サブカルチャーマシンガン

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SCOOBIE DO「FUNK-A-LISMO! VOL.13」@新松戸FIREBIRD 23.4.15

2023-05-20 | LIVE












先月の15日にSCOOBIE DOのライブを松戸市で観ました。









やって来ました新松戸FIREBIRD。
結構前から聞いていたハコですけど、ようやく初来訪出来ました。
イメージとしてはハードコア系のバンドがよく演奏してる・・・みたいな、
例えばKING BROTHERSとか以前ここでやってたと思うんですけど。
この日は、
他に予定が無かったのと、
SCOOBIE DOのライブ自体約13年半ぶり~って事で
久々に観たいな!って気持ちと合致してめでたく初来訪になった感じです。
しかも、
去年のニューアルバムのリリースツアーの振り替え公演でもあったので、
何気に最新作の楽曲が全部聴けた!っていう、絶妙なお得感もあって非常に楽しい夜でした。

やっぱり、
地元千葉県のライブハウスでライブを観れるのは嬉しいし有難い。
この日は初訪問のハコというのもあり実にテンション上がってました
気候はあいにくの大雨だったんですが(笑
5階までエレベーターで昇り、
床は白黒...っていう
ハコの作りも素敵で、それと松戸市でライブを観るのも初めてでそれもまた感慨深かった。
この春には甲子園で専大松戸の戦いっぷりに感動したのもあり、
すぐに松戸に恩返しに行けたのは良かったですね
っていうか、
FIREBIRDという店名も格好良くて大好きですね!
松戸の夜に高らかに鳴り響いたロックンロール、その模様をつらつらと綴ってゆきます。では、以下。










一曲目は、アルバムと同じく「明日は手の中に」。
良い意味でベテラン感を感じさせない爽やかなビートが心地良く鳴り響く。
そこから、「今日の続きを」「No.3」とグングン会場のテンションを温めていく。
この日はベースのナガイケジョー氏の遅ればせながらの生誕祭という事もあり、
後者ではリズム隊を中心に聴かせるパートもあったりその辺も良かった。
 MCでコヤマさんが何度も繰り返し
「新松戸!」と叫ぶ姿が、
地元民的にはなんかちょっとこっぱずかしかったりして(笑
なんかそういうのも嬉し恥ずかし...な感じで良かったです
まあ、
管理人は市原市民なのでちょい離れてはいるんですけどね。でも、この辺もちょくちょく来てるので。

したら、大好きな「PLUS ONE MORE」が投下されて更にテンションが上がっていく!
この曲ではシンガロングあり、サビのメロディーラインにひたすら気持ち良くなったり~と
早速スクービーのライブの気持ち良さを十二分に味わえる出来栄え
冴えない?関係ねえ
今ここじゃ俺らが主役だ!
って気分になれるテーマ性含めて最高に踊れる仕上がりでした。
 そこから、
曲としては知ってたけど、
ライブで初めて聴く「アウェイ」が超絶格好良かった。
執拗に繰り返されるここはアウェイ~というフレーズにシンパシーを感じつつ、
ホームに変わるまで~とそれでも転がり続ける意思を聴かせる歌詞に胸が熱くなっていた。
ロックンロールの本質だけが詰まってるような世界観に実直に痺れてましたね。
 更に、
そこからちょっと耽美(!)なエッセンスも感じさせた「永遠と赤いバラ」
この曲もめっちゃ良かった。
何がイイって、
コヤマさんの❝歌❞が良かった。
威勢の良いロックンロールもいいけど、
こういう歌にフォーカスを絞ったスクービーも格好良いな。
素晴らしくお洒落で素敵な、歌から逃げない姿勢に満ちていたこの曲にもかなり魅せられました。


中盤戦は、
聴き手に寄り添ったしっとりとした丁寧な歌唱が響いた「悲しい夜も」
この曲がまた異様に沁みる印象で音源以上に胸に来ました
ジョーさんのベースラインが気持ち良く響いていた「正解FUNK」、
そこから情熱的なギターソロも含めて魅せていた「成し遂げざる者のブルース」・・・と
アルバムの中でもディープな楽曲をしっかりと熱量を持って聴かせていきました。
 一転して、
アッパーな「スピード」の気持ち良さ、
スクービー印のロックンロール「Breakin'Beaters」と、
ひたすら快感に満ち溢れた流れでグイグイとお客さんを扇動してゆく。
そこから、
しっかりとうたを届ける「光の射す道へ」、
「泣かないで」のフレーズに逆に泣きそうになりつつ
ロマンチックなギターソロにも感銘を受けた「ensemble」~と
バッキバキのロックと歌が中心の楽曲とのバランスが良くてその辺の構成の妙も素晴らしいライブでした。
この曲では、最後の「愛の重奏だ!」の部分が美しくキマっていてその後の万雷の拍手もスゴかった。


ライブも終盤戦へ。
新松戸FIREBIRDには「初めて来た」というスクービーの皆様
ただ、ニートビーツなど知り合いのバンドも公演してる事は知ってたらしく、
「ロックンロールするしかないハコって事だよなぁ!?」と観客のノセ方も上手かったですね...!
そんなMCの後に、
これまたジョーさんのベースラインが気持ち良い新譜でも特にキャッチーな「GEKIJYO」、
サビのメロディに合わせてゆらゆら踊るのもとっても気持ち良かったです
そして・・・
個人的にこの日のハイライト、「真夜中のダンスホール」が来ました。
兎に角、
問答無用で気持ち良い.....
回り出すミラーボール、
自由に踊っているお客さんたち、
そのフリーダムでフリーキーな感じがものっそい快感で脳汁が出る位の出来栄えでした。
同時に、この瞬間に松戸市が最高にファンキーでロックな街になっているのも肌で感じて、
それ込みで・・・本当に素晴らしかったですね。
地元でも、ここまで踊れるんだ。
そんな事を証明してくれたスクービーの皆さまに感謝感激の一幕でした。。
やっぱり自分と音とが一つになってる瞬間はホントに絶頂なんですよ。

セッションを挟んで、
「終わらないメロディー」と歌う「OH YEAH!」
そして、どしゃめしゃになって踊り狂った「Back On」と
正にライブチャンプの異名を欲しいままにしている矜持のようなステージングで魅せまくる
最後は、美しいサビの旋律にも心奪われた「その声を」で終わる構成も良かった
今のスクービーは、ノリノリでファンキーなロックンロールと共に、
情感と強度を増した❝うた❞でも魅せられるより味のあるバンドになっている。

否、
元々「Beautiful Day」ってアルバムでも歌が中心に聴こえてたり元々歌心も強かったんですけど。
ただ、ここに来てよりそのバランスが絶妙になっている・・・そんな気もしました。
アンコールではこれもまた聴きたかった新譜の中でも特に好きな「荒野にて」、
この曲も本当メロディが良質でライブで聴くとより染み入って、
「誰とも繋がらなくても生きていける
 それを選ぶ事が出来る自分ならば」

っていう歌詞もまた聴いてて胸に刺さる印象で素晴らしくハートフルな空間が生まれてました。
最後の最後は「Little Sweet Lover」を盛大にぶちかまして終了、
希望にも満ちたビートと、
その裏のペーソスと、
そして白熱の瞬間と・・・全体的に喜怒哀楽のバランスが絶妙だった会心のライブに思えました。
実は、対バンやイベントライブでしか観てなくて、ワンマンは初だったんですけど、
自分の想像以上に熱狂出来たので、また是非公演に参加したいですし、
また音源でもスクービーの世界にも改めて浸りたいな、と!
ありがとうございました!!!!












明日は手の中に
今日の続きを
No.3
PLUS ONE MORE
アウェイ
永遠と赤いバラ
悲しい夜も
正解FUNK
成し遂げざる者のブルース
スピード
Breakin'Beaters
光の射す道へ
ensemble
GEKIJYO
真夜中のダンスホール
セッション
OH YEAH!
Back On
その声を

荒野にて
Little Sweet Lover










本当に素晴らしいライブでしたね。
初めて気になっていた新松戸FIREBIRDに行けたのもそうだし、
その上で初めてが学生の頃から聴いているSCOOBIE DOでホント良かったし、
素敵な思い出になってくれました。
ライブの後、
テンション上がってラーメン食べたり、
新松戸の駅は開業50周年らしかったり・・・
また、
在住の県の市の好きなトコを見つけられて最高の思い出が出来たのは感謝しかないですね。
このハコにはまた機会を見つけて来訪したいですし、その他にも、
千葉県の行った事ないハコに今後も行けたら良いですね!
そして、
スクービーのライブ、今度は13年も空けずにまた遊びに行きたいです。そう思えた❝奇跡の一夜❞でした。