いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

高年令化層の社会再生パワー  revived power

2009-09-21 20:20:32 | 日記
 統計上、高年令者とは65才以上を示して、全人口の女性は25%を超えて、4人に
ひとり、男性は20%弱と、5人にひとりを占める、日本はいわずと知れた高年令化社
会をすでに迎えたか、目前。

 長らく日本の社会基盤を、経済、財政で支えてきた層で、未来社会への先行投資
(preceding investment)もしてきた代表世代だ。
 この世代が高年令化を迎えた次世代の社会基盤のふさわしい整備、負担、責任に
ついて、すでに随分と以前から予見されていたにもかかわらず、政治の対応には、
明確なビジョン(vision)、スキーム(scheme)もない。

 次世代への投資も含めて、負担してきた年金の支給はどんどん先送りされたあげ
くに、実態もわからないような不真面目な管理体制があきらかになって、これまで
の社会貢献に対する費用対効果のない、未来がみえる。

 平均寿命も、男女ともに80才前後と伸びて、生活基盤の安定に、できるだけの
整備を促進したい。
 たとえば、交通運賃の無料化を、行政主導で多種類機関に多様に進めて、高年
令者の日常生活の移動を効率的、効果的に促進する。

 交通機関としては、特に高年令者が増えたといっても、移送に経常経費の負担が
特別にかかわるわけでもなく、サービス強化による社会的使命、信頼という付加価
値、ステータスの確保のほうが意義は大きい。

 また、交通機関とタイアップした、商業エリア、エンターテイメントでの経済効果の
ほうが見込まれて、消費意欲の促進という付加価値もある。
 高年令者層への、遅れている社会資本整備と、生活環境整備を促進して、社会
活力を創造する政策整備が必要だ。

 大量輸送の「各種交通機関」、「教育(選考による限定)」と、経常経費にかか
る負担の増加もない分野での積極的な高年令者の無料化を促進したい。
 経常経費の負担増加のともなわない分野でのサービス強化は、即時的に積極
的に無料化を進めたい。

 社会資本、基盤整備にタイアップする高年令化社会の能力、活力は、大きな社
会再生パワーとなるはずだ。

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