
今月の2日に眉村ちあきのライブを柏で観ました。
この「うふふ」のツアーに参加するのは1月の横浜ぶり2回目でした
個人的に結構関東ちょこちょこ回ってくれてるので、
この日を含めて3度参加予定があります
尚、
前回のレポ↓
眉村ちあき「Tour あはは いひひ うふふ えへへ おほほ」@横浜BAYSIS 25.1.25
この日のライブが、
えらい良かったんですよ
ベイシスに参ったのが10年以上ぶりだった懐かしさ嬉しさも加味して、
ツアー序盤にして極まってる様な素晴らしい一夜だったのです
なので、この柏公演も相応の期待を掲げて参加した公演でした
私的な事ですが、
折角地元千葉公演だったのに、
お昼過ぎまで東京で格ゲーの大会に出て、
しかもそこそこ勝ち進んでしまったので
めっちゃギリギリの入場になって
柏の美味い店とか行けなかったのが唯一悔やまれます
けど、
眉村さんアルバムツアーの度に千葉に来てくれるイメージで
実際このライブハウスに来るのもかなり眉村ライブ率が高いんですよね
昔はTRICERATOPSや椿屋四重奏で柏パルーザには来てたけど、
今は大体眉村ちあき。
う〜ん、
年月が経ったのを感じる。。
未だに新しい歌手に心震わされるフラットな感性を持っていて良かった。では、以下。
まず、
前回のツアーでも一曲目だった「幸福ミュージック」
歌詞序盤の「誰でも幸せになっていいよって憲法があるよね」のトコで
他のお客さんと一緒に「あるよねー!」ってコールするのがまず楽し過ぎた笑
この曲生で聴くのも3回目なので今までで一番デカい声で発せてチョ〜気持ち良かった
鮮やかな振り付けにも魅了されつつ、
ここで久々の「ナックルセンス」!!
大好きな曲来たー!って事でテンションも爆上がり
去年タイミング等の問題もあって眉村さんのライブ2回しか観てないので
この曲を生で聴くのも多分2年以上ぶりだったと思う
また、
歌詞の通りに本当に照明落として真っ暗闇にしたり、
でもそれでも自分はお構いなしに身体揺らして踊ったり…
そんな独特の演出がまたエモくて良かった。
あと、
歌詞の横濱ラーメンのとこが
何故かにんにくラーメンに変わっていた
あまりの盛り上がりにヘドバンでも応戦しつつ序盤から掴みはバッチリ!
有志が持ってきたであろうマグロや馬?のビニールボールも舞っていた「Hangover」
そしてゴリゴリのエレキギターサウンドも痛快だった「最後のお願い」
マユムラーの「可愛い〜」のコールに対して
「ありがとう!お前もな!!」と返し、
「柏で見たみんなの顔を見て私は(アメリカに)飛び立つ!」と勇ましく宣言、
からの、
アコギのジャカジャカした音色も良かった「Pitapat」
アコギと言えば、この曲も優しい音色にウットリした名バラッド「36.8℃」
この曲に関してはオレンジ色の照明がまた綺麗で見とれましたね
少しけだるげで、
色気もある歌声で「恋の駆け引きだるい」
この曲のサビの「恋の駆け引きぃ〜だるいんだよォー!!」って
歌詞に記載してあるよりかなり伸ばし気味に歌唱するのやっぱ最高ですね笑
でも、
ホントにだるいから仕方ない。。
ライブで聴くとよりクレイジーに感じる「私は知りたい。」は
性急なビートに加え歌により切実さを覚えて横浜の時よりも気持ち良く聴けた
その時は、
ただただキチってる風に聴こえてたんだけど笑
でも、実際相手に夢中になってる時ってここまで前のめりだよな〜、と。
MCで「久しぶりじゃん柏」
「(海外公演に)みんな来るよね!」
「(反応が悪いフロアに対し)なんでそんなザワザワするわけ笑」と
いつもの眉村さんのライブらしくなる。
即興ソングは、
ライブ衣装のジャケットの腕の部分にチャックがあって、
開くんですよね
それを、
「ここが開く!」とひたすら擦る〜っていう、
またも奇天烈なものに仕上がっててこれも面白かった笑
この日は丸々配信あったみたいで終始撮影はNGの日だったんですけど、
もしOKだったら確実に撮影してたであろう素晴らしくコミカルな即興ソングでした
あまりにお客さんの反応が良いので、
「柏って右腕!?」と
柏を絶賛
更に、
「言うじゃな〜い?」と懐かしの波田陽区の名曲までコピーしてたり
かなりやりたい放題
でも、
アコギの音色がひたすらに鋭くて格好良かった「大丈夫」の弾き語りもあったり
キメるところではガッツリキメにきてたのも流石でしたね
堂島孝平さんに刺激を受けたのか最近はアコギの音色だけで感動する時がある。
ギターの音色と言えば、
「Homesick」のギターリフすげぇ良かったですね
エレキギターに持ち替えて古き良きロックンロールを彷彿とさせる刺激的なサウンドで。
ギターと歌なら、歌の方が耳を惹く印象もあったんですけど、
本当最近の眉村さんギタリストとしても進化してるのを感じられた一曲でした
みんなでシンガロングするサビの多幸感もまた温かく素晴らしかった。
全編英語詞の、
多分何かの洋楽のカバー?を挟みつつ、
のっけからエモーショナルなギターリフにガツンとやられた「凸凹」
この曲は個人的に新譜の中でも一押しの楽曲というか、
恵比寿ガーデンホールで新曲として聴いた時よりも
自分の中で馴染んでる…というか。
希望のアンセムだと思うんです。
こんな凸凹な自分が
いつかどこかで誰かにハマればいいな・・・って言うのは。
サビメロも大好きだし、
今は好きじゃなくても、いつかそれを好きになるかも、
そんな自分の変化も面白いじゃん。っていう
そういうテーマも常々「人生楽しんでる人のがよっぽど素敵!」と想う自分にとっては
凄く得心のいく歌詞だなぁ、と純粋に感じます
要は
自分で自分を勝手にカテゴライズする前に
何でもやって何でも感じてみろ!っていう人生を謳歌せんとする曲だと。
歌に祈りを託してる様なエッセンスに感情移入しつつ、
途中の「見ろ!」のトコでは気持ち良くヘドバン出来てそれもまた楽しかった。。
まだまだ素晴らしい時間は続く。
今回のツアーは結構旧譜の曲も新譜に合う曲を選んでる気がして、
これも大好きな「冒険隊〜森の勇者〜」
結構久々に聴いたからテンションかなり上がった
歌詞の
「つまらないかどうか決めるのはそのあとだよ」って部分が
新しい自分を探しにワクワクしながら生きよう。ってエッセンスを感じて、
前の曲に通じる選曲だとも思いながら聴いていた
昔からお気に入りの緑の照明と、
サビの激し目のアクションも相まって
子供の頃の無敵感を想起しながら聴ける名曲。
序盤の「ナックルセンス」もそうだけどかつての定番曲が帰ってきてる感じが
この日は堪らなかったなぁ、と。
あと、
弾き語りで「(タイトルなし)」を演ったんだけど、
これ初めて生で聴きましたね
さり気にレア曲をぱっと入れてくるセンスよ。。
そして、
アウトロのアコギのザクザクした音色も最高だった「マーメイドボーイ」
数年前の柏公演でもこの曲演ってたなぁ〜とか思い出しつつ、
二度目の弾き語りコーナーをじっくり味わいました
尚、
二回もあったのは
最初勘違いして早くやり過ぎて間違えてしまったから、
本来やるべきとこで仕切り直しでもう一回演ったらしい
お陰でセトリの曲数は増えましたけどね(ラッキー)。
キーボードのみで演奏した「濾過」
この日最も音数少なく、でも、そんな静寂も心地良く。
純粋に眉村さんの美声に浸る感じの一幕でこれまた素敵でした
デスボイスからのヘドバンもキマった代表曲の一つ「顔ドン」
そして、
最高級のポップス「季節風」
若干ドウジマユムラを引き摺ってるのか?!
たまにセクシーなポージングだけをする箇所があって
「歌えー!」とか「金返せー!」とかヤジられてたけど笑
しかし、
この曲のサビメロはやっぱり極上。
ガーリーな曲だけど男性の自分が聴いても感情移入出来る。
この曲でミュージックステーション出て欲しかったなぁ〜とか思いつつ、
最近よく演っている印象の「インドのりんご屋さん」
みんなで「ぐるぐるどっかーん!」と大声でシンガロングし、
全力でおバカになれる快感を堪能していました
う〜む、
すっごく楽しかった!!
眉村さんのスーパージャンプも弾けまくってて良かった
THEライブハウス!!な一曲でハイライトを作ってから、
ライブは遂にクライマックスを迎える。
MCで、
「はぁ〜面白かったなぁ!」と素直な感想を口にする眉村さん
最後はアルバムの中でも随一にポップな二曲「朗読」〜「とっておき」で〆
「朗読」は、
初期のくるりみたいな
ですます口調の歌詞がやっぱり面白い。し、
未来に期待が持てる様な前向きな歌詞も素直に沁みる。
歌い方も胸に手を当ててしっかりと心を込めて歌唱
声量もスゴくて、さっきの曲とはまた違う角度から非凡さを放出していました
サビ最後の「LOVE YOU」の歌声がまた美しくて聴いててウットリした
歌い終わった後の穏やかな表情がまた忘れられない。
「みんなの顔、忘れないからー!」と叫んで、
本編最後は「とっておき」
この曲は、
サビの盛り上がりがなんかこの短期間でUPしていて
楽曲が現場で育っていったんだなぁ。と感じて少しゾクゾクした
それはマユムラーの皆様も一緒に育てていってくれたのかもしれない
ラストは、
横浜と同じく
それまでの「うふふ」の楽曲のフレーズを繋ぎ合わせたミックスが流れ
今ツアーの統一感を演出して磐石のフィナーレでした。
勿論、
アンコールにも応えてくれました
アンコの拍手で確か「U.S.A!」ってみんな言ってて、
眉村さんノリ良いからDA PUMPのU.S.Aダンスやってくれました笑
アコギで染み入る雰囲気で「許されたことがある」
この日は「愛されたいから愛したりして」ってフレーズがなんだか沁みた。
今ツアーではこの曲が観客上サーフ曲なのかな、「バケモン」でビニールの浮き袋に乗って
客席にダイブ!そのまま観客に支えられて皆さんの上で魂の熱唱
これは盛り上がるし、
余計に"化け物感"出てましたね
真心たっぷりのガッツをリスナーに注入し、
ミラーボールが綺麗に回る中で「音楽と結婚ちよ」を丹精込めて歌唱して本当にフィニッシュ
最後は「行ってきまーす!」のコールに「大好きだよ〜!!」と観客がレスポンスして終了
今は、
海外公演に行ってるので
この公演が確か国内では渡米前ラストの公演でした
何気にいつも大事なポジションに存る様な大好きな柏ライブ
今回もまた予め高い期待を通りではなく超えてきた最高の名演でございました
ありがとうございました!
1.幸福ミュージック
2.ナックルセンス
3.Hangover
4.最後のお願い
5.Pitapat
6.36.8℃
7.恋の駆け引きだるい
8.私は知りたい。
9.即興ソング(しかもここが開く〜)
10.大丈夫(弾き語り)
11.Homesick
12.英語詞の曲(たぶん洋楽カバー?)
13.凸凹
14.冒険隊〜森の勇者〜
15.(タイトルなし)(弾き語り)
16.マーメイドボーイ(弾き語り)
17.濾過
18.顔ドン
19.季節風
20.インドのりんご屋さん
21.朗読
22.とっておき
23.許されたことがある
24.バケモン
25.音楽と結婚ちよ

柏パルーザのこの天井の輪っかみたいなの大好き。格好良い。
余談ですが、
ワンマンで25曲というのは
自分が今年参加したライブでは最多でした(暫定)。
同じツアーなのに横浜より長いってのはいかにも眉村さんらしい
横浜が良過ぎたのであれを超えるのは難しい気もしてたんですが、
セトリの細かい変更や、
アクシデントによる曲数微増のラッキーだったり
こと眉村さんに関しては要らぬ心配でしたね笑
で、
このツアー、
まだ参加が終わった訳ではなく、
また数ヶ月後の関東の公演に参る予定です
毎回内容も微妙に変わるから何度も行く価値ありますね
眉村さんのライブは外さない事で有名ですけど、
この日も最っ高に楽しかったです!!!
多幸感溢れる夜でした♫