先日のブログで、SSBの受信感度が悪い件を報告したが、それについて調べてみた。
まずは、日本特殊陶業(NTKK)製のセラミックフィルタLF-02Aを外して特性を見てみた。
測定系インピーダンスの違いが有るので、正しいとは限らないが、通過域のロスが16dBほどある。
ちなみに安価な京セラ製AM用455kHzセラフィルでは、ほとんどロスが無かった。
454.1kHzに中心があった。2kHzずれたところでは20dBほどのロスが出る。
ということで、ロスは大きいものの周波数特性的には、問題無さそうだ。
IF回路は3SK73Yが2段で、ゲインはともかく、オシロで入出力信号を観測すると増幅はしている様で、RFゲイン調整や、AGC回路、ダイオードスイッチも問題無さそうだ。
なので、IFアンプを入れてみることにした。
以前使ったことのあるNJM2137というもので、GB=200MHz、fT=40MHz(G=40dB時)と広帯域であり、455kHzでは特性表からG=40dBが確保出来、問題無く使えそうだ。
+-電源用なので単電源を1/2分圧して動作させる。増幅度は40dB(100倍)とし、多回転半固定抵抗で可変出来る様にした。
回路的には、現在のフィルタの代わりに、フィルタ+NJM2137アンプを入れた形だ。
電源は従来IFアンプの電源から引き出す(約7Vになっている)。
(回路図で出力負荷抵抗が漏れているので注意)
バラックで問題無く動作したので、CWフィルタスペースに基板を固定した。
FMよりも、感度が高くなり、現用で使用しているオリジナルのFT-726と、同じ局の交信を聞き比べても感度が上がって(10dB程度)いる。
やはり、サー音雑音が増加するが、交信の受信には、それほど影響なさそうだ。
昨年の9月にメインのディスクトップPCを交換した記事を書いたが、DELL製のOptiPlex 760という機種は、スリムのCD/DVDドライブを使用している。ところが、DVDに書き込もうとしたところ、ドライブを認識しない。
調べてみると、CD/DVD-ROMタイプの読み込み専用だった(オプション指定だとは思うが)。
仕方が無いので、外付けのUSBドライブを接続して都度行っていたが、面倒なので、書き込み可能なドライブに交換することにした。
インターフェースはS-ATAになっているので、一般的なノートブックに内蔵されているものでは合わない。
新品では、結構な値段がするので、ヤフオクで安価な中古品(TS-L633・DVDスーパーマルチ)を落札(900円)して交換する。
ベゼルは異なるので、交換する(はめ込みなので簡単)。
アダプタの金具をねじ3本で入れ替えて、簡単に交換完了。
電源再起動で、自動的にデバイスドライバを認識した。