今月の7日、eastern youthのライブを観ました。
今年、
イースタンのライブは3月、7月、9月と観てる訳なんですが
どれも対バンだったのでワンマンに関しては12月にして今年初めてでしたね
個人的に、
12月に「今年初」って付くとなんだか嬉しいですね笑
嬉しいと言えば、
このライブ整理番号が17番と1000人以上入るキャパのライブハウスにしては
破格の番号でしたので生まれて初めてイースタンのライブで最前取れました(!)。
ギュウギュウの大ハコで最前ってのは正直かなり気持ちが良いですね
その分、
モッシュによる圧迫もありましたけどね笑
でもそれさえも良い思い出でございました
以下。
一曲目から名曲「夏の日の午後」で観客のテンションも爆上がり。
早速の「oi!oi!」コールからのモッシュの波でのっけから大盛況!
サビのメロディの美しさもさる事ながら、
間奏の田森さんの緩急の効いたドラミングがまた絶妙だった
この日は最前だったからか、よりリズム隊のサウンドが耳に残りやすかった気もする。
重厚なギターサウンドで聴かせた「砂塵の彼方へ」、終わり際の歌唱もキマっている中、
笑顔も印象的だった「細やかな願い」
クリスマスの季節にも似合うポップ感のある素敵な一曲
この曲は向井秀徳との弾き語り2マンの時にアンコールで披露していて、
それもあってこの日組み込んだんじゃねえかな、と感じた
そこから、
ドライブ感溢れるベースにも魅せられた「今日も続いてゆく」
現時点での最新作のナンバーを持ってくるのもバンドとしての矜持を感じさせる。
この曲は、
最後のサビで思い切り叩き付けられる
「俺たちの現実は今日も続いてゆく」というフレーズ
毎回これを聴くのがとても堪らない。
その「現実」というのは決して良い事ばかりではないだろう
ままならない現状やどうしようもない無力感…それ含めて"今日も続いていく"
その中を生きてゆく。そんなフレーズにとてつもなくグッと来る。
みんな歯を食いしばって今を生きている。
そこから、
情熱的なギターソロにもウットリした「サンセットマン」
「耐え切れない涙を 笑う奴等に負けないでくれ」というフレーズが胸を打つ。
そして、
サビの観客を包み込む様な歌声も…
ギターフレーズの格好良さに夢中になった「炎上する幸福」
「子供が指さして俺を笑ったぜ」って歌詞がまた切なかった。
観客のシンガロングもアツかった「踵鳴る」
管理人もヘドバンで応戦!
改めて聴くと、
サビのメロディラインがとてもフレッシュで
当時は真新しさのような感覚と共に聴いてたのを思い出したりした。
曲間の口笛がえらい達者に感じた「夜がまた来る」
この日、
結構レアな曲演ってるなぁ。と振り返ると感じますね
荘厳なロッカバラードで真っ青な照明がまた印象的でした。
「俺にとってギターってのは(格好付ける)そういう道具じゃねぇ。」と語り、
鳴らされた「青すぎる空」がまたものっそい盛り上がった
この曲も、
田森さんのドラムが終始鮮やかで、
太鼓で溜めてからのシンバル打ち鳴らす構成がまた聴いててテンション上がった
サビでエモーショナルな歌唱を存分に叩き付けた「素晴らしい世界」、
疾走感溢れる抜けの良いロックナンバー「ズッコケ問答」とガンガンぶっ放していく
雄大なアンサンブルで聴かせる「雨曝しなら濡れるがいいさ」は洗練された格好良さを感じた
また、
ドライブ感たっぷりのベースに
サビのエモーショナルなドラムにも心酔しましたね。
MCで、
「今はすぐ炎上する」
「だから何も言えねぇ」
「袋叩きの集団リンチ」と語り(正確ではなく、ニュアンス)、
「そうだろー!」の観客も呼応したシンガロングも胸熱だった「ソンゲントジユウ」
更に、
ベースの村岡ゆかさんの誕生日が前日だった〜という情報から
多幸感の中で鳴らされた「荒野に針路を取れ」など、
イースタンの名曲をガンガン鳴らす流れに堪らなさを感じていましたね。
中でも、
誰にも褒められない中で
懸命に働いている時間を彷彿してしまう「沸点36℃」の熱量は凄まじかった
間奏がまたスリリングな雰囲気で良かったし、サビの絶唱の連発にも胸がグッと来る
個人的に、
「嘘と真実と風の中で悪あがきを続ける」ってトコがこの日は一番心に残りました
日々を踏ん張る熱量を聴き手に授けてくれる…そんな気がしました
ライブはクライマックスへ。
泣きのギターフレーズにも感化された「夜明けの歌」
「生きてる」の連呼に感情を揺さぶられた「街の底」
この曲では、
ギターをスタンドに押し付けて
マイクスタンドでギターを弾く離れ業も披露していました
そしてめちゃくちゃアツかった。
そんな、
熱情にまみれた吉野さんを
力強く支えるリズム隊のバシッとした演奏がまた素晴らしかったです
eastern youthの顔は吉野さんだと思うけど、やっぱりバンドとして格好良いな。と
最前列であのアンサンブルを真正面から浴びて改めてそう感じたのでした
田森さんの緩急を生かしたドラミング、
村岡さんのドライブしつつ時に歌うベース・・・
実に最高でした。
アンコールでは、
聴き手を焦がすかの様なギターサウンドを見せつけた「街はふるさと」
そして、
勇ましく鳴らし切った「DON QUIJOTE」をダブルアンコールで披露して終了。
「明日はきっと晴れる。俺には判る。」そんなフレーズを激情と共に歌い切ってステージを去る
そんな相様は痺れるくらいにカッコ良かったですね。
そこに至るまで哀しみ滲む歌も歌ってただけに、
余計にその力強い言葉の一つ一つが胸に刺さる様な出来栄えでした。
この日も最高にカッコ良いロックンロールバンドでした
ありがとうございました!!!
1.夏の日の午後
2.砂塵の彼方へ
3.細やかな願い
4.今日も続いてゆく
5.サンセットマン
6.炎上する幸福
7.踵鳴る
8.夜がまた来る
9.青すぎる空
10.素晴らしい世界
11.ズッコケ問答
12.雨曝しなら濡れるがいいさ
13.ソンゲントジユウ
14.時計台の鐘
15.荒野に針路を取れ
16.沸点36℃
17.夜明けの歌
18.街の底
19.街はふるさと
20.DON QUIJOTE
精神状態が悪い中、
無理矢理自分を奮い立たせて書きました
書けたのも、この日のイースタンのライブで心に残った言葉を反芻してたから。
だから、ライブってのは、その瞬間だけじゃなくて、ずっと支えてくれるもんなんだよなぁ。
などと、改めて感じたりしたのでした。来年もイースタンのライブ観に行くどー。