サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

【小さなプライド】Wake Up,Girls! 第5話「天国か地獄か」 感想

2015-09-17 | Wake Up,Girls!(アニメ)
このカット、それぞれの性格が表れてて良いですね(笑










よしのはきっと「まゆしぃのオマケ」扱いされて悔しかったんでしょう
だから、まゆしぃにもI-1にも対抗心を燃やして“絶対に負けない”ところを見せつけてやろうとした
しかし、結果はご周知の通り空回ってしまいライブはとても「成功」と呼べる代物ではなかった
いきなり、
いますぐ、
いまから、
まゆしぃやI-1に勝とうとしたってそりゃ無理だし
はっきり言って積み上げて来た歴史や足跡舐めんじゃねーぞ!って話ですよね
それは図らずも前半の丹下社長と松田の会話の中でも散々語られてた訳ですけど・・・



よしのの“悔しさ”が垣間見られる好カット


そりゃ、対抗心や負けたくない気持ちがあるのは分かるけれど
歴史も努力もまだまだ足りないのに「勝ちたい」と思うのが間違ってる訳で
もっと言えば、そんなワープするみたいに勝ち上がって行く事を目指すよりも
しっかりと目の前の課題に全力で、コツコツと取り組んでこなしていく方が全然近道な気がするんですよね
一気に成長したい、一刻も早く認められたい、その気持ちは正直分かる部分もあるけれど
千里の道も一歩から、絶え間ない努力こそが(自分にとっての)幸せを生む。
要するに、前回とはまた違った観点から「アイドルは甘くない」って事実をまざまざと感じさせられるお話だった訳ですけど(笑

でも、この「負け」は悪くない。
人間、失敗しなきゃ前には進めない生き物なので。
あまりに、残酷なまでにWUGちゃんとI-1の見事な対比が出来ていて
集客の具合からパフォーマンスの精度、そしてMCの出来まで・・・っていう
傍目から見ていてもI-1の完勝、完膚なきまでに叩きのめされた!という感じでここまでやられると逆に清々しいですね(笑
でも、そうやって失敗をきちんと描いていくWUGだからこそ自分は好き、っていうのもあります
まだまだI-1にも、そしてまゆしぃにも敵わないWUGの初期メンバー6人
ここでの「負け」が徐々に彼女らの財産になる事を願って。





でも、WUGちゃんの失敗の要因はTwinkleの二人も(っていうかナギとざんげちゃん・・・笑)言っていた通り、
「ちゃんと喧嘩出来てる?」が出来てなかった事にあったんでしょうね
未だちょっと他人行儀なところがあるっちゅうか、
あいりもぶつかってもわざわざ「ごめんなさい!」とか言わなくてもいいし
ななみんもそこはフォローだったり進言が必要だった、周りの子がどんな動きをしてるかも意識する必要があるということ
つまりは、ちょっと「遠慮」が過ぎる状態とも取れる訳ですね
ちゃんと言いたい事言えてるか、
ちゃんと伝えたい事伝えられてるか。
まだまだみんなが一つになった・・・とは言い難いWUGちゃんだからこそ、この時期はこれが精一杯だったんでしょうね。
みんな「自分の事」で手一杯だった印象があるなあ、と今回観返していて改めて感じました。





そもそもね、
喧嘩すらもまともに出来ない
お互いの本音を交わし合う事すらも出来ない
そんな関係性に未来なんてないと思うんですよね逆に。
喧嘩が出来る、っていうのはある種のコミュニケイト能力の高さを示してるのも同義ですから
お互いがお互いに腹の底に何か抱えたままで進んでいけるほど人間関係って甘くはないんですよね
それが出来なかったから、自分も何度も失敗してたりもするんですけどね(笑
一つの衝突で崩れるような関係性だったら所詮そこまでっていう話。
砂の城の制作にわざわざ貴重な時間割くなんてバカバカしいにも程がありますよ(笑)。
そんなお互いのぎこちなさを見抜いたTwinkleは流石だなあ、と思うと同時に
あんなに気を遣ってちゃそりゃ見抜かれるよなあ・・・とも思いました(笑
リアルタイムで観た時から印象に残るセリフではありましたけど、
やっぱり良いセリフだなあ、、、って改めて感じましたね。

WUGちゃんの問題点を浮き彫りにしつつも、
それぞれの意識の高さも垣間見えた良回でした
まだまだ足りない部分は多いけれど、
これもまた一つの経験と思えるような。ね。
「地道に一つずつ、コツコツ頑張ろう。」ってメッセージ性も効いててそこもまた素敵だったかと。












よしのの悔しい気持ち、刺激された小さいけど、確かなプライド・・・
そういう「負けん気」の強さの表現もまた好みな話数でした
結局はそれは失敗に終わってしまったけど、
そういう気持ちを抱く事自体は間違ってはいない、かと。一歩引いた立場でみんなをアシストするまゆしぃもさり気に光ってました。



今はまだ、見上げてる、だけ。いつかは、きっと・・・。



ボクガール78話、もぐささん74話 感想ほか(ヤングジャンプ 2015年42号)

2015-09-17 | ヤングジャンプ感想







世の中では毎日信じられない映像だったり、色々な意味で考えさせられる映像ばかりが流れていますね
ただ自分が出来る事はシンプルで自分が好きなものを、好きな世界を守っていく、それだけだと思います
その為に何が出来るか、別に小さな事でもいいから、「周りがこうしてるから」などではなく
自分の考えでしっかり動いていく事が出来ればきっと変わって行くものもあると思います

それは何も世の中の流れの話だけではなく
自分が好きな表現、支えてもらってる表現に対してもそうで
好きなら好きって言う、ちゃんと声に出す、それもまた重要な行為だと思われます
作品を守って行けるのも価値を高めて行けるのも最終的にはファンの力だと感じますから。
別に重なる/重ならないなんて大した問題ではなく、お互いがお互いの「好き」に尽力していけたら・・・とか思います。
では以下今週のヤンジャンの感想です。 

あ、ファンならアンケートで直接編集部に意志を伝える事も大事ですね。自分は毎週出してます。











ボクガール #78 ボクの帰還


瑞樹のご子息が帰って来たよ!!
いやー、随分長い家出でしたねえ。どのくらい長いかと言えば具体的には77話ぶりくらいですかね(笑
とんでもない野良息子でしたよね。猫だけにね!・・・っていう笑
いや、ごめん、こんなお寒い事が書きたいんじゃなくて
まあ、多分ロキの風邪が長引いてるからその影響なんじゃないか?とは思いますけど(力が弱まってる?)
まさかこのタイミングで戻して来るとは・・・!って感じで正直痺れた展開でした
これ藤原さんもロキちゃんも天然ジゴロでいかせてる最中ですし、
色々な展開が考えられるなあ・・・とか思うんですが、
取り敢えずは「妄想が捗る」って事で(笑

しかし、おいなりさんが帰って来ても、それはそれで可愛いっていうのもまた面白いですよね(笑
いや、むしろ・・・?って感触もあったり、そりゃ告白されるわ!って印象もあったり(笑
おいなりさんの復活にドキドキしたり純粋に喜ぶ瑞樹自身が可愛い、っていう
最早性別を超越した可愛さ、あいらしさに恍惚気味の第78話でした
しかも、演出もかなりコミカルで大げさな(笑
ものに仕上がっていて、
ここまで可愛くて面白けりゃみんなおいなりさん付きでもOKでしょ!という破壊力があったと思います
まるで生き別れの家族と再会出来たかのように涙流して喜ぶ瑞樹が兎角キュートで良かったです
早速味見したくなりましたね
いや・・・うん、
でもなんか正直刺激したらそれはそれでかわゆい反応が帰って来そうだなー、とか思っちゃいました
それくらいに瑞樹のオールマイティな可愛さを証明した話数に仕上がってると断言出来るんですが
改めて色々な角度から瑞樹くんを、物語を楽しめる良い漫画だなー、って感じました
どんどん女の子になっていく瑞樹も楽しめるし、
そう思えば男の子に戻った瑞樹もこれはこれで可愛いっていう
正に一粒で二度美味しい的な(笑 それはこれからの展開にも言えると思いますけど。


そうなんですよね、男に戻った・・・と一言で告げるのも正直憚られるんですよね
だって、そうは言っても、ぶっちゃけ女子寮潜入目的のエロ小僧と捉えられる危険性だってありますもんね
今更「女の子じゃありませんでした」とか言ってもねえ・・・厳しいものがありますよね。
だとしたら、頑張って隠し通すしか道はない訳ですけど
それはそれで愉快な展開になりそうで面白そうなんですよね(笑
早速おにんにんがおっきしちゃってる意外とムッツリなところなんかも可愛くて、
っていうか見られた女子よりも見ちゃってドキドキしてる瑞樹の方が可愛くて(笑
色々瑞樹の可愛さ演出にも役立ってくれそうな展開だなあ、なんて風にも思いました。
特に藤原さんの反応は楽しみですね・・・!ってワクワクしつつ、
猛の反応は反応でこれまた楽しみなような(笑
素晴らしい展開を見せてくれたと思います
そして、ファンはみんな思った(はず)、「これはこれでアリ」だと・・・。笑
来週以降がめちゃくちゃ楽しみです!!

そして、明日は7巻&小説版の発売日ですね!
勿論即買いで貢献したい、と思っとります
更に来週は巻中カラー♪
ボクガールファンにとって実りの秋、という感じで正直嬉しいですね。藤原さんのめちゃカワ回も収録されてるし7巻本当楽しみ!!



もぐささん 第74話 変化と百草さん



まあ、ぶっちゃけどうでもいい人ならともかく
信じてた人に突き放されたりする方がよっぽど辛いですからね
嫌われたくない、嫌われたくない、と自分の形を曲げちゃう気持ちは分かる部分もある
 だけど、そんな風に思われるのも辛いっちゃあ辛い事なんですよ。マジで。
信じて欲しいのに、信じてくれないのもそれはそれで精神的にガクッと来るんですよね。
だから、もっと小口くんを信じて、心を開いて、勇気を出して欲しいな。って思いました
百草さんが一歩踏み出して委ねられるようになった時がこの二人の関係性の成長の証だったりするんでしょうね。頑張れっ。

にしても小口の気持ちもダイレクトに伝わって来てそこも良かったです
そりゃ、そうなるよね、大声出しちゃうよね、前のめりになっちゃうよね。って彼に共鳴出来たのは大きいかな
その後の誠実な提案も実に小口らしくて素敵だな~、とか思いました
だから、百草パパもいつか認めてあげて欲しいな、と(笑
思春期ラブコメ然としたお話でもあってとってもよい締めだったな、って感じました。

肉と生玉子の組み合わせは最高ですよね(笑)。
そういういかにも男子飯!という感じのメニューをおいしそうに、そしてハムスターみたいにお口いっぱいにほおばる百草さんも可愛かったです
でも、あまりにもガッつき過ぎちゃって赤面する上記カットの百草さんもそれはそれで恥じらいがあって可愛い、っていう(笑
そりゃ小口も楽しいわ、和むわ、好きになるわなあ・・・って思えたのも個人的に良かったです。
ただ、ボコられる危機はなくなってない様子。まあ、誠実であればいいんですよ!うん。














ちょっと今週は切羽詰まってるのでこの辺で・・・(すいません)
留年センパイは8時には寝ちゃうさくらちゃんが可愛かったし、リクドウはガーベラの迫力表現が半端なかったし、
ハナリは望ちゃんのおっぱい半端ないな、と(笑 来週は先述のようにボクガが巻中カラーなんで凄く楽しみです。
またいつか巻頭も飾れるようにアンケート、各話感想、単行本や小説版の購入&レビュー等頑張ります。