
根生葉を馬のヒズメに見立てウマノアシガタと言う、がどう見ても馬の脚には見えない
別名はキンポウゲ、キンポウゲは本来はこのウマノアシガタの八重咲を指したもの
キンポウゲ科の山野の日当たりの良いところに生える多年草
茎は上部で分枝し先に花を付ける
茎や葉柄には白い開出毛が多い
根生葉は長い柄があり、掌状に3~5裂し裂片はさらに浅く裂ける
花は4~5月に咲く
花は2cmほど、花弁は5個で黄色く光沢があって美しい
花弁に強い光沢があるのは、花弁がでんぷん粒を含み、表面にクチクラがあるからと言われている
キンポウゲ科の植物はトリカブトの仲間をはじめアルカロイドを含み有毒のものが多いが、薬用に利用されているものもある
ウマノアシガタには、ラヌンクリンと言う配糖体が含まれ、食べると胃の粘膜を壊し出血するほか、皮膚につくと水疱や炎症を起こす
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