【おもちゃ病院】
今日は5家族7点の修理依頼が有りました。
断線、スイッチ部接触不良、可動部のネジ締め過ぎが殆どで、仮面ライダーの剣は分解する部分がとうとう見つからず入院となりました。
【ドクター希望者参加】
また、おもちゃドクターをやってみたいと1名来られて、実際、簡単な修理等をしてもらいました。市内で、機械加工のお仕事をされているとのことで、次回より正式に参加してもらうことにしました。
【タダノラジコン修理依頼】
おもちゃの他に、埼玉県からタダノのラジコン修理依頼で見えました。わざわざ遠くから来てくれたのでお断りも出来ず診ることにしました。
電源が時々入らない(入るケースが少ない)という症状。
今、修理依頼されているラジコンと同じシリーズの様(RCS250?)で、回路や操作は似ている。但し、発振部分はモジュール化されていた。
3端子REGを交換したり、コネクタの接触を良くしたり、アクセルのボリューム(高級品を使っている)を外して回りを良くしたりしていると動き出すのだが、大丈夫かとネジを締めていったり、カバーを締め付けると動作しなくなるとかで、基板の反りによる接触不良が有りそうで、QFPの半田付けとか、いろんなところを半田(リードを温めて溶かす)していって7時頃ようやくネジを締めても安定して動作するようになった。
ドクターの皆さんも付き合ってくれました。
これとてCPU自体の動作不安定かも知れないので再発しそうな感じもするのですが。
【県民フェスタでおもちゃ病院】
来月10/6(土)と10/7(日)には学習センターで恒例となりました「県民フェスタ 地域の絆2012」が開催され、おもちゃ病院も臨時開院しますので、是非お出かけください。
【電子工作サークル予定変更】
このために、予定されていた10/7(日)の「電子工作サークル」は10/14(日)に延期します。
【おもちゃ病院】
今日は5家族7点の修理依頼が有りました。
断線、スイッチ部接触不良、可動部のネジ締め過ぎが殆どで、仮面ライダーの剣は分解する部分がとうとう見つからず入院となりました。
【ドクター希望者参加】
また、おもちゃドクターをやってみたいと1名来られて、実際、簡単な修理等をしてもらいました。市内で、機械加工のお仕事をされているとのことで、次回より正式に参加してもらうことにしました。
【県民フェスタでおもちゃ病院】
来月10/6(土)と10/7(日)には学習センターで恒例となりました「県民フェスタ 地域の絆2012」が開催され、おもちゃ病院も臨時開院しますので、是非お出かけください。
【電子工作サークル予定変更】
このために、予定されていた10/7(日)の「電子工作サークル」は10/14(日)に延期します。
他の依頼主からの同型機のアンテナを修理(付け替え)してスペアナで確認すると、232.8MHz(水晶表示の4倍らしい)に電波が確認されるが、その他の周波数には出ていない。ところが、電源スイッチを入れ直すと、今度は231.1MHzに電波が確認される。どうやら電源スイッチによるオルタネイト動作の様だ。発振回路の電圧もON/OFFを繰り返している。地元の「県西クレーンサービス」にも念のため確認したら、その様な動作だという。混信等が有る場合に切り替えるらしい。(最新機種では、自動サーチの機能がついているらしい)
オールバンドハンディレシーバーでもモニターしてみたが、ちゃんと変調されている様だ。
次に、電波の出ない送信機を見てみる。
3.3V出力3端子レギュレータは2個交換済み。
最初、電源LEDが点かない。アクセルレバーが少しでも引かれていてもONにならないシステムで、接続コネクタの接触だけでも影響する。ちゃんと差し込んだら電源LEDは点滅→点灯の正常動作になった。
だが電波は観測されない。
水晶はHC-49Uより2回りも小さいUM-1タイプか。63.128MHzと62.828MHz(NDK製)の表示。
シリコン接着剤で周辺部品とともに固められているが、シリコン自体柔軟性が有るので、落下等の衝撃で水晶本体にGが掛かりせん断力が働いたのかも知れない。
リード線が1個は両方共、もう1個は片方根元から断線していた。
水晶と基板の間には薄いシリコンらしい材質のシートが入っていた。
見ると残りのリード線の長さは0(ゼロ)か0.5mm以下なので接続は困難。
外して、発振回路は正常なのか、周波数は大幅に違うが、手持ちの40MHz帯水晶をパターンに差し込んで見る。
周波数が違うので、出力レベルは小さいのですがスペアナで受信が確認出来ましたので、発振回路は
問題無さそうで、単純に水晶リードの断線が原因だけかと判断。
サトー電気に、近い62.250MHzが有ったので注文。今日届いたら、これでも確認したいと思います。
電波が出ない原因は、どうやら水晶振動子のリード断線だけみたいだ。
水晶を入手する必要があるのだが、以前問合せしたことのある「三田電波」に確認してみた。
聞いて見ると、不良の現物を送っていただければ調査して見積り等を出してくれるとのことだった。
納期は2~3週間とのことなので、しばらく中断とする。
水晶振動子を正しくおつかいいただくために
【9/8】
62.250MHz水晶が届いたので2個共仮付けして、もう1台の動作品と電界強度をオールバンド/モード受信機で比較して見た。
動作品と比べるとSが1~2低いが周波数同調ズレによるものだろう、変調も確認出来たので、正規水晶待ちだ。
【9/10】
水晶メーカーで現物を送れば確認するということで、9/9発送。9/10PM早速電話が有り、発振するので壊れてはいないとのことで、この仕様で製造してもらう様、正式注文しました。
【変調方式は】
変調方法なのだが、左の波形は水晶の発振出力を見ている。
CH1が水晶のコールド側?でCH2がホット側になる。
デジタルオシロなので、データ0の時に波形がシフトしているかは判らない。
受信機で聞いて見ると、FSKで有ればFMモードで音声信号として出る筈だが、出ない。AMモードにするとカリカリ音が勢い良く聞える。
長年勤務していた会社でのことを思い出した。
設計したプリント基板で、うまく一発で動作すれば良いのだが、大抵は改造が入る。
方法としてはルーター等でパターンカットして、ジュンフロン線等でストラップする。
(製品に対するストラップ線本数制限に関しては顧客別の規格があり、これをオーバーすると、基板作り直しまたは、今回のみ特採で了解してもらうことになる)
このままでは、振動等でストラップ線が切れる危険性が有るので、基板に固定するのだが、当時はこれを使っていた。今でも販売されて一般に入手出来るので紹介しておく。但し、アマチュアには、ちょっと高価かも知れない。
ロックタイト瞬間接着剤443(TAKPAK)を基板とストラップ線の固定部分に垂らす。その上からアクセラレーター7452を垂らすことで瞬時に固まる。アクセラレーターは、この他の瞬間接着剤でも使用出来、硬化速度を早めることが出来る。
現在の会社でも用途が有りそうなので注文し入手した。
ナットと、ポリエチレンをステンレス板に付けて見た。
本来は難接着材料のポリエチレ ンだが、アクセラレーターを使うことで、しっかり接着した。
8/26(日)に、時間が出来たので、ブラっと恒例?の献血に行って来た。
つくばの献血ルームは自宅から車で40分位なので、ちょくちょく行くという訳にはいかない。
この時期に出かけると、いつも「つくば夏祭り」と偶然重なる。
行く時は、まだ路上での祭りが始まっていなかったので、通常のルートで駐車場(献血者は約3時間無料となる)に行き着いたが、帰りは交通規制のため大回りをして帰ってきた。
献血ルームのある中央公園の敷地では出店やイベントで人ごみがすごく、献血ルームも人がいっぱい。帰る頃は1時間経過していた。
相変わらず、献血の早さは、まだ衰えていない。
生化学検査の結果は「複数回献血クラブ」に登録しておくと、メールで通知が来て、ホームページから確認出来る。
さて、早朝ウォーキングの効果は出ているのだろうか?
標準値から少し外れたのは
総蛋白(TP)標準値6.5~8.2g/dLに対し6.3
グリコアルブミン(GA)標準値16.5%未満に対し16.5
前回より下がった(改善)数値を見ると
ALT(GTP)標準値5~45IU/Lに対し、過去4回は14~24だったが11に下がっている。
コレステロール(CHOL)標準値110~250mg/dLに対し、過去4回は187~210だったが175に下がっている。
と、良い結果が出ている様なので、運動は継続して、次回どうなるかが楽しみである。
先に報告した様にラジコンの修理が2台完了し、依頼主からも正常に動作したとの報告が有ったので、次の修理依頼に取り掛かった。
1台目が内部断線等で修理したものの最後には受信出来なくなり2台目を購入。これも使っているうちに到達距離が極端に短く(50cm程度)なったので見てもらえないかという内容で、2台目は到達距離は短いものの無いと不便なので、取り敢えず1台目の診断をすることで送ってもらった。
単三×4本用の専用電池ボックスは無いというので、外部から供給する。接続コネクタ(バッテリー用の2Pとスロットル用の3P)が無く直配線となっていたので、手持ちのユニットから2mmピッチコネクタを外して取り付ける。
電源ボタンを押すと、電源LEDが点滅していたが、その内に点滅もしなくなってしまった。
基板の、バッテリーから接続が行っている3端子レギュレータらしいチップIC(IC101,102)の出力電圧を測定すると断続している。
2個外して、手持ちのTO92タイプ3.3V用を取り付ける。
チップICは足の配列(0V/IN/OUTの様だ)が夫々逆になっているのが不思議だ。
JA7JQJさんに聞いて見ると、メーカーによってとか同じメーカーでも2種類存在するケースがあるらしい。
出力は3.3V連続して出る様になったが、電源LEDは点灯せず。この時のカスタムCPUらしいQFPのクロック用セラロック(1.84MHz)の発振波形を見ると、1.84MHzは出るものの断続信号になっている。また電源スイッチを離すと少し置いて停止してしまう。
今日、別の依頼主から修理依頼(グリップ部の折れとアンテナ破損で紛失)の製品が届き、これは偶然同じタイプなので比較してみた。部品実装は一緒で周波数表示が異なる(AとDのラベル)様だ。
これは、電源スイッチを押すと電源LEDが数秒点滅して点灯に変わる。但し、スロットルレバーを押した状態ではLEDが点滅も点灯もしない。(これが正常の動作らしい)
レギュレータらしいICの出力電圧を測定すると、IC102は3.2V、IC101は3.1V程度だが、安定しない。防湿用コーティングされているので、この接触不良かも知れない。
出勤の時間なので、朝はここまで、帰ってからまた調査再開予定。
【会社から帰ってから】
正常な方の3端子レギュレータらしき出力ピンにリード線を点けて電圧を測定すると3.3V近辺を示す。
どうやらどちらも3.3Vregであることは間違い無い様だ。・・・後日の調査では違っていた。
そこで、2mmピッチコネクタ(2Pと3P)を他の機器から外して、正規に接続してみたら正常に電源ONした。
原因はスロットルのコネクタ接触不良により、引かれた状態と検出、ONにならなかった様です。
でも、依頼内容どおり電波が出ない。(スペアナで確認)
変調用のデジタル信号は出ている。水晶も発振もしていない。
水晶が2個使われており、63.128と62.828MHzと表示。丁度300kHz離れており、動作原理が良く判らない。
周波数を見ようとシリコン接着剤を剥がしていたら水晶のリードが折れていた。これの修理が出来るか?
(0.5mm位残っている)大変だ。
【グリップ修理】
付け根部分の固定は、他に良い方法が浮かばないので同様に接着・固定することにしました。
ネジロックという空気が無いと固着する接着剤を塗布して挿し込み。すると密着している部分はくっつくはずです。次にプラリペアという、魔法の粉を使います。
固まるとプラスチックになると言うもので、液を塗布、次に粉を振り掛け。これを繰り返すことで隙間が埋まって
固着します。
アンテナはズバリの物が無く手持ちのロッドアンテナを使うことに。取り付け方法が異なるので、会社でタップ加工を行う。短縮時は本体に収まるが、弱い時はアンテナを伸ばすことになるので、使用上問題無いか依頼主に確認の結果、問題無いとの了解を得た。
但し、アンテナの変更は電界強度に影響し法規的にも問題の出る場合があるので、確認が必要です。
その後、以前お世話になった地元の「県西クレーンサービス」に電話で確認したら、アンテナ単体でも取り寄せ可能とのこと。但し価格は4000円程度するらしい。
依頼主にこの件を連絡したら、「足場材を扱っているので、多少荒くなったりする場合があるので、どちらかといえば、壊れにくい方を選んでいただきたいです!」との返事があったのでサービスに注文依頼したら、周波数(区分)によって製品が違うというので「D」であることを伝えた。
【9/9電圧再調査】
2個の形状が違う3端子REGの動作を見てみました。
IC102入力電圧3.8V以上で3.3V出力安定。3.2Vで電源LED点滅(バッテリー低下警報)
3.2V以上では動作する。3.0V以下では電源が入らない。
その時のもう1方のREG?IC101は3.0V出力になっており、3.3V用と0.3Vの電圧差で動作している感じで、電圧低下検出専用のICでは無いと思われる。(入力電圧に応じて出力が下がる)
2種類ある理由が見つからない。CPUの検出が3Vなのかも知れない。
3.0V出力のREGを探したら、共立エレショップで販売されているHT7330というのが有ったので注文した。
会社では未だにWindows2000を使用しており、ブラウザとしてはIE6(Windows2000はIE6より上に対応していない)が一番互換が良く早い。
しかし、タブが無いので、使いにくいのが難点だ。
Windows2000対応のメジャーなブラウザもあるのだが、互換性が悪かったり、一番は動作が遅いという点だ。
そこで、Windows2000対応で、見た目がほぼ一緒で、タブが使え動作も速いというのを検索したら、下記の2点が見つかった。
DonutRAPTはタブ形式で、タブは右クリックすると閉じる。
KIKIはサイドに「ページ」「お気に入り」「履歴」のタブが有り、「ページ」に呼び出したHPが表示される。
どちらもサクサク動いてくれる。CPUの負荷率を見ると、やはり少ない。
なので、自宅のWindows7-PCもインストールして使っている。
このブログもDonutRAPTで書いているが、問題無さそうだ。
タブブラウザ Donut RAPT
ウェブブラウザ KIKI
1.照明ON/OFFカウント
冷蔵庫開閉タイマーは無事動作したが、これを照明に応用出来ないかと提案があった。
照明が点いている累積時間とON回数をカウントしようというものだ。
照明のON/OFFは赤外線リモコンで行っているので、冷蔵庫の様にスイッチを付けるという方法は出来ず、検出をどうしようかということになり、明るさを検出方法がすぐに浮かんだが、これでは日中明るくなった場合点灯していると誤判断しやすいので、電源電流を検出してはどうかということになった。
一般のカレントトランスは捲き線の中心に測定する線を通す様になっているが、これだと既存照明器具の改造が必要になり芳しく無いので、ノイズフィルタ用割コアに検出捲き線を捲いて、電源線はパチンとはめ込む方法を考えることにした。JA7JQJさんに検出部の製作実績があるというので回路図をいただいた。また前述の方法についてネット検索してもらったら、世の中、やはり同じことを考える方がおり動画が配信されていた。ということは可能性大である。
ON/OFFの立ち上がり/立下り検出はロジックICで組むことにした。
2.aitendoキット
小学生兄弟の工作が完了したので、次のテーマに取り掛かるのだが、部品を集めている時間が無くて、以前aitendoから購入してあったキットの「電磁ブランコ」と「順次点灯LED」を作ってもらうことにした。
前回製作したaitendoの「デジタルクロックキット」が表示しなくなったというので、吉本先生にお願いしたが、原因が判らず次回持ち越し(パターンが弱いので、外力が掛かると断線しやすい)。
3.DC/DC-CONV
遠く、八潮から通ってくれている会員の方が、サークルで皆さんが製作した「実験用可変電圧スイッチング電源」を作りたいというので部品集めを行った。
4.電子オルゴール回路
同じ方が自宅で電子オルゴールの回路をブレッドボードで製作したが、電池ではちゃんとメロディーが出るのだが、実験用電源(これもシリーズレギュレータICを使った自作品)で動作させると雑音(カリカリ)だけでメロディーが出ず、電源-GND間にパスコン0.1uFを入れると、ちゃんとメロディが出るという現象なので見て欲しいと持って来た。
スピーカーから大きな音が出る様にSS8050(NPNトランジスタ)の電流増幅回路も一緒の基板に有る。
まずは、電源装置かと思い、出力波形(異常発振等)を見てみたが綺麗である。そこで、私が製作した3項の電源に交換してみたが、現象は変わらない。
スピーカーから影響しているかと、外して見たが、IC出力からはやはり信号(メロディの矩形波)が出ていない。トランジスタを外すと信号が出る様になる。
ボリューム回路が変わっていてB-E間にダイオード(カソードがB側)とボリューム(100Ω)がシリーズに入っている。ダイオードの方向を逆にしても変わらず。どうも原因が判らない。
おもちゃ病院で、電子音の出るおもちゃでモーターなども有る場合にはパスコンがしっかりしてないと誤動作するケースがあった。いずれにしても、入れるに越したことは無いが、原因を掴みたいところである。
吉本ドクターに製作してもらった電子化基板を従来基板に載せるのに、絶縁スペーサー(L=10mm)を使うことにし、固定穴をマークしてドリル加工し易い様にオートポンチでポンチした。
その瞬間、基板の1/3あたりまで亀裂が!
基板の材質(紙フェノール)を全然考えていなかったことによる失態(失敗より悪い)だった。
しょうが無いので、亀裂にロックタイト460を流し込み、切れたパターン10箇所程度有った)のレジストを剥がし半田揚げで補修した(本来はスズメッキ細線で補強するところだが面倒くさい)。
ロータリースイッチとはコネクタ接続することにしたが、コネクタが高くぶつかるのでポストを斜めに曲げて対処。配線には接続が判りやすい様にカラーフラットケーブルを使用。大変な基板同士の配線接続がまだ残っている。
また、違うUNICラジコン(RC-30)の修理に取り掛かった。
外に置きっぱなししたら水が入ったらしく、送信機のスイッチを操作しても受信出来ないという症状(電源インジケータは動作する)。
ハンディのオールバンドレシーバーでモニター(286.675MHz)するとキャリアは受信するが変調信号が聞こえない。
なので分解してみる。(いじり防止の特殊ネジが使われている)
ユニットはシールドカバーされており、上下カバーは枠カバーに半田付けされているので溶かして外す。水分が入る所は無いのだが、カバーは錆が見られた(長年の湿気かも知れない)。枠と基板のベタアースは内部で半田付けしてあるが、衝撃の影響かベタパターンが剥がれている場所が有り、別の場所のレジストを剥がし半田付けする。
オシロでデジタル信号が出ているか確認する。というのは、以前修理した同型機はクロック用水晶(2MHz)が壊れていたからである。今回のはちゃんと発振してるし、変調のドライブトランジスタ出力まではデジタル波形が観測されており問題無さそうだ。
発振用のトランジスタ(2SC1675)は前回の修理用で持っていたので交換したが変わらず。
使用トランジスタは
変調用:2SC458、水晶発振用:2SC1675、逓倍・送信出力用:2SC2026×2
次に発振周波数調整用と見られるトリマコンを回すと変調音が聞こえたりする。周囲のパターンに触ったりするとやはり同じ様な現象が見られる。しかし操作ボタンを戻すと、ある時間(数秒)は変調音が継続するものの、次に操作しても変調音が聞こえないという不思議な現象なのでja7jqjさんに聞いて見たら、「無線は学生時代にやっただけで、あまり詳しく無いが、トリマコンが導通してるのでは」と返事が有った。
早速、外して見ると変調音が正常に出る様になり、入れ直してもちゃんと動作する。
そこで、手持ちのトリマコンを仮付けして見て、動作するものを付けて見る。外したトリマコンの容量を測定すると130PF程度で回してもそれほど容量が変化しない。導通はしていない。原因は不明だが容量の増えたのが原因の様だ。正確なオールバンド受信機で受信しながらトリマーで周波数を合わせる。ja7jqjさんの推理が当たっていた。有難う御座います。
受信機の電源(+24V)を接続。先日の受信機とタイプは異なるがコネクタは同一で接続も同じ様なので、先日使ったコネクタで接続する。
アンテナは添付されていなかったので、144/430Hz用ホイップアンテナを接続し、物干しにマグネット付けする。全ての操作に対応してLED点灯するのが確認出来たので、ブザーを付けて距離を離して行く。アンテナ周波数とマッチングしないが、それでも20m以上届くのが確認出来た。
送信機ハンドルのモールドが折れていたので、おもちゃドクターの経験を生かし、ステンレス細線で接続後、接着剤を流し固定した。ホーン操作のボタンも付いていなかったので手持ちのボタンを差し込み組み直して最終動作確認。問題無いので返却して動作確認してもらうことにする。
尚、修理に関しては依頼者了解の上、自己責任ということでお願いしている。