ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

「祝ウルトラマン50 乱入LIVE!怪獣大感謝祭」を見て

2016-07-09 23:13:18 | ウルトラシリーズ
NHKBSプレミアムで放送された「祝ウルトラマン50 乱入LIVE!怪獣大感謝祭」を視聴しました。

 まずは・・・ヒャッハー!随所で「ULTRAMAN」のBGMが使われていた!やっぱり良いなぁ、あの曲・・・

 さて、最初はウルトラマン50年の歴史を丸ごと振り返ることに。所々でハヤタ&ウルトラマン、ダン&セブン、郷&帰マン、アスカ&ダイナ、ムサシ&コスモスが共に登場し、握手を交わしていました。特に郷秀樹を演じられた団さんが、帰マンの背中をポンポンとたたかれたのがグッときました。
 50年の歴史を振り返る中では、ウルトラマンやティガえ、エックスはもちろんのこと、ノアやザ・ネクスト、ゼノン、セブンXといったウルトラマンも紹介され、更にウルトラマンキッズやUSA、ナイス、ネオス、ボーイも映し出され、最後にはリブットの映像まで流されました。リブットは存在は知っていましたが、映像を見たのは初めてだったので驚かされましたね。

 「さらばウルトラマン」が放送された後は、名作回TOP10が紹介されることに。TOP10のうち、「さらばウルトラマン」以外は後日BSプレミアムで9週に渡って放送されるそうです。
第10位:超兵器R1号(セブン)
第9位:許されざるいのち(帰マン)
第8位:ノンマルトの使者(セブン)
第7位:恐怖の円盤生物シリーズ! MAC全滅!円盤は生物だった!(レオ)
第6位:ウルトラ6兄弟最後の日!(タロウ)
第5位:さらばウルトラマン(ウルトラマン)
第4位:故郷は地球(ウルトラマン)
第3位:狙われた街(セブン)
第2位:怪獣使いと少年(帰マン)
第1位:史上最大の侵略(後編)(セブン)
 ・・・各作品については後日放送時に感想を書くとして、6位と1位は前後編なんですが、後編だけの放送になってしまうのでしょうか?折角だから前後編あわせて放送して欲しいところです。


 続いてウルトラ怪獣人気№1決定トーナメントが開催されました。こちらは視聴者参加型であり、制限時間内にリモコンのボタンなどを押して、投票数が多かった怪獣が決勝に上り詰めるというものでした。
・準々決勝
○バルタン星人 ×メトロン星人
○エレキング ×タイラント
○ゴモラ ×キングジョー
○ゼットン ×ピグモン

・準決勝
○バルタン星人 ×エレキング
○ゴモラ ×ゼットン

・決勝
○ゴモラ ×バルタン星人

 と、いうわけで優勝はゴモラに決まりました。準々決勝では対決の前にプレゼンが行われ、時折怪獣酒場のインタビューも行われていました。
 インタビューでもありましたが、最近はレイや大地といった主人公の相棒的なポジションにもなってますし、怪獣であり、それでいてヒーローという魅力もあると思います。怪獣酒場の男性の方と、獣神サンダーライガーさんの「怪獣に必要なものを全部持っている」という熱いプレゼンも決め手となったことでしょう。

 惜しくも破れたバルタン星人でしたが、「大怪獣ラッシュのバレルさんが好き」という女性の方のコメントに凄まじい熱を感じました。
 タイラントのプレゼンも熱かったですが、初代タイラントの目を「いっちゃってる」と表現したのには笑いました(笑。
 エレキングの角が取れるというハプニングもありましたが、再生エレキングだったら危なかった・・・
 ゼットンの応援には蝶野正洋さんが駆けつけてくれました。並び立った時の1人と1匹がかっこよすぎる・・・!プレゼンのオチはチャイムに被って残念なことになりましたが、ともあれゼットンはいいぞ・・・でもゼットンの鳴き声は「ピポポポポ・・・」という電子音の方がいいぞ・・・あと「一兆度なのにビルが壊れない」という司会陣の的を射たツッコミもありました(笑。

 対決の合間で、つるのさんと杉浦さんも仰っていましたが、平成にもかっこいいやつが沢山いるので、そちらも参加させて欲しかったなぁ・・・でも、平成怪獣やハイパーゼットンに触れてくれたのは凄く嬉しかったです。


 その後は様々な人へのインタビューが行われ、黒部さんは1話撮るのに1ヶ月かかったことを振り返り、50話近く放送された平成のお2人に「返してよ!」と叫んでいました(笑。
 ここでは伊集院さんの「手本があるからできる」というコメントが印象に残りました。今でこそ「新しいウルトラマン」というと、初代ウルトラマンやセブンをベースに「どんなウルトラマンなのかな?」と考えられますが、その初代を考えるというのは、想像以上に大変だったんだろうなぁ・・・と改めて想わされました。 

 また、スペシウム光線に込められた想いが語られました。スペシウム光線のポーズは当日即興で決めたポーズながらも、カラータイマーに被さらないようにするなどの工夫が凝らされていました。そして紙に幾つもの点や線を書いての合成・・・すげぇなぁ。「正義は白だ」という確固たる想いで、スペシウム光線の色は白になったとのことでした。
 そして今はグリーザの光線にその経験が生かされていると。 「今の子たちは機械も違う、方法論も違うけど、やっぱり、その、フィルムで苦労したことは今、簡単じゃないけど、その場でデジタルで出来るわけですよ。だから、なお一層、われわれが作ったものより数段、上のものをいけと」という、飯島さんの非常に熱い思いも語られていました。

 最後は「ありがとうウルトラマン」で締め。様々な企画が行われていましたが、昭和3人と平成2人の座談会みたいなものも聞いてみたかったですね。まぁ3時間という長丁場でしたから、トーク以外のコーナーも必要だったのでしょう。最後にチラッと触れられた「時代劇で悪役」云々も聞いてみたかったところです。

 
 結構楽しめましたが、正直なところ、もっと平成も取り上げて欲しかったという思いもありますね。平成怪獣ベスト8とか、平成名作回TOP10とか、何が選ばれるか気になります。
 ともあれ、ありがとうウルトラマン。そしてこれからも、よろしくウルトラマン。


 ・・・そういえば10年ぐらい前、メビウスかWoOの放送時期にもNHKで特番あったっけなぁ。
コメント (8)

もう一度、そして、何度でも

2016-07-09 08:54:26 | 本・音楽
 「GA 芸術科アートデザインクラス」の画集「GA 芸術科アートデザインワークス コア・カリキュラム」をようやっと購入しました。先月はあれこれお金が吹き飛びまして・・・(汗。

 最終回を迎えたGAのこれまでのイラストを初め、GA材置き場、キャラクターについて、各話の解説などがぎゅっと詰め込まれた一冊となっています。原画展の日替わりスケッチブックイラストも添えられていたのは嬉しかったですね。メイドのノダが可愛すぎる・・・!
 ちなみに原画展は日程があったので行こうとしたら、チケットが売り切れていました。好きな作品が大人気で嬉しいやら、行けなくて悲しいやら、不思議な気持ちになりました(苦笑。

 私は今回初めて「GA材置き場」を読んだのですが、これもまた面白い!特に第25話の「鼠色」にまつわる話がとても面白かったです。鼠色というとグレーのイメージがありますが、他にも「利休鼠」や「藍鼠」など、「緑」と「青」と捉えてしまいそうな色にも「鼠」の名前がついていたのには驚かされました。「鼠色」という名称も、火事の多い江戸時代に流行したが故に、「灰」を避けた・・・という説も目から鱗です。
 普段は赤、緑、青、ピカチュウ黄と捉えている色でも、実は細かな色の名前があるんだろうなぁと改めて感じさせられました。

 また、第30話では本編にあわせて「ピクトグラム」が紹介されていました。「すべりやすい」の標識が、凄い車輪の跡のつけ方をしているのには気づきませんでした(笑。動物の飛び出しを警告する標識も、色々な動物がいた気がします。


 そして最後には本編各話の簡単なコメントが掲載されています・・・こんなの書かれたら、読み直すしかないじゃないですかー!というわけで、もう一度読み直すとします。読み直すのは何度目か分かりませんが、これから先もふとした時に読み返していると思います。それくらい、いい漫画だったなぁ・・・
コメント