先日のブログに書いたが、時間が有ったので、更に調査してみた。
プリアンプL出力が0Vにならないのと、LRのレベル差が有るという症状です。
原因は負帰還回路に使われていた、先日交換したのとは別のカップリングコンデンサの漏れ電流だった様だ。
同じ容量のタンタルコンが無かったので1.5μFのセラミックコンに交換したら、0Vになった。
LRレベル差を調べて見ると、ボリュームの位置で変わる。
MAXでは0.3dB程度だが、9時の位置あたりでは1.5dBの差が出る。
また、BASS調整のボリュームも中点位置から左右に廻す時に、瞬断する。
経年変化でボリュームの変化カーブがずれたのかも知れない。
取り敢えず、接点復活スプレーを吹きかける。
これ以上は対処のしようが無いので、バランス調整のボリュームで合わせることにする。
もっとも、1.5dB位の差だと、聴感上は気にならない程度ですが。
LR信号をオシロで見て波形を重ね合わせると、50Hz以下はちょっと異なるが、それ以上は波形がぴったり合うので、特性は問題無さそうだ。
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以上の様に、特性確認が出来たので、中断していた5.1CHを再開。
本機はセンタースピーカー用に使用、リアスピーカー用には真空管式アンプ(A3300+KMQ60)を接続し、5.1CH対応DVDの洋画を視聴。
迫力あるサウンドを堪能した。