トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

電子工作サークル(第117回)

2012-09-02 15:30:00 | 修理

1.照明ON/OFFカウント
冷蔵庫開閉タイマーは無事動作したが、これを照明に応用出来ないかと提案があった。
照明が点いている累積時間とON回数をカウントしようというものだ。
照明のON/OFFは赤外線リモコンで行っているので、冷蔵庫の様にスイッチを付けるという方法は出来ず、検出をどうしようかということになり、明るさを検出方法がすぐに浮かんだが、これでは日中明るくなった場合点灯していると誤判断しやすいので、電源電流を検出してはどうかということになった。
一般のカレントトランスは捲き線の中心に測定する線を通す様になっているが、これだと既存照明器具の改造が必要になり芳しく無いので、ノイズフィルタ用割コアに検出捲き線を捲いて、電源線はパチンとはめ込む方法を考えることにした。JA7JQJさんに検出部の製作実績があるというので回路図をいただいた。また前述の方法についてネット検索してもらったら、世の中、やはり同じことを考える方がおり動画が配信されていた。ということは可能性大である。
ON/OFFの立ち上がり/立下り検出はロジックICで組むことにした。
2.aitendoキット
小学生兄弟の工作が完了したので、次のテーマに取り掛かるのだが、部品を集めている時間が無くて、以前aitendoから購入してあったキットの「電磁ブランコ」と「順次点灯LED」を作ってもらうことにした。
前回製作したaitendoの「デジタルクロックキット」が表示しなくなったというので、吉本先生にお願いしたが、原因が判らず次回持ち越し(パターンが弱いので、外力が掛かると断線しやすい)。
3.DC/DC-CONV
遠く、八潮から通ってくれている会員の方が、サークルで皆さんが製作した「実験用可変電圧スイッチング電源」を作りたいというので部品集めを行った。
4.電子オルゴール回路
同じ方が自宅で電子オルゴールの回路をブレッドボードで製作したが、電池ではちゃんとメロディーが出るのだが、実験用電源(これもシリーズレギュレータICを使った自作品)で動作させると雑音(カリカリ)だけでメロディーが出ず、電源-GND間にパスコン0.1uFを入れると、ちゃんとメロディが出るという現象なので見て欲しいと持って来た。
スピーカーから大きな音が出る様にSS8050(NPNトランジスタ)の電流増幅回路も一緒の基板に有る。
まずは、電源装置かと思い、出力波形(異常発振等)を見てみたが綺麗である。そこで、私が製作した3項の電源に交換してみたが、現象は変わらない。
スピーカーから影響しているかと、外して見たが、IC出力からはやはり信号(メロディの矩形波)が出ていない。トランジスタを外すと信号が出る様になる。
ボリューム回路が変わっていてB-E間にダイオード(カソードがB側)とボリューム(100Ω)がシリーズに入っている。ダイオードの方向を逆にしても変わらず。どうも原因が判らない。
おもちゃ病院で、電子音の出るおもちゃでモーターなども有る場合にはパスコンがしっかりしてないと誤動作するケースがあった。いずれにしても、入れるに越したことは無いが、原因を掴みたいところである。

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CA1000Ⅱ切替電子化(基板加工で大失態)

2012-09-02 11:37:00 | オーディオ

Img_2925_rImg_2926_r吉本ドクターに製作してもらった電子化基板を従来基板に載せるのに、絶縁スペーサー(L=10mm)を使うことにし、固定穴をマークしてドリル加工し易い様にオートポンチでポンチした。
その瞬間、基板の1/3あたりまで亀裂が!
基板の材質(紙フェノール)を全然考えていなかったことによる失態(失敗より悪い)だった。
しょうが無いので、亀裂にロックタイト460を流し込み、切れたパターン10箇所程度有った)のレジストを剥がし半田揚げで補修した(本来はスズメッキ細線で補強するところだが面倒くさい)。
ロータリースイッチとはコネクタ接続することにしたが、コネクタが高くぶつかるのでポストを斜めに曲げて対処。配線には接続が判りやすい様にカラーフラットケーブルを使用。大変な基板同士の配線接続がまだ残っている。

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