サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

Cö shu Nie「TOUR2022 Flos Ex Machina」@金沢EIGHT HALL 22.5.21

2022-07-23 | LIVE











今から2か月前にコシュニエのライブを観に金沢に行ってました。
振り返ればライブ鑑賞で関東エリアから離れるのも物凄い久々だった訳ですが・・・
素直に楽しかったですね!
 まず、
何故関東公演もあったのに金沢まで足を運んだのかと言えば、
元々関東公演の日のライブは先に別の公演のチケットを取ってる状態だったんですね
流石にチケット取って置いて不意にするのはポリシーに反するのと、
それと春に出た新譜を聴いて感想もブログに書いて、
今作のツアーは絶対に行きたいな。と純粋に感じたので色々考えた結果金沢公演にしました
北信越エリアは今までの人生の中で行った事が無かったのと、あと街の雰囲気が良さげだったので。
 そうですね、
石川県に興味があったのも大きかったかもしれません
その予感通りに遠征は成功だったし、エイトホールも非常に格好良くて素晴らしいライブハウスでした
煉瓦作りで趣もあって、隠れ家的な感じもあったし、何より久々に関東圏以外のハコで、
その土地の県民に限定的になって公演を観るのはとっても快感でした笑
コシュニエのライブ自体も初めてだったんですが、
中ハコで距離も近かったですし、
ここで良かった。
振り返ってみても満足感のある最高の一夜でございました。では以下つらつらと。











ライブ自体は、
「BED CHUTE!!」から豪快に始まりました
またこの時の「BED CHUTE!!」が拡張器?みたいなのを持って歌っていて、
その鮮烈な光景もまた印象的でしたね 早くもオイオイコールで観客を気持ちよく扇動!
 そこから、
「絶体絶命」「水槽のフール」とイイ感じに場の空気も温まっていく。
「Undress me」では歌う時のポージングも多少官能的で独特のフィーリングに満ちていましたね
その感覚を更に解放するように管理人が大好きな「病は花から」を投入!
妖艶なダンスも披露しながらの歌唱、
ボーカルの中村未来さんは、
ハンドマイクだったり踊りながら歌ったりキーボード弾いたり爆音でギター弾いたり・・・と
観てる側が驚くくらいにマルチプレイヤーっぷりを発揮してて兎角凄かったですね。。
この曲では、グロテスクで美しい感情がいっぱい噴出していて、
先述の振付がまたその楽曲のテーマ性をより引き立てていて圧倒されるクオリティだったのを思い出します。
個人的にはこの曲に於ける暴力性及び覚醒する感じが心底好みなので相当陶酔しながら聴きました。

この曲も胸に沁みた記憶がある「Scapegoat」から、
新譜から「fujI」だったんですけど、
生で聴くとより中村さんの歌声が際立っていて思ってたよりもライブ映えしてた様に感じました、
特に終わり際のholy night~の部分が生で聴くとすっごいグッと来ると言うか、
聴いてて純粋に気持ち良かったんですよね
浸れる感覚、、、
こういうのもまたライブならではの醍醐味で、
意外な曲がライブ向けに感じたりするのも中々興味深くて面白いなって。ホント綺麗な歌声でした。


「iB」~「青春にして已む」の流れも感動した
特に後者は聴いてて泣きそうになってたらしいです
「らしい」っていうのはメモ帳にそう書いてたので素直に記述したんですけど笑
2か月前の事なので・・・と言いつつ、
この曲も本当に素敵な曲で、
徐々に熱を帯びていく歌唱にのめり込んで聴いてたのをよく憶えています。
続く「miracle」でもまたその歌の上手さ、流麗さに魅せられていて心酔してしまったパートでしたね。

で、
個人的に 新譜で特に推してた「夏の深雪」は本当感無量でした
この曲は生で聴いてたらホントに泣きそうになってツイッターでも書いてたんですけど、
今振り返ると・・・
手前が稼いだお金で手前のプランで遠征して、
普段は体験出来ない喜びだったり達成感も受けてたりして、
そういう中でサビの「明日も笑って生きたい」っていう・・・能動的なフレーズが直で刺さって、
涙腺を思い切り刺激されてたんだろうな。
とは冷静に考えて思ったりもしました
 それは、
ある種の祈りであり、渇望にも感じられて、
本当にこれからも仕事等頑張りたいし時に自分を幸福にしてあげる作業も怠りたくは無い。とか
そんな事をこの曲を聴きながら考えてた気はしてそれもまた非常に尊い瞬間でした
この曲はライブ向けなのは想定内でしたけど、❝想定内かつ想像以上のカタルシスだった❞って感じ
この書き方で伝わるかどうかは分かりませんが・・・
でも、
本当に素敵でした。
「歌」でした。


ライブもクライマックスへ!
超爆音での「asphyxia」の衝撃から、
矢継ぎ早に「bullet」とスピーディに力強く弾けてゆく!!
そうそう、ベースの存在感も凄くて、縁の下の力持ち~というよりは、
もうグイグイ前に出まくってる攻撃的なベースプレイもすごい印象的でしたね
そこから、
「永遠のトルテ」でもう空気も大爆発!!!
中ハコ、大爆音、白熱する演奏、アグレッシヴなボーカル・・・
正にTHEライブハウス、って感じのどしゃめしゃな空間が出来ていてホント堪んなかったですね
この後半の大爆音モードがまた鮮烈で今でも忘れられないくらい記憶に残ってますね。

「SAKURA BURST」も本当に良かった。。
あの美声美メロを生で聴けたのも嬉しかったんですが、
生だとアレンジが更に攻め攻めでその尖ってる感じを味わえたのも嬉しかったし快感でした
特に、
「そうだろう」の部分、
強引に心臓を掴まれてるようなアジテーション感が堪らず、
聴いていて心が燃えるのを感じれてそこもまた深く印象に残ってます。。
「give it back」の絶唱も心の琴線に触れましたし、
切実な歌声に魅了され、
歌詞の作中観に感情移入しながらウットリと浸っている自分が居ました。
で、最後は「迷路」×2だったんですが、これ凄かったですね・・・
ポエトリーの1曲目も格好良くて痺れまして、
そして2曲目の最後、
「迷わない」の部分が、、、
いやもう声量どうなってんの??という位の物凄い声量で震えるくらいの絶唱だったんです
それは音源でも感動してたんですけど、生で観てもあの通り又は超えてるくらいの絶唱が響き渡っていて、
観ていて聴いていて物凄いインパクトでしたし、衝撃も強かったし、何よりも感動しましたね。
あんなに大きく且つ美しい声で堂々と歌われた「迷わない」というフレーズは、
バンド側の強い意思表示かつ祈りにも似たエッセンスもあって、
聴き手に影響を及ぼすには十分の熱演だった様に思う。
 今でもハッキリと思い出せるあの歌声、
非常に素晴らしかったし、そして、ドラマティックな幕引きでもありました
混沌の世の中に差す一筋の光のような高尚且つ耽美な歌唱に恍惚気味になりつつ終了。
本当に色々な感情を与えて貰った心から遠征した事を「大正解!」と想えた尊い一夜でしたね。
コシュニエの皆さんサポートの方ハコの方スタッフの方そしてお客さん、
ありがとうございました!!










BED CHUTE!!
絶体絶命
水槽のフール
Undress me
病は花から
Scapegoat
fujI
iB
青春にして已む
miracle
ずっとそばに
夏の深雪
asphyxia
bullet
永遠のトルテ
SAKURA BURST
give it back
迷路~序章~
迷路~本編~












しかし、
遠征ライブは本当に楽しいですね
ライブ自体非日常感のあるものなのに、
全く知らない場所で観てたのでまた更に非日常感があるっていう。
でも、 石川県及び金沢市は一発で大好きになれたのでまた帰って来たい。
自分はそこそこ有言実行タイプなので口だけでは済まない筈、、、です(笑)。
 それと、
秋に新しいライブも決まりましたね!
またまた新譜の大好きな楽曲がおかわり出来るかもなんで、
チケット取れたら是非参りたいと思っております。。
3月の新譜のレビューも宜しければどうぞ↓

https://blog.goo.ne.jp/neverendingcult/e/2e8256a7f18709127ef4708f8a0bb3fd