トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

カルガモ親子の行列

2010-06-15 | 野鳥
この時期鳥たちは子育てに大童
カルガモ親子が行列で引越しでしょうか お散歩でしょうか
数えたら子供は10羽でした
カラスにやられてこんなに多くは育たない場合が多いのだがおかあさん頑張ったのかな

カモの仲間はほとんどが北の方へ渡ってから繁殖する
カルガモは都心でも子育てが見られる数少ないカモです

ウスヒラタケ

2010-06-14 | キノコ
ヒラタケは「シメジ」の名で売られている優秀な食品
ウスヒラタケは似ていて食べられるが小型で肉は薄く色も淡い

春~秋 広葉樹の倒木や枯れ木に重なり合って生えていることがある

アミガサタケ

2010-06-13 | キノコ
頭部が編み笠のようになった変わった形で人気が高い
頭部は柄と一体化しており中は中空
春先のキノコで近くの霊園で出会った

欧米では好んで食用にするが 生で食べると中毒する

アイバシロハツ

2010-06-12 | キノコ
シロハツと言って夏から秋にかけて林内の地上に見られる
表面は艶や粘性は無くて白色だが
ひだが全体に青みを帯び密なものは アイバシロハツと言って区別される

一見キノコらしいキノコで食べられそうだが食用価値は無い

ニクコウヤクタケ

2010-06-11 | キノコ
肉色の膏薬を貼ったような感じから来ている名前のようだ
クスノキ生木で時折見かけるこれでも キノコ

菌糸は有刺糸状体でトゲトゲ
クスノキはかっては樟脳の材料で抗菌 防虫能力が高いと言われているが
菌に取り付かれ虫に葉を食べられる なんと自然界の懐の深さよ

コフキサルノコシカケ

2010-06-10 | キノコ
20cmもある大きなコフキサルノコシカケを見つけた
傘肉は褐色で繊維状コルク質 触るとすこしふわふわした感じ

広葉樹にしっかり付いており剥がすのは結構大変

最近キノコの世界では遺伝子により分類の見直しがあり 科が変わったり無くなったり
名前が変わる事もあるらしい
コフキサルノコシカケも名前が変わったと聞いたような気がする

もんしろちょう

2010-06-09 | 虫類
トンボはシオカラトンボ ムギワラトンボ
蝶と言えばモンシロチョウ モンキチョウだった

昔から居たのどうか 最近はコシアキトンボとか スジグロシロチョウなどが多くて戸惑う

白蝶々飛び去り何か失ひし  橋本多佳子

ウスバカゲロウ

2010-06-08 | 虫類
羽を広げたところはトンボに似ているが 止まる時は羽が畳まれる
ガやアブラムシなどの小昆虫が食べ物の肉食性

子供の頃にウスバカ ゲロウなどと誰彼無く囃し立てたものである

幼虫はアリジゴクと言う名前で知られている
乾いた場所にすりばち状の巣を作り落ちてきたアリなどの小昆虫を捕まえて体液を吸う
このアリジゴクには肛門が無く排泄物は全て羽化するときまで溜め込んでいる

クモの子

2010-06-07 | 虫類
クモが卵から孵って右往左往していた
目の子勘定で300匹近くはいる

虫はそれぞれかなり違っており特徴的だが中でもクモは他の虫と比べてかなり変わっている
クモの話をすると話は尽きない

先ず 糸を使って生活している 
クモの中の6割は網を張り(造網性)住居を作り定住する
網は60種類も有りその張り方が色々で面白い
4割は網を張らない徘徊性で脱皮 越冬 産卵の時に住居を作る

造網性のクモは脚の背面に生えている聴毛など網の振動に対する感覚が発達している
徘徊性のクモは視覚が発達している
眼は6~8個の単眼がある 
拡大写真で見ると宇宙人はこんな顔じゃなかろうか と言うような眼と顔だ

アカイロマルノミハムシ

2010-06-06 | 虫類
綺麗な赤い色でまん丸な虫が居た アカイロマルノミハムシ
後ろ足が発達しておりノミのように危なくなるとピョンピョン撥ねる
アザミ類によく居る 大きさは3.5mm

ノミハムシ類の幼虫は葉の葉肉に食い入る潜葉虫

マダラガガンボ

2010-06-05 | 虫類
大型の蚊 と言った感じの姿 4cmはあっただろうか 日本最大級のガガンボ

ハエ目(双翅目)カ亜目(長角亜目)ガガンボ科だからカに近い仲間 でも刺すことはない

ガガンボのボは母で カのお母さんと言う意味らしい

幼虫は植物の根を食べる為 時に害虫とされている

エゴツルクビオトシブミ

2010-06-04 | 虫類
          

          

オトシブミ 雅な郷愁をそそるような言葉

エゴノキに揺籃がぶら下がっていた

写真はオスで首がとても長い体長の半分近い 体長は8mmほど

メスが揺籃を作るので首は短い      
先ずエゴノキの葉に切込みを入れ 葉の下の方に卵を産みつけて巻き 切り跡がJ字型になる揺籃を作る ほぼ1時間掛かる
 
いろいろ手順が見事で見ていて飽きない            

アオジ

2010-06-03 | 野鳥
草原の林の入り口で のんびりと囀っていた

アオジと言うが青くは無い
黄色に少し緑が掛かった色合い
「ジ」は奈良時代のホオジロ類の古名「しとと」から来ている

秋冬は市街地の公園などでもチッ チッと一声ずつ区切って鳴き目にすることも多い
春からは少し高い山(1000m位)に移動して繁殖する


キビタキ

2010-06-02 | 野鳥
夏鳥と言えばキビタキ オオルリがすぐ頭に浮かぶ
姿 鳴き声が美しい鳥で5月の新緑の森で見るキビタキはさわやかに映えて絶品だ

夏鳥として全国に渡来し 山地の広葉樹林にすむ
渡りの時期には市街地にも姿を見せる
近くの霊園で墓石の上のキビタキを見たことがある

木の中ほどに止まり飛んでいる昆虫を飛び立って捕らえる
英名はNarcissus Flycatcher で海の向こうでもその姿の良さが評価されているようだ


ゴジュウカラ

2010-06-01 | 野鳥
今日から6月 衣替え ではあるがここのところの寒かった事
冬物を引っ張り出して羽織っていた

先ずは人生ゴジュウカラ 等とオジン駄洒落
フィフィフィと高い声で囀る
樹幹を逆さになって下向きに降りられる唯一の鳥

九州以北に留鳥として分布し 本州中部では1000m位の山地の落葉広葉樹林に多い
体長13.5cmほぼスズメ大
キツツキの古巣などに営巣し入り口が大きいと泥で塞いで小さくして使う

むずかしやどれが四十雀五十雀  (一茶)