ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」を見て

2016-07-19 19:29:53 | 特撮
「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」を見ました。

 平田圭介は兄・一郎が戦時中に隠した宝石を探すチームに加わり、海外で現地住民の制止を振り切り、洞窟内で宝石を発見する。だがそこで仲間の1人であった小野寺が裏切り、1人で宝石を持ち逃げしてしまう。
 幸い、平田は日本語を話せるカレンという住民に助けられたが、カレンによれば小野寺が持ち去ったのは宝石ではなく、現地に伝わる大怪獣バルゴンの卵だというのだ。小野寺は水虫の治療にと赤外線照射機をあてがわれていたが、そのスイッチを入れたまま部屋を出てしまい、赤外線が卵の成長を促進し、神戸港にてバルゴンが誕生してしまった!


感想
 ・・・えーと、この作品って「大怪獣バルゴン」でしたっけ(汗。

 第1作であれこれ試行錯誤した結果、ようやく成功したZプランが、冒頭2分程度で隕石のせいで失敗に終わってしまいました。てっきりその隕石の中にバルゴンがいるかと思ったら、まるで関係なかったぜ!(笑。
 で、その後電力やら熱やらを求めて暴れまわったガメラでしたが、バルゴンと一戦交えて氷づけにされた後、終盤まで一切出番無し。出ずっぱりだった1作目と大きく異なり、物語は「如何にバルゴンを倒すか」に焦点が当てられています。
 結果としてガメラへの印象は、冒頭を除けば「そういえばいたっけ」ぐらいの感覚になってしまいました(汗。ガメラが動けなくなったシーンは対レギオン戦を思い出しましたし、その後復活が終盤になるというのも似通ってはいますが、ガメラの存在感はかなり違うと思います。

 どこまでも強欲な男・小野寺、罪滅ぼしのためにとバルゴン退治に加勢する平田、地元に移住していた日本人のおかげで日本語を話せるヒロイン・カレンの3人がメインで描かれており、人間側のドラマもなかなか面白かったです。絵に描いたような悪人の小野寺でしたが、金を欲するがあまり、作戦実行中の湖にボートに乗って駆けつけるとはなぁ・・・もしバルゴンを倒すのがもう少し早かったら、小野寺もダイヤも助かっていたんですかね。

 新怪獣バルゴンは冷凍ガスで街を凍らせるばかりか、背中から放つ虹の光で遠距離攻撃対策もバッチリというなかなかの強敵。ガメラと比べるとどこかのんびりとした表情ではあり、雨であっさり足止めされたり、水に入ると溶けてしまうという弱点を有してはいたものの、その能力は末恐ろしいものでした。一度反射された虹の光を二度と使おうとしないなどの知能も持ち合わせています。
 船の中で誕生した直後、海水に紫色の血液が混ざっていましたが、あのシーンはあわやバルゴンが死に掛けていたシーンだったと・・・もし、もっと遠くの海で赤外線を浴びて誕生していたら、誰にも復活が気づかれぬままバルゴンは消え去っていたと・・・ある意味、運の良い怪獣だったのかもしれません。

 なかなか面白かったものの、ガメラの印象は薄い映画でした。
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あまんちゅ! 第2話「光といけないコト」

2016-07-19 07:23:01 | 2016年アニメ
あまんちゅ! 第2話「光といけないコト」

 第1話の教訓から、ファイブステップにチャック確認も加えるぴかり。

 さて今回は前半がぴかりと真斗の登校風景、後半がてこと初めてのダイビングスーツが描かれていました。原作では前半部分は入学式前の光景でしたが、アニメでは入学後として描かれています。また、随所に挟まるてこの描写はオリジナルですね。彼女がずっと携帯電話を気にしていたのは、以前住んでいたところの友達からのメールを待っていたからでした。けれども、今朝のてこはメールが届かなかったとしても、ぴかりがいるおかげで昨日よりは学校に行きたいという気持ちが大きくなっていたようです。
 アニメだと、こうして少しずつてこが知らないところでの暮らしを楽しみ始める描写が多めだと感じます。

 勝手に部室に入り、勝手にスーツを着て、勝手にプールに飛び込んでしまう。どれもいけないコトではありますが、ついついぴかりのペースに乗せられてしまったてこ。いけないコトだと知りつつも、心のワクワク上昇気流は止められない。一歩踏み出した彼女がダイビング部に入部する日はそう遠くありません。

 次回で原作1巻の内容は終わりそうですね。とうとう新しい物語が始まることに・・・?姉ちゃん先輩と弟くん先輩の出番が待ち遠しいです。
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