サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

素敵な負け犬。/「姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い」第23話 感想(コミックキューン2022年8月号)

2022-07-26 | コミックキューン









一応、
最新話なんですが、
もう明日には最新のキューンが発売になるので、
そういう意味では結局あと数時間くらいの最新話でございます(あるある)。
 でも、
この回も面白かったね
何が面白いって、
榊さんの成長エピソードとして最初は明らかに始まってるのに、
突然の風に吹かれて(by FIELD OF VIEW)いきなり夏樹とのラブが始まってしまう。。っていう、
そのアイデアと言うか、メタ的視線を絶やさない構成と言うか閃きが天才的ですよね

何気に・・・何気にでもないか(笑
連載開始から数年経った今でも櫻子が負け犬キャラを貫き通している、
しかもそれを面白可笑しく魅せれている~っていうのは才能だし初志貫徹でもあって良いと思いました
確かに、
流れ的には上手く友人関係を築けない榊さんが、
櫻子とかの手を借りてちょっとずつ前進する~っていうのがオチだと誰もが思ってたと予想出来るので、
そういう意味では最後のオチは純粋に笑ったし漫画として非常に❝巧い❞って感じました
前々から思ってましたけど、安田剛助さんの漫画力の高さは、
もう少し世間にバレても良い。
とか思いますね
まあその辺は、
こういう語り部の努力も必要にはなって来るとも思うんですが、、、難しいですよね。







ただね、
本当に櫻子がこのまま負けヒロインになるんじゃないか?と思わせるのが上手いし、
その上できっと夏樹はラヴとして言ったんじゃなくてきっと兄弟として?言ったとは思うんだけど、
それが榊さんのときめきを引き出して新しい恋に繋げる~っていうのも面白いな~って。
櫻子は、
なんだかんだ「良い人」に徹してしまうのが良くも悪くもチャームポイントだから、
もう少し❝我❞を出さないと本気で奪われてしまう可能性もありますよね
今回だって、
交友関係を拡げる橋渡し役を嫌な顔もせず・・・
ちょっとは嫌な顔してるかもだけど笑
ちゃんとやって、
ごくごく自然に「良い人」出来てるのは人として尊敬出来るし偉大だな。って思いました
でも、それが結果的に夏樹と榊の急接近に繋がるのは実にナチュラルに負けヒロやってんな。って
ここまでいくと清々しいですけど・・・いや、マジで頑張れ櫻子超頑張れ。。
良い人に徹するのも大事だけど、
時には、
わがままにアプローチを仕掛けるのも重要だぞ・・・!などと知った風なアドバイスを送りつつ(笑
結局後回しになってしまった友情育成のエピソードに関しても期待しています♬
ああ、
次号の発売日直前に書いてますから、
もう明日には続き読めますよね!(ニッコリ)←←←←←
 ちなみに、
自分は毎月発売日の近い快楽天と一緒に書店に買いに行くので、
多分今週末くらいに次のキューンは購入予定ですけど。
そんなに早く買うならこんなに遅れるな!と
自己ツッコミにて〆ます。









でも、
櫻子は本当努力家なんで、
この子の優しさがいつかは報われて欲しいですなあ。。