(1)11年度の予算編成(概算要求基準)に向けて、昨年本格的政権交代を果たした公約
もマニフェスト実現のための財源確保にまったく目途がつかない情勢の中で、民主党は参
院選敗北の総括とか言って責任論ばかりの党内権力闘争を自ら演出して表面化させた。
参院選に向けて交代した首相を党内一丸となって支えることもできずに、その首相も党内
パワー(議員)を無視して、ひとりよがりの選挙で突っ走り、政権政党の「体」をなしていない。
長期自民党政権から国民の圧倒的支持(10か月前当時のこと)で本格的政権交代を果た
した民主党政権の理念、理想は別にして、政権政党としてすぐに成熟した政治運営を期待す
るのも苛酷か。
パラドックス(paradox)として、党内一丸となって遮二無二(desperately)に掲げた理念、理
想政治に向かって国民の期待を「エンジン(engine)」に突っ走る「ひたむきさ(single-minded)」
を示せば、どうにも「格好のつく」時期でもあるはずだ。
民主党は、実のない「格好つけ」すぎだ。反省会の議員総会でも、かっての国民に拒否さ
れた自民党時代そのままの党内権力闘争あらわで、あろうことか、民主党内で最も自民党的
体質(政治とカネ)を持ち国民の85%が復帰を望まない前幹事長への気兼ね、影響力まで
取り沙汰される不透明感、有り様ではまったく情けない。
議員定数、報酬削減を実現(ねじれ国会で成立困難なら、提案そのまま)して、環境整備
のうえ、国民からの「差し戻し審判(選挙)」で政策エンジンをリセットして、「ひたむき」に「遮
二無二」に政治の正道を進むのがいいだろう。
(2)予算、政策の財源問題で消費税(consumption tax)増税とか環境税(environment tax)
導入とかの論議を、世間は連日のように伝える。
結果として、取れるところからは確実にと、そういうところに話はいくのかもしれないけれど、
議員報酬の日割り計算問題は得意の先送りで、身銭も切れない政治がどうして国家予算の
累積赤字900兆円になろうとする政治になったのかの情報開示(disclosure)、説明責任
(accountability)がどこからも、政治責任の誰からも聞かれずに、反省もなく消費税増税
論議だ。
不況時代にすべてが当事者の責任でもないだろうが、09年の法人税、消費税の滞納が
数千億円と言われている。
デフレ経済、消費低迷の中で消費者の支払った税金が、そのまま国に納税されない実態が
ある。
取りやすく、効果のある国民に税負担を強いる前に、公平で公正な財政バランスのための
環境整備をする分野はいくつもある。政治が正しくどこに目を向けるかだ。
もマニフェスト実現のための財源確保にまったく目途がつかない情勢の中で、民主党は参
院選敗北の総括とか言って責任論ばかりの党内権力闘争を自ら演出して表面化させた。
参院選に向けて交代した首相を党内一丸となって支えることもできずに、その首相も党内
パワー(議員)を無視して、ひとりよがりの選挙で突っ走り、政権政党の「体」をなしていない。
長期自民党政権から国民の圧倒的支持(10か月前当時のこと)で本格的政権交代を果た
した民主党政権の理念、理想は別にして、政権政党としてすぐに成熟した政治運営を期待す
るのも苛酷か。
パラドックス(paradox)として、党内一丸となって遮二無二(desperately)に掲げた理念、理
想政治に向かって国民の期待を「エンジン(engine)」に突っ走る「ひたむきさ(single-minded)」
を示せば、どうにも「格好のつく」時期でもあるはずだ。
民主党は、実のない「格好つけ」すぎだ。反省会の議員総会でも、かっての国民に拒否さ
れた自民党時代そのままの党内権力闘争あらわで、あろうことか、民主党内で最も自民党的
体質(政治とカネ)を持ち国民の85%が復帰を望まない前幹事長への気兼ね、影響力まで
取り沙汰される不透明感、有り様ではまったく情けない。
議員定数、報酬削減を実現(ねじれ国会で成立困難なら、提案そのまま)して、環境整備
のうえ、国民からの「差し戻し審判(選挙)」で政策エンジンをリセットして、「ひたむき」に「遮
二無二」に政治の正道を進むのがいいだろう。
(2)予算、政策の財源問題で消費税(consumption tax)増税とか環境税(environment tax)
導入とかの論議を、世間は連日のように伝える。
結果として、取れるところからは確実にと、そういうところに話はいくのかもしれないけれど、
議員報酬の日割り計算問題は得意の先送りで、身銭も切れない政治がどうして国家予算の
累積赤字900兆円になろうとする政治になったのかの情報開示(disclosure)、説明責任
(accountability)がどこからも、政治責任の誰からも聞かれずに、反省もなく消費税増税
論議だ。
不況時代にすべてが当事者の責任でもないだろうが、09年の法人税、消費税の滞納が
数千億円と言われている。
デフレ経済、消費低迷の中で消費者の支払った税金が、そのまま国に納税されない実態が
ある。
取りやすく、効果のある国民に税負担を強いる前に、公平で公正な財政バランスのための
環境整備をする分野はいくつもある。政治が正しくどこに目を向けるかだ。