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「SHISHAMO6」全曲レビューその11「またね」

2021-09-14 | SHISHAMO6全曲レビュー
                    






十年後でもいい
ずっと先でもいい
いつか私を惜しいと思って
また会いに来てね
それまでまたね






この曲がどういう曲なのかと言うと・・・
相手に自分に対する気持ちがもう無い。と肌で理解していて
だからこそ引き留められないし引き留める事自体が罪になると思っている
なので、
「その時」まで待ってるね。っていう曲だと思います
恋人でも友達でも応用出来る汎用性の高い歌詞に仕上がってると感じます。

個人的に、
この曲に対して思うのは、
「こういう事もある。」って事ですね
未練がましいかもしんないけど、
でも、
「いつか笑って話せたら。」っていう気持ちもあったりもして・・・
そう考える事自体が間違い~だとか、楽観的な思想だ~とか言われたらグウの音も出ないんですけど笑


ただ・・・
そう考える事自体は自由だし、
逆に言えば、
全部を現実的に考える必要性も無いと思うんですよ
例え自分に都合が良い未来を想い描いたって別に良いと思う
そういうのがむしろ生き続けるエネルギーになるかも、、、とは感じますからね
何より、
この曲聴いてるとそういう過去の未練に対して
気持ちがスッキリする効能があったりもしてね、それもまたイイんですよ
自分らしく健気に懸命に頑張っていれば、いつか何かが報われるかもしれない・・・。
最初からあっさり失望して抜け殻みたいに生きるよりはそっちのがずっと健康的だと感じますね。


アレンジとしては、
ピアノを基調としたロッカバラードになってます。
静かな始まりからサビで感情がじんわりと滲むような曲調に仕上がってるので、
物憂げな・・・
そう、
雨の日に聴くのにも適している曲かもしれません
意外にもライブ映えするロック感も持ち合わせてるのでそれもまたおススメの一曲です
とは言えご時世柄中々ライブの本数少ないので聴けるチャンスも限られますが。
この間の野音で演奏してたのはとっても気持ち良かったですね♬







言葉に出せない、
出しちゃいけない気持ちが
形を変えて溢れてく




最後に、
この部分も個人的に大好きです。。
自分なりに歌詞を解釈させてもらうと、
恐らくはもっと自分を見て、気にして、好きになって~みたいな想いなんでしょうけど、
それを直接口に出してしまったらどうなるのかは・・・言わなくても想像付きますよね。
だから、
口に出したら他人にとって理不尽ですけど、
その前に自分にとって理不尽なんです
ただ、
そういうのもまた現実的だし人生なんだよな~とも思う
そして、そういう確かにあるけど、言ってしまったらきっと誰かに迷惑を掛けるであろう、
“間違ってないし間違ってもいる正しい感情”を歌詞にしたためてくれる宮崎朝子さんには感謝しています。
ちょっと長くなったかもしれませんが、自分にとってはこの曲はそういう曲ですね。好きです。




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