いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

たくましさと軽さと。  strong-minded and rashness

2010-07-12 20:10:25 | 日記
 (1)政治が「軽い」と言ったけれど、それは日本人が「軽い」ということ。08年3名のノーベル
賞受賞と今年ワールド杯サッカーの初めての海外開催で日本代表のベスト16の活躍で日本
人も十分に世界に通用する資質を示したけれど、それは特異なものであった。政治は、余り
にいいかげんだ。
 
 と思っていたら、日本の女性で初めて国内定期路線のパイロット機長の資格を取得した。
身長が不足して、航空大学校への入学もかなわずに単身、米国に留学してパイロット資格を
取得して、帰国後もアルバイトをしての巡ってきた航空会社の公募に合格。

 副操縦士の経験を経て、国の機長審査を合格しての達成。日本女性の高い計画性、克服
力、打開力、実行力を見た。
 新幹線、電車の運転士も含めて運輸、交通部門での女性の進出が遅れている。体力面
(physical strength)のハンディが、資格基準の入口の段階にあって、チャンスも少ない環境
がある。

 不特定多数の人命の安全を守るという大前提の、一瞬の勇気、責任感、実行力に体躯、体
力面での裏付けを求められるという、少々時代遅れの旧態とした理念が存在して女性の進出
をはばんでいる。
 いつの時代にも、体力面でのハンディにかかわらず旺盛な気力、勇気、責任感、実行力の
有する「たくましい(strong-minded)」女性は存在することを、今回も実証してみせた。

 いくらなんでも、もう古来の古い既得権とか既成概念をすべて破棄して、男性、女性の区別
もなく、相互に権利、責任を分担する男女共同参画の社会が、広く実現されなければならない。
日本総人口の過半数は女性で占められている。

 (2)そこで、政治が軽い。余りにいいかげんだ。昨日の参院選で、政権党の民主党が大敗
し、参院第2党になった。
 政治とは、「未来」がどうあるべきかのために、「今、現在」をどうするのかの理論、理念(theory)
が求められる。

 4年間(衆院任期中)は消費税を見直さず、ムダ削減で財源を確保するといっていた民主
党政権が、首相交代の参院選でその首相が「唐突」に消費税増税論議を展開して、国民があ
きれかえった。その民主党の自業自得の結果だ。

 財政再建は政治の命題ではあるが、まず、それを推進するプロセス、理論、理念の展開が
重要課題だ。首相自ら、論議の展開が「唐突だった。」と反省しているようだが、論議の展開
の前にその程度のことも分からない首相らしい。

 首相は、消費税増税論議が敗因と認め、「もっと慎重にしっかりとした議論を進める、丁寧
な扱いを国民が求めた」と反省。今更ながら、見くびられた国民も不幸なら、とても不幸な首
相だ。国民から教えられるのは当然の帰結だった。余りに、政治が、首相が軽い。

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