トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

極東ラジコンRK04-12DSR修理

2016-07-04 10:11:26 | ラジコン

 以前、修理対応した方から、別のラジコンの修理依頼があった。
極東開発工業製のRK04-12DSRという機種で、送信機の電源ボタンを押してもLEDが点かず、受信機も動作しないという症状である。

送ってもらったが、やはり同じ症状なので、ケースを開けてみる。
基板は2段になっているが、ユニック等と異なり、差し込み式になっているので、確認し易い。

7.37MHzの水晶と8MHzの水晶(どちらもSMDタイプ)が使われており、7.37MHzの水晶は発振波形が観測されるが、8MHzの水晶は発振していない様なので、交換してみることにした。
しかしSMDタイプは、ランド4個にしっかり半田付けされており、外れないので、本体を破壊して、やっと外した。
手持ちのリードタイプの水晶と交換すると、電源ONでLEDが点灯する様になった(送信モジュールが外れた状態では点滅となる)。
上下基板の隙間は水晶の幅しか無いので、横にして絶縁テープを両面に貼って、さらにシリコン接着剤で固定する。

電波も429MHz帯で出ており、受信機での受信確認(受信LEDが点灯し、各リレー接点がONになる)も問題無かった。

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