真は、失敗作で、穴あけが一部ずれているが、反対側の平ギアはうまくいった(最初φ1.0程度のドリルで穴あけ後、それをガイドにφ2.0ドリルで穴あけすると良い)ので、これに合わせれば問題無い。
「型取りくん」で複製した平ギア部分を使うことにして、ピニオンギア部分を切断する。(複製でなくても、元のギアを使って加工しても良い)
10歯でモジュール1.5なので、10×1.5=φ15mmがモジュール円になる。これを10等分した図面をCADで設計し、ギアに当てて穴あけ(φ2.0)する。
反対側の受けは手持ちの手頃な平ギア(φ25程度)を使うことにして、同様に穴あけする。
M2×20mmなべ子ネジを差込み、ナットでゆるく止める。そして反対側の平ギアを合わせてはめ込み、ネジを本締めする。更に緩まない様にロックタイトで固定する。
動作させるまでは半信半疑だったが、スムーズに廻って、負荷に対しても、遊びに来ている小2の孫に乗ってもらったが問題無い様だ。
発想の転換である。
元旦早々頭が冴えて気分が良い。