サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

Yes!アイドル宣言/クリティクリスタ[SHOW BY ROCK!! 挿入歌]

2015-06-03 | SHOW BY ROCK!!








クリクリちゃんのシングルが出たよ!










前の記事でプラズマジカのニューシングルに関して語りましたが、
同時にクリティクリスタのニューシングルも出たんですよね
ニューっていうか今回が初ですけどね(笑
個人的にロージアってキャラが大好きなのでその意味でも発売を待っていたシングルです
クリティクリスタはパンクやゴス要素のあるプラズマジカとはまた違ってストレートに可愛さを押し出しているグループなので
聴き応え的には結構違くて、それがまた面白かったりもするんですよね。


表題曲「Yes!アイドル宣言」もカップリング曲の「Attention,Please!!」もちょっとアレンジが一昔前風、というか
具体的に書くと90年代前半っぽいギターサウンド、又はキーボードサウンドだなって思うんですが
そのコテコテ感がむしろクリティクリスタの王道感にマッチする感じで
もっと言えば一周回って新鮮な感じすらするのが面白かったです
その時代っぽさと、
今のアニメソングっぽさを融合させてる感覚というか
そういう点に関して言えば非常にクリエイティブなシングルに仕上がってると思います

また歌詞の内容が非常にクリティクリスタらしい、いや、むしろロージアらしい内容になっているのも堪らない
タイトルにアイドル、と付いてても基本的には王道のガールズロックだとは思いますが
ロージアのアイドル的なアティテュードも十分反映されている楽曲にもなってて
ロックでありながらキュートさに心地良さを覚えられる塩梅がいいな、と
また非常にライブ映えしそうな曲調でもあり
今から生で聴くのが楽しみですし、
部屋で一人で聴いていても素直に楽しくなれる、元気になれるのが何よりも素敵な楽曲だと思います
また“クリティクリスタの青春”を感じさせる楽曲でもありその頑張ってる感じも胸に響くナンバーかな、と


先述の「Attention,Please!!」に関しては
プラズマジカと違ってメンバーにキーボード担当がいるからこそキーボードを最大限に活かしたアレンジになっており
こっちもこっちでクリティクリスタ及びロージアっぽい“ガーリーさ”に満ちている楽曲になっていると思います
ちょっと可愛らしい曲ですし、
Aメロのノリの良さはこっちもこっちでライブ向けかも~って素養を感じられますね
繰り返しになりますがキーボードのちょっとノスタルジックなフレーズも良くてバンドでありながらアイドル的なアプローチが光っている
クリティクリスタの本質が良く詰まっているシングルに仕上がっていると思います。












本編では、今、彼女ら大変なことになってますが(笑
それはそれとして素直に良い気分になれる類のアニメソング及びガールズロックに仕上がっててめちゃくちゃ良かったです
やっぱりロージアは本当に大好きなキャラなので、このシングルを聴きながら応援してようかな、と。
クリクリちゃんの魅力が詰まっているので少しでも興味があったら、是非。



迷宮DESTINY/流星ドリームライン|プラズマジカ[SHOW BY ROCK!! 挿入歌]

2015-06-03 | SHOW BY ROCK!!







今週はプラズマジカの新曲の発売週!って事でワクワクしながらニュー・シングルを購入しました。









このシングルはOPEDとは違って本編の対バンバトルで使用された挿入歌、というヤツですね
一口に挿入歌、とは言っても対バンバトルを盛り上げる為に用意された2曲なのである意味OPEDにも引けを取らない完成度のシングルになってます
OPEDも大好き、もっと言えばカップリングまで含めて好みなんですけど、OPEDはプラズマジカのキュートでカラフルな一面を切り取ったものだとすれば
このシングルはもっとシリアスでセンシティブな感情を切り取っている印象の2曲が詰まっていて
(まだ2枚しか出してませんが)ある種の新境地というか、
プラズマジカの明るいだけではないロックチューンを聴く事の出来る出色のシングルに仕上がっているなあ、と個人的に思いました
単純にめちゃくちゃ格好良いですし、名曲ですし、
何より2曲とも相当本編にリンクした歌詞になってるのが良いんですよね
OPEDが「SHOW BY ROCK!!」のアンセムだとしたら、この2曲は正にプラズマジカのアンセムとして成り立っている楽曲たちだと思います
そしてそれを抜きにしてもビビッドでクールなガールズロックとしても聴ける素養が備わっていると思えるのが余計に秀逸なシングル
人によってはこういうテイストの方が好きかもしれない、と思うくらいプラマジのイメージをちょっと変えるインパクトを含んでいる作品ですね。


「迷宮DESTINY」は今までのパンキッシュだったりご機嫌なロックのイメージからはほど遠い
サウンドだけとればかなりハード、かつダークでバッキバキのアンサンブルが超気持ち良いロックナンバー
ある意味V系にも通じるソリッドで鉄っぽいアレンジが世代的には正直堪らない部分があって
なんでしょう、
これはあくまで個人的な感触でしかないのですが結構メロコアとかV系っぽさだとか自分の世代感に触れる楽曲が多くて
その意味でもSB69の楽曲群にはシンパシーを感じますしちゃんと日本のムーブメントを通過しているロックナンバー、って気がするのが実にイイです
それを“アニメソング”というフィルターを通してブラッシュアップさせてる感覚が相当好みであります
歌詞も稲妻のような、プラズマジカというバンドそのものを歌っているような内容で
めちゃくちゃ格好良いし単純に痺れますね
がむしゃらに這い上がって行くような歌詞の流れは正に転がる石の如く美しくて確かな(バンドや出会いに対する)気持ちを感じさせてくれます

一方で「流星ドリームライン」は、よりプラズマジカのコアな部分を描いたドラマティックな美メロナンバーに仕上がっています
正しくメンバーの“絆”を感じさせる楽曲であり、きっとプラズマジカを、アニメを好きなら好きなほどに心に響く楽曲になっているかと
流麗なギターフレーズが印象に残ったり、夜空を観ながら聴くにはピッタリのロマンティックさもある曲
何よりも歌に気持ちが相当こもっていて聴いていて胸がジーンと熱くなる作用があるのがいいですね
サビの練り込まれたメロディラインに関して言えばアニメ抜きにしても「いいなあ。」と思える切実さがあるのが堪らない
センシティブな感情と、それと同時に存在する優しさや愛情が胸に伝わって来る正しく名曲と形容出来る曲になっているかと
この曲は対バンバトルの他にもバンドがバラバラになりかけた時に生まれた楽曲でもあるので
多分ファン的にも色々な想いが去来する楽曲なのではないでしょうか
単純に楽曲としてすごく良い曲だと思うので
その意味でも是非聴いて欲しい
楽曲の売り上げやチャートアクションだけで言えばシンガンのが上ですけど
個人的にはプラズマジカの楽曲も、このシングルもめっちゃ良いから、もっと多くの人に聴いて欲しいな、と。
そう素直に思う事の出来た傑作シングルですね。勿論本編が好きでバンドに感情移入してるような方には是非手にとってもらいたいっす。












作り手の世代的なものもあるのか、
最近のアニメソングは自分が少年の頃聴いてた音楽の要素もちょくちょく感じられるものが多くてその意味でも楽しいです
このシングルはプラズマジカがお互い出会って感じた衝撃を形にした「迷宮DESTINY」、
そして深い愛情を綴ったアンセム「流星ドリームライン」と
ファン的に堪らない一品に仕上がってました
後者は美メロのラブソングとして聴こうと思えば聴ける素養があったりして、割とファン限定ではない入口の広さも備わってるのが余計に素敵な作品
個人的には聴く度に本編に想いを馳せられるのがとっても嬉しいシングル。


涙を流す意味も
誰にも言えなくて
探し求めてた
温かい光を (迷宮DESTINY)




【一人きりの戦い】SHOW BY ROCK!! 第9話「流星ドリームライン」 感想

2015-06-01 | SHOW BY ROCK!!
この二人のカップリング、ありだな!(笑顔で妄想)









いきなりですが、
いや、というか、ここまでの感想を読んでくれてる方なら分かると思いますが自分はロージアと言うキャラが大好きです
具体的に書くとプラズマジカのメンバーに負けないくらいに大好きです
ルックスが最高とか裏表の激しい性格が可愛い、とか
まあそういう部分も好きなんですけど
一番好きなのは所謂オンリーワンというヤツを目指してない、ハナっから眼中にないところですね
いつだってナンバーワン「だけ」を追い求めて生きているところに彼女の“美しさ”を感じたりするんですけど
惜しむらくは他のメンバーは決してロージアと同じ目線ではない、ロージア程の意識の高さを感じない
もっと言えばある意味“ロージア頼み”になっちゃってたのが直接的な敗因だったんでしょうね。

例えばボーカルだけが作詞作曲をするようなバンドでも実際にライブを観ると「あ、ワンマンバンドじゃないな」と深く思えるように
目立つ中心人物がいたとしても各々がバンドの作中観を再現する為に尽力していれば自ずとそういう印象を与えないものだと思います
だけど、クリティクリスタの場合ロージアが必死に他のメンバーを引っ張っていた・・・という印象は拭えません
勿論他のメンバーも個性的だし可愛いし演奏も全然頑張ってたと思うんですけど
1人だけ勝ちたいと強く願っていたロージアと
4人とも勝ちたいと強く願っていたプラズマジカ、
どっちに所謂“バンドマジック”が起こるかは明白なもので・・・。

そもそもロージアは対バン決定の時点で1人だけ闘志剥き出しだったし、他の3人と比べて“余裕”というよりも“本気”に見えた
ロージアが“本気”で新興バンドを叩いておこうとしていたのに対し他の3人からはそういう気概を感じなかった
もっと言えばストーンを奪われる時もみんなロージアにしがみついていた事を考えると
いつの間にかロージアに掛る負荷がやたら重いバンドになっちゃってたのかも
確かにロージアはめちゃくちゃ可愛いし、華があるし、努力家だけども
バンドならではの一体感だったり全員が全員同じ方向を向いている感覚に於いてはプラズマジカの圧勝だった
そう、身も蓋も無い言い方をすればロージアのワンマンバンド化しちゃってたのかな。。と振り返ればそう思います
プラズマジカのあの名曲を、演奏を聴いて「今のクリティクリスタでは負ける」と自覚したのは彼女だけだった。
それくらい真剣味に於いてズレが生じてしまってたって事なんでしょうけど・・・。



泣かないでロージア様・・・。


それでも、
プラズマジカレベルの一体感は残念ながら今のクリティクリスタからは感じられなかったけれども、
自分は「いつだってナンバーワンでいたい」と強く思っているロージアの気高さが大好きです
ロージアは別に調子に乗ってる訳じゃなく
むしろ今までの言動を見ればクリクリの中でも一番意識が高いのは彼女なはず
それくらい強気で、「謙虚であれ」という強迫観念を気にもせず、ただひたすらに走って来たロージア
オンリーワン云々っていうのは個人的な見方だと単なる「逃げ」や「甘え」に過ぎない
本当に好きなら誰だってナンバーワンになる為に頑張ってしまう(頑張る、ではなく)のが道理だと思います
だから、常にナンバーワンでありたい、誰にも負けたくないと涙を流すくらい熱く頑張ってるロージアというキャラが本当に大好きです

プラズマジカがあまりにも素晴らしい演奏をしたら、毒づきや皮肉を吐くのではなく
素直に「負けてる・・・」と認めて涙を流すシーンに彼女の本質を垣間見たような気がしました
誰よりも自分たちの実力に自覚的で、かつ勝負に対しては常に真剣だったロージア
プラズマジカが一皮剥けたように、
クリティクリスタもまた一皮剥ける必然性があるのかもしれません
気が付けば彼女だけが色々なものを背負っちゃってましたが、いつか生まれ変わった新生クリティクリスタを拝んでみたいです。
今回はロージアの負けん気の強い可愛さ、良い意味で超あざといパフォーマンスの可愛さ、そして素直に負けを認める可愛さ・・・と
大好きなロージアの様々な一面が見られてすっごく面白かったし満足でした
今回の敗北が、また何かのきっかけになればいいな。応援してます。




という訳でプラズマジカが念願の対バン初勝利!しましたが
ロム兄さんの教授の通り、この4人の“絆”をそのまんま音にしたからこそ
プラズマジカの音楽がクリティクリスタ以上に受け入れられたのだと思います
また件の解散の危機回でシアンが歌った曲に本格的なメロディとアレンジが付いて
そういう曲で勝利を手にしたからこそ余計にカタルシスが強かった節があって・・・
完璧な脚本だったと思います
このタイミングで、この対バンで、ここで勝たせるならこの曲しかない!って選曲になってたのが素晴らしい
ある意味プラズマジカのアンセム、と言っても過言ではない楽曲でしょうね

先述した通り、プラズマジカは4人が4人全員闘志剥き出しで同じ方向を向いていた
ライブ前の円陣でもみんながみんな瑞々しい本気を抱えていたのが分かった
そんな風にお互いがお互いを信じて感じて想いを重ねられれば、
今回のようなバンドマジックを生み出せるのだと思います
同じ気持ちで、
同じ情熱で。
プラズマジカというバンドそのものでもあるストーリー性の楽曲だからこそ余計に“絆”自身が音になっている感覚があった
その一体感と美しいメロディ、“みんなで”掴み取った結実に実直に感動したし、「観ていて良かった。」って思えた
シアンの勝ちでもないし、チュチュの勝ちでもない、「プラズマジカの勝ち」そのものな情景だったと思います
どんなに離れたとしても、決して消えない想いと音、それを嘘じゃなく鳴らしてくれた作劇に拍手。




ただ、一方で先週も気になってたチュチュの気負い過ぎ感も気になりました
チュチュはこういうドアップのカットが多くて可愛いな(笑)、と感じつつ
ロージアがシアンをライバル視していた事だったり
アイディアが裏目に出てしまったり、
次回予告でも匂ってましたが
そろそろチュチュ回、彼女の本音を掘り下げるような回も来そうでその意味でも来週以降が楽しみ
その意味以外では勿論ストーンを奪われたクリクリ、遂に牙を剥き始めたダガーの行動、未だベールに包まれているキングの存在・・・などなど
気になる事柄多数なので一つの結実を観た今でもこれからに大きくワクワク出来る節があるのが嬉しいですね
プラズマジカも、もっともっと大きく、最高な存在になれるはず!期待しています。















あの仲違い、軋轢も決して無駄ではなかった
あれがあったからこそ、「流星ドリームライン」みたいな楽曲が生まれたんだなあ・・・と思うと
感慨深くもあった第9話でした ケンカ出来た分だけ、より結束が強くなる。というのは実に待田さんらしい脚本ですよね。
プラズマジカの勝利に“おめでとう”を、クリティクリスタの敗北に“頑張れ!”を。これからも良いライバルで居れたらいいな・・・。

そんなプラマジとクリクリのシングルが今週同時発売!なのでものっそい楽しみです♪
そういえばサンリオキャラクター大賞では相変わらずシンガン1位で彼らの人気の凄まじさを感じました
男子も負けずに投票頑張りましょう(笑 クリティクリスタももっと奮闘して欲しいですな!
ロージアが泣く時の表情は相当崩してたけど、崩したからこそ伝わる気持ちが確かにあった。
本当は誰よりも頑張ってる娘だと思うからまた彼女が報われる日も来ればいいな。




ところでこのシーンのロージアがあまりにもめちゃカワ過ぎて思わずハート撃ち抜かれそうになりました(笑
またおっぱいが主張してるのがいいですよね!そりゃ豚にもなりますわ。っていう 笑
シアンと面と認め合えれば更に良いと思う。