愛用スペアナ(アンリツMS2601)の電源スイッチを入れたら、直ぐにファンの回転音が消えて、内部から部品の焦げる臭いがしてきて、スキャン画面もスペアナには有り得ない矩形波になっていたので、すぐにOFFにした。
上カバーを外す。電源ユニットの外し方は英文サービスマニュアルが入手出来たので、これを見たが、外し方は読み取れない。現物は固定ネジ/金具を外し、上に引き上げるとプラグイン式で簡単に外せる。
更に、基板を接続している放熱フィン兼用金具を外し、分離する。
焦げ臭い所を鼻を効かせて探す。電解コンデンサ(2200uF/25V)の安全弁部が膨らんでいるのが有ったので外して見ると、基板接触部が焦げて
スペアナの動作確認として所有しているシグナルジェネレータ2種類(HP製3225と8657A)の出力(10MHz)を見てみたら、意外と高調波の違いが有ったので、報告する。
3255 1st:-2.88dBm 2nd:-56.6dBm 3rd:-52.3dBm
8657A 1st:-2.49dBm 2nd:-35.6dBm 3rd:-61.2dBm
8657Aは2ndが極端に大きいが3rdは小さいという結果だった。
但し、このジェネレータはどちらもオークションのジャンク扱い落札品なので、校正済み品が同じかは判らない。スペアナもジャンク品です。