サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

FANTASTIC◇CIRCUS「PERFECT UNSTABLE SHOW」@新宿ReNY 24.9.4

2024-09-29 | LIVE










今月の4日にFANTASTIC◇CIRCUSのライブに行ってました。











FANTASTIC◇CIRCUSとは、
FANATIC◇CRISISが転生したバンドで、
元の三人に
ベースがSIAM SHADEのNATCHIN
ドラムがLa’cryma ChristiのLEVINっていう
90年代V系のドリームチームみたいなバンドで・・・
という説明も最早不要な気がする中半年ぶりに観て参りました。

で、
この新宿ReNYというハコも初見参でした
新しいハコに行く時ってテンション上がりますよね…
まあ、
スマホ持ってなかった時は
いちいちメモ帳とかにマップ書き起こしてたんで少し面倒臭かったんですが笑
今はスマホのマップ機能あるからただただ楽しいだけっていう。
 普通、
ライブハウスって一階か地下にあるものですが、
ここはテナントの上の方にあるので
かなり特殊なハコでした
正直、
普通に観てるだけでも揺れてる感じがしたので
ドキドキ感はあるんですがその分ジャンプとか派手なアクションは禁止でした
しかし会場自体はとても綺麗で優雅な印象のするハコでしたね
ここも今年で10周年、おめでとうございます♫













今年は何気なく周年に立ち会う事が多いなぁ。







ライブは、
個人的にも大好きな「夢じゃない世界。」からスタート
今年発売のリテイクベスト2を聴いていて特に印象に残った曲でもある。
早速、
ビビッドなドラムが気持ち良い。
この日はラクリマLEVIN氏のドラムの素晴らしさを存分に感じた日でもあった
管理人はラクリマリスナーでもありますからね。
それも、
ハコが中ハコで距離感も今までよりかなり近いので
なんかより塊感の強いバンドサウンドがボッコンボッコン耳に来て気持ち良かった
振り返ると転生してからのF◇Cは横浜ベイホール以外大ハコが多かったので
それもあって爆音が近距離で聴けて気持ち良い〜みたいなのはあったと思う
あと、
ハコの音響も良かった気がする。

その勢いのままに、
ロックチューンを展開していくF◇C
ライブ中に腕のヒラヒラが口に絡まったりして
石月さんが外すシーンとかもありつつ笑
「Queen」では
マイクをアレみたいに立てて見せたり、
華麗なギターソロが炸裂したり場のテンションも温まっていった。


今から26年前(・・・)の夏休みに
よくカセットウォークマンで聴いていた曲「火の鳥」
この曲を聴いてるといつも楽しかった「だけ」の夏休みの記憶が蘇る
イントロの、
虹みたいなKazuya氏のギターフレーズだけでもう…!って感じ でした
あのフレーズに小学生の自分はやられたよなぁ。とか思いながら、
ライブハウスの紅い点滅の様な照明も素敵だった。
そして、
最後の「幾千の時を〜」の部分の会場全体のシンガロングも熱く、
(自然と)生まれ変わってもまた自分でありたいかな…とかそういう事も感じさせたりする名演だった。
やっぱりこの曲はF◇C屈指の名曲だと思った。

ら、
またも小学生の頃大好きだった「beauties-beauty eyes-」が来て管理人大歓喜!
この曲では「マチガイだらけ そんな君が好きだよ」の部分を
「そんな君が・・・大好きです。」
セリフ調にしてるのも熱かった。
希望を感じさせるギターソロも、
「君しだいで未来なんて変わるから」の部分を
「お前らしく〜変えてやれ!」と男らしく言ってたのも非常にエモーショナルなものでした
シンガロングもとっても楽しくて・・・
この曲を聴いてたら、
当時も今も、
F◇Cに美しく背中を押されてるな〜と感じて少し目頭が熱くなったりもした
のでした。
聴いてると自然とやってやる。という気持ちになれる大切な一曲。


MCで
可愛いー!と言われ
「可愛くない笑 おじさんだし笑」
自虐する石月さんがまた面白かった
「格好良いのは分かってる。・・・ウソです笑」みたいな
やりとりにもコミカルさを覚えつつ、
今度はポップな「again」
ミラーボール🪩も回り出していた「moonlight」、
扇子を使った振りも雅で幻想的だった「JAPANESQUE」と
多様な一面を提示していたF◇C
かと思えば、
アグレッシブなロックチューン「PHANTOM」を投げつけたり、
石月さんの感情がたっぷり籠った歌唱に持ってかれた「体温をこえて」と
メリハリの効いたライブ構成も良かった。
「体温をこえて」は、
転生後のライブで何度か聴いてるけど、
サビメロが強くて印象に残りやすく、こりゃ定番化するわ。と思える出来に毎回なっている。


まだまだライブは終わらない。
LEVIN氏が「8ビート大好きなんで、ファンタの曲は大好物っす!」と語り、
そのLEVIN氏がパンキッシュに決めたギターの存在感もスゴかった「独裁者」
そして、
Kazuyaさんが踊る様にギターを弾いていた様が実に美しかった「Scratch69」
攻めたギターフレーズ、パキパキのドラム、そして引っ掻け!と煽る石月さんのボーカルに
ロック魂が刺激されいつの間にかヘドバンで応えていた。
非常にライブっぽい一幕でした。
 しかし、
更なるハイライトが待っていた。
「Rock’n Roll is dead?」という曲、
重厚なロックンロールサウンドが心地良い曲で
当時以上に今の方が似合っているタイトルでもあるこの曲。
曲の途中で、
「ロックは死ぬ訳ねぇだろ。」と告げる石月さんに
呼応して盛り上がるオーディエンス
管理人もまたもヘドバンで応え、
ロックンロール愛に満ちた空間に仕上がっていたのがとても素晴らしかったです
これぞまさに「大人青春」だったと思う
「大人青春」はリンドバーグのキャッチコピーですが笑


楽しすぎたライブもクライマックスへ。
ドラムが絶好調だった日でしたが、
〔キミガイタセカイ〕では、
曲に寄り添う様に、
静かで情熱的にドラムを叩くLEVIN氏が本当素敵だった
表情がまた感情向き出しでホントサポートではなく、
バンドの一員として表現されてる気がした。
お客さんに、
「FANTASTICだぜ」
「イッちゃってるぜ」

お褒めの言葉(?)を捧げ、
きれいなバラッド「黄金の月」にて本編は締め。
勿論、スガシカオのカバーではなく同名異曲です
「僕らはズット歩いてく」というフレーズが象徴的でもあった。


アンコールも敢行。
「みんなも頑張って生きてる。」
「ひとつになるぞ!」
と言葉を捧げ、
代表曲の一つである名曲「ONE」をプレイ
イントロからして石月さん「ウォ〜〜〜〜〜〜」
伸びやかなボーカリゼイションを披露していてテンション上がった。
この曲を聴くといつも当時ミュージックステーションでこの曲を聴いて感銘を受けたこと
その後母親がこの曲のCDを買って来た事を想起してしまう
小学校の頃の原風景の一つでもある。
この日は、
ブレイクの部分の演奏もキマっていてそれも格好良かったなぁ。
 石月さんがKazuyaにもマイク向けて歌わせていた「追憶をこえるスピードで」
そして、
「ちゃんと自分を愛せよ!」
「自分がどこにいるかも分からない そんな感覚 俺は分かるよ」

懸命に伝えてたのもありより響いた気がする「Love Me」で本当の終わりでした。
色々なライブを普段観てますけど、ここまでストレートなエイトビートを存分に浴びたのも久方ぶりだった気がする
それが兎角気持ち良く、気持ちも美しく上げて貰った名演でございました。
ありがとうございました!!!
















1.夢じゃない世界。
2.ピンクフラミンゴ
3.Queen
4.火の鳥
5.beauties-beauty eyes-
6.again
7.moonlight
8.JAPANESQUE
9.PHANTOM
10.体温をこえて
11.独裁者
12.Scratch69
13.Rock’n Roll is dead?
14.CRASH IN THE DAYS
15. 〔キミガイタセカイ〕
16.黄金の月

17.ONE-You are the one-
18.追憶をこえるスピードで
19.Love Me
















それにしても、
毎回セトリに「火の鳥」「ONE」があるの感謝しかない。
小学生の頃の自分も喜んでいると思うし、
中盤〜終盤のロックゾーンがまたアツくて素晴らしかった!
このライブは、
新宿ReNYの10周年を祝う公演だったと思うけど、
F◇Cは年末の公演で転生後一区切りになるので
こういう「通常の」テンションのライブは逆に尊い気がして参加した公演でしたね。
 正直、
子供の頃に聴いてた歌手やバンドは
今は活動してない事も多いので
この前日もそうでしたが「フツーに」ライブだっ!と行ける事に感謝をしながら生きてゆきたいですね。

勿論、12月の六本木にも駆け付けますよ〜!!



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