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みんな良い人。/ルリドラゴン 第4話「スタバ怖い」 感想(週刊少年ジャンプ2022年31号)

2022-07-04 | ルリドラゴン
可愛い。。











正直、
めちゃくちゃ面白かった。
うん、凄く面白い漫画だと思うし、売れるべき作品だとも思う
否、
基本的にはあくまで管理人が大好きだから書いてるだけなんだけど、
本作は対人関係の描かれ方が素晴らしくて本当読んで欲しい漫画というか・・・
ま、
毎週月曜にトレンドに上がるくらいだからそれなりに人気はあったりするんでしょうか
取り敢えずいちルリドラファンとして毎週アンケは欠かさず出そうとは思ってるし実際出してますけどね。
目指すは2度目のCカラー奪取ですね、まずは!

今週は、そうだなあ、
やっぱ神代さんの優しさというかいたわりというか、
彼女の心の中が直接モノローグ等で描かれてた訳ではないので細かいトコは分かんないんですが、
純粋に変わり者のルリと仲良くなりたいという想いもあったと感じるし、
勉強から置いていかれて困っているルリを救済したい~という意志も感じました
つまりは、
❝すっげえ良い子❞っていう事なんですよね(笑
そして、
その好意に戸惑いつつも、きちんと受け入れて、色々な感情を手にしたルリもまた尊く、、、うん、
なんでしょうね。。
あまりにも良すぎて完璧すぎて最早解説が野暮に感じられるクオリティにさえ感じました(笑




尊い。



でもね、
このエピソードの肝は、
やっぱりルリが抱えてた不安を取り除いてくれた~っていう事だったと思う。
ルリは元々怖がりだし新しい何かを始める事に関しては億劫な方で、
それは、
元来彼女が持ってる凝り固まったイメージや偏見がもたらしてるものだと感じました
だけど、
「話してみたら」意外と良い人だったり、
「体験してみたら」意外とあっさりと充足を得られたり、
そう、
要するに、
この世界はそこまであなたに厳しくは無いよ。というメッセージにも似た内容だったんですよね

もっと言えば、ルリは話してもいない内から、関わってもない内から「きっとこう」という偏見があり、
更には体験していない内から「あれはダメだろう。」という始まってもいない諦めがあった
ただ、
正直な話、
ちゃんと自身が体験してもないのに否定したり、
無駄に嫌悪したり~っていうのは結構勿体無い事だと思う
会ってみたら良い人だった、
やってみたら楽しかった~とか、
ぶっちゃけそれもまたこの世のあるあるの一つだと個人的にも感じてたりもするから。
だから、そういう意味合いでは多感な時期の少年少女に向けてのメッセージ性にも感じるんですよね
何となくで否定するな、やる前から決めつけるな、っていう。
あ、
でも、
それは大人にも言えるのかもしれないねぇ。




すっげえかわ(略



で、
それでダメだったらやっぱ離れればいいし、
その辺は神代さんも示唆してると思いましたけど・・・
何よりも、
自分がドラゴンである事を否定するどころか、めっちゃ親近感を持って受け入れてくれて、
尚且つそこが素敵だよ。と肯定してもらえた、、、のはルリにとってはかなり大きい事だった。

そういうトコロは神代さんも変わってるのかもしれないですけど、ルリにとってはコンプレックスだったから、
そこをストレートに認めてくれて仲良くして貰えたのはルリの中では凄く幸福な出会いだったかな、と。
ルリはドラゴンガールであり、
ツノ生えてるし火炎も時々吹いちゃうけれど、
でも、
それで普通のJKではない~という事にも決してならない。
ルリのツノだったり火炎は「ただの一つの個性」で、本質はいち女子高生なんだから、
あなたはもっと自由に気ままに女子高生やれば良いんだよ!・・・・・っていう感じの、
ルリに対するこの世界からの慈愛というかいたわりを感じるような素晴らし過ぎる第4話でした
元々億劫だった少女が、少しずつこの世界の関わり方を皮肉にもより異端になってから覚えてゆく
その相様は一人の少女の成長譚としては誠実極まりないもので読んでて見事な爽快感がありました。
 少なくとも、
多感な年代が主に触れると思われる少年ジャンプ誌に於いては、
これ以上なく青春の在り方を提示出来た最高のエピソードだったんじゃないでしょうか
18ページ目2コマ目のルリの充足の表情がその感慨深さを物語っていました
 ただ、
それも、
ルリが勇気を出して学校に行ったからですし、
もっと言えば最終的には素直に彼女を受け入れてたから~だとも言える
そういった意味では何気にさり気ない努力と勝利も仄かにあったのかもしれません
最後のコマ、このコマは直で見て欲しいので引用はしませんが、初めて読んだときは感動しました
そして、JKドラゴンガールめっちゃ可愛いな~と純粋に深く想ったりもしましたね(笑

この漫画、
初回の時点では、
そのジャンプ離れした世界観に惹かれてたんですが、
そこを保ちつつも実にみずみずしく爽やかな青春模様を描く漫画にもなって来てるので、
むしろ少年誌に載っててもそこまで違和感とか無いような気もして来ました
いや、違和感が無いってよりは、これはこれで素晴らしいというか、
新しい価値観というか、新しい魅せ方っていうか。
個人的には、
久々に毎週ジャンプをワクワクしながら購入再開するくらいには夢中になってるので、
この感想でほんの少しでもこの漫画の良さが伝わってくれれば幸福ですし、
もっと贅沢を言えばルリドラファンの方にも是非読んで欲しいです
「ルリドラゴン」、既に大大大大大好きな漫画です
絶対に面白いとまで思ってます。。

今週は、ドラゴン少女がJKやる!ってだけでも面白いのに、
その中に美しい流れとか気付きとかドラマ性だとか様々なものが付随していて、
可愛いとかセリフの妙とかそこも魅力なんですが、しっかりとしたストーリー性があるのも、
本作の魅力だと改めて提示出来た気がしますし、正直何もかもが面白い話数だったと感じましたね
兎に角話の流れに無理が無いし自然だし、純粋にキャラクターを大好きになれる作品。
個人的には、今のジャンプの中でもトップクラスに面白く好きだと思える漫画。










すいません、
あまりに愛が溢れすぎて、
絶賛しまくりの感想になってしまいました
ただ、
こう、
あまりに良すぎる話って逆に素晴らしいって連発しちゃったりである意味大変だし難しいんですよ(笑
この感想ももっと良い書き方とか表現の仕方があったのかもしれないですけど、
取り敢えず現時点で自分が思った感じた事の全ては出し尽くしたつもりです
で、
最後に、
姉ちゃんにルリドラのツイッターのアイコン用のイラストを描いて貰ったので、
それをブログでも改めて貼り付けてこの感想を〆たいと思います。
個人的に吉岡くんの動向にも注目したいですね・・・!
彼も、きっと、良い人のはず、なので!!




これ、
ツイッターで先にUPしたら、
何人かの方が「かわいい」って褒めてくれてすっげえ嬉しかったです
身内が褒められるのは正直誇らしいというか、非常に有難いことでした。
また単行本が出るタイミングで何か仕掛けたいところです。。