サブカルチャーマシンガン

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【デジタルシングルレビュー】ハッピーエンド/SHISHAMO

2022-07-19 | デジタルシングル











でも、
結局何が本当の幸福か?なんて分からないですよね
正直な話、独り身であったとしても「他人と居る事で生じるストレスを受けずにいられる。」とも言える訳だし、
そう考えてしまうんなら、片想いのまま、理想の誰かのままで終わらせる方が幸福だとも言えるのかも?

この曲は、
印象的なのがサビで「誰がなんと言ったって~」っていうフレーズが入ってる事です
自分のレビューを長年読んでくれてる方なら知ってるのかもしれませんが、
管理人ってこういう言い回し昔から大好きなんですよ(笑
そう。
数式とか、
雑学とかとは違って、
自分の「感覚」って自分の感性だけが絶対的に正しいものでしょ
例えば、打ち切り漫画だって自分が「最高!」って本当に想ってれば
文字通り誰が何を言ったって❝自分にとっては❞最高であり成功でしか無いんですよね。

だから、
自分にとっての最高も、
自分にとっての幸福だって、
全部自分の中の尺度や感性に因る捉え方で全部が決まる
と言っても良い
そこには間違いなんて無いし、逆に言えば間違いだなんて誰にも言わせない権限が個々にはある
なので、
この曲に於けるハッピーエンドっていうのは、
事実上は決してハッピーエンドでは無かったのかもしれない。
でも・・・
それも、
それだって、
自分次第でどうだって変わるもんだし、
変えて行けるもんだとは思う
その上で、
歌詞の最後でセミの声が煩い~と
情景描写だったり自分の中の悪い声を黙らす感じだったり、或いは世間様を振り切る感じだったり、、、
それ含めて実に趣の深い最新の名曲だな!って素直に思えた新曲でございました。


今まで語ってた事はある種の「強がり」とも呼べるのかもしれない
ただ、
例え強がりだったとしても、
それもまた人である以上の❝救い❞の一つというか・・・。
そんな風に改めて感じれた良好なデジタルシングルでした
 繰り返しますけど、ただ開き直ってるだけじゃなく、
最後にセミの声に苛ついてる振り切ろうとしてる描写がこの曲を良い曲以上のものに押し上げてる気がします
途中の音響系っぽいアレンジも含めてまたSHISHAMOのサウンドメイクが進化してる、
新しい段階に突入したのも感じられる、是非触れてそれを感じて欲しい一曲ですね。