トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

スペアナ電源のトラブルシュート

2012-09-15 16:14:00 | アマチュア無線

愛用スペアナ(アンリツMS2601)の電源スイッチを入れたら、直ぐにファンの回転音が消えて、内部から部品の焦げる臭いがしてきて、スキャン画面もスペアナには有り得ない矩形波になっていたので、すぐにOFFにした。

Img_3031_rImg_3028_rImg_3023_rImg_3024_rImg_3026_r上カバーを外す。電源ユニットの外し方は英文サービスマニュアルが入手出来たので、これを見たが、外し方は読み取れない。現物は固定ネジ/金具を外し、上に引き上げるとプラグイン式で簡単に外せる。
更に、基板を接続している放熱フィン兼用金具を外し、分離する。
Img_3021Img_3022_rImg_3027_rImg_3029_rImg_3030_rImg_3025_r焦げ臭い所を鼻を効かせて探す。電解コンデンサ(2200uF/25V)の安全弁部が膨らんでいるのが有ったので外して見ると、基板接触部が焦げてImg_3042_r_2Img_3033_r_2Ms2601pwrondojyosho_2



Img_3037_rImg_3038_rImg_3039_rImg_3040_rスペアナの動作確認として所有しているシグナルジェネレータ2種類(HP製3225と8657A)の出力(10MHz)を見てみたら、意外と高調波の違いが有ったので、報告する。
3255  1st:-2.88dBm 2nd:-56.6dBm 3rd:-52.3dBm 
8657A 1st:-2.49dBm 2nd:-35.6dBm 3rd:-61.2dBm 
8657Aは2ndが極端に大きいが3rdは小さいという結果だった。
但し、このジェネレータはどちらもオークションのジャンク扱い落札品なので、校正済み品が同じかは判らない。スペアナもジャンク品です。

コメント
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