国交省交渉で、夜間便の騒音規制について、「1970年代に今の環境基準を作ったときには、夜間便は飛んでいなかった」と松井教授が話された言葉にハッとしました。
増便により生じている騒音や安全の問題は、グローバル化による海外からの人や物の交流の増加による弊害を、日本の環境行政、航空行政の怠慢により、国民が直接うけていることを実感しました。 . . . 本文を読む
北海道大学松井教授の講演で、日本の騒音基準が1970年代のままであること。その後、WHOや欧州WHOが知見を重ね、夜間騒音が健康被害を与えることから騒音基準を変えてきたこと。にもかかわらず、日本の騒音基準は1970年代のまま見直されていないことが明らかになりました。結果、欧州はじめ、WHOの環境基準を採用している国であれば守られるはずの空港周辺に暮らす方たちの健康が見過ごされている可能性があります。 . . . 本文を読む
北海道大学松井利仁教授が日本の航空機騒音に関する環境行政の課題についてお話しくださいました。
ぜひ、動画をご覧ください。https://twitcasting.tv/jg1evh/movie/646820446?fbclid=IwAR3vN2pWl2i-0js4JTBjpPpCMF_2dfcjGn0U27g33q30lTRDp8xSy8Q-_IQ松井先生講演資料
驚いたのは、
①日本の騒音基 . . . 本文を読む
騒音の専門家
北海道大学教授 松井利仁先生が北海道からいらして講演してくださいます!
また、新飛行ルートの影響含めた航空機騒音の問題について、国交省、環境省から説明していただきます。
航空機含めた日本の騒音に関する環境行政の課題について知る良い機会です。 . . . 本文を読む
先日の大田区議会に、思ったよりうるさかったと言う、「今さら?」の報告がありました。沖合移転前の区民の声は忘れてしまったんでしょうか?それとも、国交省や航空業界ほかの声を鵜呑みにしちゃったんでしょうか?羽田新ルートに関わる騒音測定とアンケート結果の報告、騒音の専門家、北海道大学教授の松井利仁先生の講演を合わせて集会をします。井戸端会議ならぬネット端会議で中継もしますから、どこでも聴いていただけます。当事者の声を聴くことで見えてきた、リアルな生活騒音の実態や、長時間現地に居て測ってみてわかった、騒音の特徴や影響について、報告します。
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真上を飛ばないから大丈夫と議会と大田区が誘導してきた羽田の新ルートですが、アンケートを行っていますが、
・B滑走路南西離陸は在宅勤務できない、こどもが勉強できない、と言った声もありますし、ほかにも、
・夜間の騒音がうるさくなった
・今は減便しているが、これで元に戻ったらと思うと心配
という声が届いています。
どこをどう飛んでも、最初と最後は羽田空港なので、空港周辺がうるさくなるのは当然です。 . . . 本文を読む
羽田空港の新ルートが始まり、各地で騒音被害が広がっています。
騒音は単なる迷惑だけでなく、海外、特にWHOの基準を採用している地域では、騒音が健康に与える障害について広く認識されています。
そこで、騒音が与える影響についてアンケート調査を行っています。
羽田空港の騒音に悩まされている方は、ぜひ、ご協力をお願いします。
アンケートは主に羽田糀谷を対象にしていますが、新ルート下で騒音影響を受けている方も是非、ご協力ください。 . . . 本文を読む
羽田空港の新ルートは、コロナで減便でもやめないと言っていましたが、国内線のB777の南風時新経路運用時間帯のB滑走路西向き離陸について1便残して減便すると公表しました。
全便なくすことも可能だと思うのですが、あえて1便残したことの意味は何でしょうか。
同時に、現在のB滑走路南西離陸便の内訳がわかり、各時間帯18~20便×3時間のうち国際線が8便あることが明らかになりました。燃料を多く積みこむ重量の重い、したがって騒音影響が大きくなる国際便を(A滑走路南向き離陸ではなく)、B滑走路南西離陸させているということです。 . . . 本文を読む
第1回 羽田新経路の固定化回避に係る技術的方策検討会
の議事録を読むと、
🔴直近では騒音軽減だが、将来を見据え効率的な空域・航空路を実現 🔴管制空域の再編によりルート設定を柔軟に と言ったことを発言しています。
特に、管制空域の再編によりルート設定を柔軟に
ポイントだと思います。
やっぱりどこでも柔軟に飛べるようにしようとしてるのですね。
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科学ジャーナル「Environmental Health Perspectives」の4月2日に掲載された論文は、航空機の排気により、早産のリスクが高まると指摘しています。飛行場の風下における超微粒子曝露は、人口が密集した住宅地域に広範な影響を及ぼす可能性があり、空港の立地や飛行機の飛び方など今後の航空行政が配慮すべき問題だと思います。騒音、落下物、大気汚染、航空機そのもののアクシデントなど指摘される羽田空港の新ルートですが、大気汚染がもたらす深刻な影響の一つが明らかになったと言えます。 論文の和訳を掲載します。翻訳は、奈須りえサポーターズのボランティアスタッフが行ったものです。Meiumの許諾を得て掲載しています。 . . . 本文を読む
航空機の大型化で、騒音と飛行機事故に悩んできた大田区民にとって、羽田空港は、騒音とともに沖合に移転しましたが、東京都や国はこれを沖合展開とよんでいます。
区民からみた羽田空港の沖合移転事業と、都や国からみた沖合展開事業とは、同床異夢、異なる目的があったのではないかと感じています。
確かに、内陸飛行を原則やめることで騒音問題を抜本的に解決できた一方で、D滑走路新設と、C、B滑走路の整備により、空港面積は、408ヘクタールから約1,000ヘクタールと倍以上になっています。 . . . 本文を読む
羽田空港の新飛行ルートの固定化回避について国が
羽田新ルートは、騒音負担の平準化から導入したが、
自治体からルートを固定化させないよう要望が出ているので検討する
と説明しはじめました。
他自治体で首長や議会などが触れてきた【負担の平準化】と【固定化させない】議論は、大田区で行われてきませんでした。離発着は大田区ですから、増便すれば、どう飛んでも大田区の負担が大きくなることを避けることが出来ないからです。 . . . 本文を読む
科学ジャーナル「Environmental Health Perspectives」の4月2日に掲載された論文は、航空機の排気が早産の病因的役割を果たしていことを明らかにしています。飛行場の風下における超微粒子曝露はよく起きることで、人口が密集した住宅地域に広範な影響を及ぼす可能性があるため、今回の発見は、公衆衛生上の問題である、と指摘しています。論文の和訳を掲載します。翻訳は、奈須りえサポーターズのボランティアスタッフが行ったものです。 . . . 本文を読む