いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

リニュ-・デモクラシー  re-new democracy

2009-09-12 19:58:27 | 日記
 「人間」たるものと、意気がってもいけない。間違い(意図のない勘違いもある)
もあれば、その原因を究明、検証して(意図的なものなら、immediacy)、反省して、
再発防止を広く意思表示する。この謙虚なプロセスの情報公開こそが、人間の価
値、信頼を取り戻して、尊厳のある再出発を認められる。

 「自由」民主党。長年、日本の国政を担って、政権運営をしていた政党が、この
ほど「自由」の抜けた、「民主党」に政権を渡すことになる。国民の圧倒的な意思
である。

 ここに至る、「自由」民主党の二代続けての首相の政権投げ出しの無責任とさら
に人気取りだけの選挙向けの、「自由」気ままな、国民の意思、選択を無視した、
後任首相選びで、政権の混迷を招き、当然のごとく、風上にもおけない「自由」て
いたらくの無軌道ぶり、コントロールの利かない政権運営をさらして、選挙前から
決まっていたような結果を、ただ確認しただけの選挙で、自ら「自由」を手放した。

 この間、間違いをおかした「自由」民主党の責任者は、いつのまにか国会の闇の
中に引きこもり(埋没して)、一度も国民の前で反省も、再発防止の情報公開もせ
ずに、こともあろうに(報道によると)、懇意なのを「自由」にとって、当の政権の責任
者に進言なんかしていた。

 そして、今回、勢力が3分の1に衰退しての再出発にあたっても、一度は反省会
議の公開を拒絶したり、聞こえてくるのは、きっぱり拒絶された旧態然とした「自
由」のない、「自由」気ままな既得権主義に沿った発言ばかりが目につく。
 再出発とは、拒否されたものに、きっぱり決着をつけて、国民の信頼を取り戻す
作業だ。

 もう、「自由」民主党には、利益誘導、既得権によるハイリターンはない。根底
から「自由」で「民主」的な政党基盤の再構築が求められている。
 間違いの原因究明、検証、反省、再発防止による良心的な再出発を国民の前
に、謙虚なプロセスの中で、すべて情報公開し、認知され、始まる。

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