この曲は、
実はもう去年の1月?にはライブで聴いてたんで、
アルバムに収まる1年前には既に聴いてたことになります
その後シングルのカップリングになって今年出た今作にも無事収まったんですが、
ぶっちゃけこの曲の主人公と同じことされたら多分自分は怒ると思うし、
でもそれと同時にこの曲の主人公の気持ちも分かるんですよね・・・笑
まあ要するに、
娯楽ばっかりに夢中になってないで、
こっち(人間)も気にしてよ!って事でしょ?
そう考えると・・・
自分も娯楽に夢中になってる側の人間なんで結構この歌の男と似てる部分もあるけど、
ただ逆に他人が自分をないがしろにして娯楽を選択してたらちょっとイラッとする気持ちもあるので(笑
まあ難しいですよね
難しいけれど、
多分この曲が最も言いたい事って「こっちを見てよ」っていうフレーズに集約されてると思います
言っちゃえば固有名詞とかは飾りであって(飾りは飾りで重要!)、
本質はこのワンセンテンスなんだと自分的には感じました。
人間、
誰しも必要とされたい、
誰かに求められたい・・・っていう、
そういう気持ちは大なり小なりあると思いますからね
口では一人でも全然ヘーキ。とか言ってるけど、
実際、
誰かから強烈に求められたり、
必要とされたり、
頼られたらなんか嬉しいじゃないですか(笑
その欲望、、、にも似た想いが暴走する、
そういう感情の流れも個人的には理解出来るんですよね
恐らく、
男があまりに物に固執するあまり、
女としてはそれがいつの間にかストレスになってたんでしょう
そう考えると(共感度合いが高いような曲ではないですが)凄く漫画的な楽曲とも言えます
結構、主人公のやってる事が過激なのでそこまでポピュラリティのある曲ではない気もするけれど、
どこか切なくて、どこか必死で・・・そんな雰囲気描写が秀逸な楽曲に仕上がっていますね
またこの曲、
宮崎朝子のギターリフがシャープでそうとう格好良い、
往年のロックスターみたいなアレンジにもなってるのでその意味でも推しな一曲
最後の不穏な終わり方含めて印象に残る切実な承認欲求の歌、、、です。