ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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コノミの宝物

2007-02-03 16:59:04 | ウルトラシリーズ
食堂で赤い幽霊の噂の話をするクルーたち。どこか浮かない顔のコノミ。その理由はリムエレキングが現れなくなったこと。コノミは嫌われたのかと心配する。食後揃って赤い幽霊の真相を確かめに行くクルーたち。すると彼らの目の前に本当に赤いてるてる坊主のような存在が現れた。逃げ出すリュウ、ジョージ、マリナと違い、テッペイは後を追う。その途中テッペイはある人物とぶつかる。どうやら彼はコノミと面識があるようだ。

スザキの傷の手当をするコノミ。その微笑ましい光景をこっそり見つめるクルーたち。依然として赤い幽霊の正体は不明だった。翌日、笑顔でコーヒーを配り歩くコノミ。スザキは彼女に大切な宝物をくれたのだという。小学校の頃、眼鏡のことでいじめられていたコノミを助けたのはスザキだった。「そのめがね似合ってるぞ」と言い、ポケットからウルトラマンを取り出し「正義の味方は嘘をつかない」というのだった。その日以来、彼の言葉のおかげでコノミは強くなれた。引越しの日、車中のコノミに向かって丘の上から叫ぶスザキ。声は届かずとも、コノミには「頑張れ」と確かに聞こえていた。

その彼と今日の夕方また会うことになっているのだという。がマリナはファッションに自信がないようだ。となるともう1人の女性・ミサキが選ばれた。その頃補佐官はそれを重要任務だと勘違いし、尾行することに決める。

町に繰り出し、洋服を選ぶミライ、コノミ、ミサキ。その後をこっそり?つける補佐官とマル。が警察に通報され、補佐官だけ連行されていってしまう。白い洋服に決まったコノミ。眼鏡を外した方が良いかもしれないというミサキだったが、今回は眼鏡が大事だと告げるミライ。

その頃赤い幽霊の正体が判明した。リムの構成物質が赤い幽霊を形成しているというのだ。その時マリナは週刊誌で驚きの記事をみつける。スザキが傷害事件で逮捕されていたというのだ。当のスザキは「眼鏡を外した方が可愛い」という。コノミは傷害事件についても知っていた。もう1回返り咲いてみせると宣言するスザキは、コノミに取材を申し込みたい友人がいると告げる。

何とか釈放された補佐官。マルと並んで歩いていると目の前に再び赤い幽霊が現れた。ニヤリと笑った後、マケット怪獣が消えるときと同じ現象で消えていった。驚き逃げ出す2人。

翌日スザキと共にフェニックスネストを訪れた記者風の男。ジョージはその男に見覚えが会った。彼の名はヒルカワ。スクープのためならどんな手段でも使うのだという。ヒルカワに詰め寄るジョージたち。グルだったのかと問い詰めるリュウ。スザキは総てを明かした。偶然を装ってコノミに近づいたのだという。コノミのことを忘れていたというスザキを殴ろうとするリュウだが、マリナがビデオに気づく。それでもなおミライは怒りに駆られ、スザキに詰め寄る。だがコノミはスザキを庇う。「人は変わっても、彼のくれた言葉は変わらない」・・・

撮影を終えたヒルカワを追おうとしたが、その時、怪獣出現の予兆が検知される。現場に向かうリュウたち。スザキはコノミを引きとめようとするが、コノミは眼鏡をかけ、自分の成すべきことを果たすため、去っていった。

現場の赤い噴煙の中から現れたのは円盤生物ノーバだった。口から赤いガスをはき、機体の性能を低下させるノーバ。GUYSは地上からの攻撃に切り替える。今度は地上のミライたちにむけ、赤いガスを撒き散らす。ミライは1人その場を離れ、メビウスに変身。ノーバに立ち向かおうとするが、突如ノーバは消えてしまう。

今メビウスが戦ったノーバはマケットノーバ。囮をつかい、フェニックスネストへと進撃する本物のノーバ。メビウスはテレポートし、ノーバの眼前に現れる。円盤状になりメビウスを襲うノーバ。メビウスはかなりの体力を消耗していた。右手の鞭に縛られ、左手の鎌で攻撃されるメビウス。それを救ったのはミクラスだった。コノミが召喚する様子を見るスザキ。

だがミクラスもノーバの光弾を浴びて倒れてしまう。その時コノミの元に聞こえてきたのは彼女を励ます「頑張れ、負けんな」というスザキの言葉。別れのときと変わらぬその言葉を受けたコノミは立ち上がり、ミクラスに声援を送る。

奮起したミクラスは苦戦するメビウスを助けるため、ノーバに電気攻撃を加える。ちょうどタイムリミットで消失するミクラス。仲間が作ったチャンスをものにしたメビウスはメビュームシュートで見事ノーバを撃破するのだった。だがコノミの背後にスザキの姿は無かった。

数日後、スザキからあのときのディスクが送られてきた。それと共に送られてきた手紙には「夢をあきらめず、もう一度やり直す。その勇気を君がくれたから。追伸、そのめがね似合ってるぞ」と書かれてあった。スザキはコノミとの思い出を忘れてはいなかったのだ。

その時、空にウルトラサインが現れる。それは光の国への帰還命令だった・・・

人は変わっても、言葉は変わらない。あの日自分に勇気をくれた言葉と、彼との思い出がコノミにとっての宝物だった。いい話だな全く。そのおかげでノーバを出した理由が全く不明になってしまったが。別にノーバでなくとも丸く収まる話だったような。

そのノーバだが、レオに登場した円盤生物の一体。口からはく赤いガスで人々を凶暴化させた当時とは違い、今回は軽いいたずらレベルの行動をとる。ガスも人間に害はなさそうだ。ここの設定が生かされていないのはちょっと残念。

さてヒルカワ。この人は誰あろうネクサスにてダークザギの仮の姿・石堀光彦を演じた加藤厚成さん。何か隠しているようなオーラは変わっていない。どうやら再び出番があるようだ。
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激闘の覇者

2007-02-03 16:58:49 | ウルトラシリーズ
光の国。右わき腹を押さえるウルトラの父を心配するウルトラの母。「この3万年間一度も無かったことだ」「何かの前触れだと?」「あるいは・・な」父と母が見つめる先には地球が輝いていた。

フェニックスネストの片づけを終わらせたクルーたち。これだけ大きな物が飛ぶのだから後始末も大変だ。超獣の出現がなくなったから、使う必要も無いと言うコノミの前に補佐官が現れる。

このところの事件には何か関連性があるのではないか。まだ危険性がなくなった訳ではない。そこで補佐官はケースを開いた。中には数多くのマケット怪獣のカプセルが入れられていた。だがミクラスとウインダムがいるというのに何故増やすというのか。テッペイが運用マニュアルを取り出したとき、一枚の督促状が落ちた。補佐官はマケット怪獣の運用データを送るように言われていたのだが、面倒くさくて溜めていた。それをクルーに手伝ってもらおうというのだ。「宿題は自分でやらなきゃ」と言われるがテッペイは乗り気なようだ。

早速データが現れデータ検討会が始められた。初めてGUYSクルーとして戦った地底怪獣グドン。だが地底で時間切れになられては困るということで却下。続いて火山怪鳥バードン。ウルトラマンをも苦戦させるが、周囲の草木を枯らしてしまう毒をもつということで却下。今度は古代怪獣ツインテール。「海はGUYSオーシャンに任せておけばよい」という補佐官に地上でも戦えることをアピールするが、結局喰われたということで却下。自信ありげに取り出したのは宇宙大怪獣ベムスター。数々の能力を持つベムスターに決まりかけたが、いやな目にあったマリナは猛反発。その剣幕に押されて却下された。

中々決まらないマケット怪獣。他には宇宙怪獣エレキング、強豪中の強豪・宇宙恐竜ゼットン、そしてウルトラマンメビウスまで存在した。メビウスのデータがモニターに映し出される。数々の戦いをGUYSと切り抜けてきたメビウス。ほめられて嬉しいミライ。最大の武器は十字を組んで放つメビュームシュート、そして光の剣メビュームブレード。だがメビウス=ミライとしては複雑な面持ちだ。サコミズの進言により、メビウスも却下される。
結局決まらなかったマケット怪獣。補佐官の一言を聞いたテッペイは勝ち抜き戦ができることを告げる。するとミライ、サコミズ以外の全員が我先にと怪獣を選び始める。その結果ゼットンは補佐官の手に収まる。が落としたときに微かに電流が走る。

初戦はテッペイのグドン対補佐官のゼットン。「デットン!」「ゼットンです」「・・ゼットン!やってしまえ!」マルに訂正されながらも攻撃を命じる補佐官。ゼットンは得意の火球を放ち、一撃でグドンを消滅させた。テッペイはリセットしようとするが、何故かゼットンは消えない。それどころか、暴れ始めたではないか。その暴走した影響でフェニックスネストのコンピューターの機能が低下し始めた。

緊急警報を出す最中、テッペイはゼットンを倒すため、マケットウルトラマンメビウスを投入する。それを見て驚きを隠せないミライ。ジョージは足を狙うように指示。その指示通り足に攻撃しようとしたメビウスだが、マリナが角を狙うように指示したため、角に攻撃しようとする。だが2人のいい争いが始まり、マケットメビウスも混乱し始める。「何とかシュートで片付けてしまえ!」と補佐官が言ってしまったために、マケットメビウスはメビュームシュートを発射。だがゼットンはそれを吸収・波動光線として逆転しカラータイマーに直撃させる。仰向けに倒れるマケットメビウス。

その頃ミライはゼットンを倒すため、自らを数値化し、仮想空間への突入を試みる。マケットメビウスが消滅した後、今度は本当のウルトラマンメビウスが現れた。火球を避けるメビウス。だがその強さに徐々に押されてしまう。その時彼の耳に聞こえてきたのはGUYSの仲間の声。皆の声が自分を強くする。そう感じたメビウスは怒涛の反撃に打って出る。「皆がいるから僕は戦える。僕は負けない」仲間たちの声援を受け戦うメビウス。バリアを張られるが、上空からの流星キックでバリアを飛び越えて攻撃した。

するとゼットンは突如テレポートを繰り返す。メビウスは背後を取られるが、マリナの助言で攻撃をかわすことに成功。だがゼットンは火球を連射。バリアも破られてしまう。最大級の一撃を放とうとしたゼットンを止めたのはミクラスとウインダムだった。「これが僕の仲間だ、僕の力だ!恐れる物などありはしない!」2体のマケット怪獣の援護を受け、遂にメビウスはライトニングカウンター・ゼロでゼットンを消滅させる。

結局使えるのはミクラスとウインダムだけ。そういう結論に達したのだった。そこへミライが帰ってきた。どこへ行ってたのかを問い詰められ、くすぐられてしまう。その夜、ウルトラの星をみつめ、地球に来てよかったと思う。だがその頃光の国ではウルトラの父がある決断を下していた。


最強にして最高の怪獣・宇宙恐竜ゼットン登場。前作マックスでも戦ったが、その時はバリアを張ってばかりだったので少しつまらなかった。だが今回は違う。マケットメビウスの光線を吸収・逆転するシーンはまさに初代マンがゼットンに敗れたときのことを彷彿とさせる。唯一の変更点はメビウスが仰向けに倒れること。初代はうつ伏せに倒れた。その後仰向けになっているのは、ゼットンが倒れたマンに対してなお攻撃を加えたからだとされている。にしてもやはり最強の名に恥じぬ戦いぶりだ。メビウスですら仲間の助言と、マケット怪獣がいなければ倒せなかっただろう。ドキュメントSSSPの個体でよかった。これがMATの方だったら普通に倒せていたかもしれない。

今回は軽く総集編といった感じ。オープニングも2番になり、冒頭ではウルトラ兄弟の姿が映し出された。プロトマケット怪獣ということで、過去に戦った怪獣との戦いの思い出を蘇らせる面々。結局使えるのはミクラスとウインダムだけとなった。あの・・・アギラとセブンガーを忘れないで下さい。いま1つ活躍の場が無かったアギラはともかく、無茶苦茶強いセブンガーはいれてもいいんじゃないか?

また電脳空間に入るシーンはかつてのグリッドマンを感じさせる。

ウルトラの父の古傷が痛むわけとは、そしてメビウスの進退や如何に。
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節分

2007-02-03 10:11:21 | 日々の生活
今日2月3日は節分。「鬼は外、福は内」の掛け声で豆を投げたり、恵方巻きを食べたりという行事である。今年の恵方は北北西らしい。

ということで早速買ってきて食すことに。

・・・・・・

ふう・・・意外とボリュームがあった。「無言で食え」とのことなので黙って食った。味は中々うまかった。値段は少々張ったが。

豆まきは夜、部屋の中でやるとしよう。春先に掃除していたら出てきませんように。でも何で豆なんだろう。
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千と千尋の神隠し

2007-02-03 07:20:04 | テレビ・映画・ドラマ
昨日放送された「千と千尋の神隠し」。映画館でもビデオでも見たけど、やっぱり好きな作品なので一応見ておくことに。見ていてふと何か忘れて・・・・・あっ「花より男子2」か。録画もしてないし・・・まいっか。今回は「花より神隠し」ということでどうかひとつ。

一度見て面白い物はやはり何度見ても面白いわけで。相変わらず序盤はちょっと怖い。料理を貪り食う両親が豚になっていたらそりゃ驚くわな。劇場予告であのシーンが使われていたときは、見るのを迷ったものだ。

あとは千の成長物語。「生きる力を呼び覚ませ!」の言葉通り、熱心に働くようになる千。見事オクサレ様を浄化し、一躍人気者?に。そんでもってカオナシも登場。相変わらず独特の存在感を持つキャラだ。「あ・・・」ぐらいしかいわない。色々な設定があるようだが、本編では明言されていない。

ハクリュウが襲われた時点から、目に見えて変化が訪れている千。一発でハクだと見破り、湯婆婆の部屋まで怯えずに向かう。あの団子の効果だろうか。カオナシ暴走時も決してたじろがず、カオナシを救おうとする。そしてハクの本名「ニギハヤミコハクヌシ」を思い出す。「神様みたい」。「みたい」ではなく本物の神様です(笑

両親があの群れの中にいないことを見破り、見事帰れることに。風呂屋の仕事でここまで変われるものか?やっぱり団子が怪しい。

でも最後のトンネルのシーン。冒頭と同じく、何故か怯える千尋。成長したはずじゃなかったのか?暗いトンネルより、カオナシの方が何倍も怖いぞ。

そのカオナシも、最後は何故かいい人?に。お茶を飲み、ケーキを食うシーンで下の本当の口が食っていたのにはちょっと笑った。これは団子の効果かはたまた千のなせる技か。ただ銭婆婆が食われないことを祈る。で結局カオナシってなんだったんだ?

この映画は主題歌よりも挿入歌「いのちの名前」の方が好き。初めて聴いたときは結構感動したなぁ・・・


実はこの映画よりCMの「ナイトミュージアム」が気になった。面白そうだから見に行こう。
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