ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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魔法つかいプリキュア! 第24話「ワクワクリフォーム!はーちゃんのお部屋づくり!」

2016-07-17 17:12:52 | 魔法つかいプリキュア!
魔法つかいプリキュア! 第24話「ワクワクリフォーム!はーちゃんのお部屋づくり!」

 みらいの役に立ちたい。そんなモフルンに与えられる可能性が「キュアモフルン」。てっきり男の子だと思っていたので、女の子だった時点で驚きですが、変身後の可愛さにも驚きです。さすが黄色のプリキュア・・・テレビにも出てくれないかなぁ。

 それはそれとして、今回は努力を学んだことは。ことははエメラルドの力か、リンクルスマホンの力かわかりませんが、無から有を作り出し、難しい魔法も軽々と扱えていました。このことに一番驚いていたのはリコでした。ことはのお母さんだったのに、いつの間にか何でも1人でできるようになっていた。そんな寂しさを口にしていました・・・リコがそう思うのは何ら不自然ではないのですが、個人的にはリコは「ことはが、自分にはできない魔法を簡単に使いこなしている」ことに驚き、落ち込んでいたのだと思っていました。魔法が不得意で、その分努力家なリコならそこのところに悔しさを感じ、もっと頑張らなきゃ!と思ってもおかしくないかなぁと。「魔法を使うこと以外にもできることがある」ことを教えたのはいいのですが、リコがことはに負けていられない!と闘志を燃やすところも見てみたかったですね。

 魔法はとても便利なものだけれども、そればかりに頼っていてはわからないことがある。あのビーズ飾りも魔法を使えば簡単にできたかもしれませんが、それでは「みんなで買出しに行く」といった楽しみは味わえません。魔法も使いどころが肝心ということなのでしょう。
 にしても、あのビーズメーカー?ですが、前のアイキャッチで出ておきながら一切作中に出てこないままアイキャッチが変わったので、てっきり今後も出番が無いと思っていました。あと、飾り付けるのはいいけども、枕や椅子の背もたれ部分に飾りがあったら邪魔じゃないですかね(汗

 次回は海でカキ氷。前年に引き続き、今年も水着を着るようです。
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仮面ライダーゴースト 第40話「勇気!悲壮な決断!」

2016-07-17 16:41:50 | 仮面ライダーゴースト
仮面ライダーゴースト 第40話「勇気!悲壮な決断!」

 タケルとアランの今は亡き父に対する思いが語られ、真由も心動かされる中で「それは父親による」と発言するマコト兄ちゃん。思うのは勝手ですが、さすがに真由を説得しようとしている場面で言うことじゃないと思うんだ・・・

 さて今回は親子とガンマイザーを含めた入れ替わり事件が一応の決着を迎えました。2人ではなく3人の心が入れ替わっているというのは、前回の真由(ガンマイザー入り)の台詞で検討がついていたので、さほど驚きはありませんでした。
 やはり情報を流していたのは篠崎であり、真一郎はそんな親友を止めようとしていたと。親友だからこそ自らの手で捕まえ、これ以上の罪を犯させないようにしたい。どんなに辛く苦しくてもやらなければならない。それが「勇気」という心。勇気というと、恐怖に打ち勝ち強敵に立ち向かっていく勇ましい姿を連想しますが、辛いことに逃げずに立ち向かっていくのもまた勇気なのでしょう。

 ガンマイザー・マグネティックブレードとの戦いは、何だかアングルといい戦い方といい、不思議な感じを覚えた戦闘でした。英雄たちの連係プレーで磁力とブレードを封じたのはよかったですが、「ディープスペクターとネクロムが抑えても良かったんじゃね?」と思ってしまいました(苦笑。まぁ人数がいるに越したことはないし、英雄にも出番があって良かったです。

 「興味深い」のひと言だけで、結局その後の出番が無かったイゴールの扱いはどうなんだと思いつつ、また次回。そろそろラストスパートですが、このペースだと2度目の99日が訪れるころに最終回なんですかね。1クールで99日を過ごしていったことも懐かしく思えてきます。
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動物戦隊ジュウオウジャー 第21話「プリズン・ブレイク」

2016-07-17 12:56:08 | 動物戦隊ジュウオウジャー
動物戦隊ジュウオウジャー 第21話「プリズン・ブレイク」

 操は大和たちの家にスーツで現われ、借りた服をクリーニングして返却、手作りのぬいぐるみとお菓子で感謝の気持ちを表わしていた。レオたちはそんな操を見て「手先は器用だが性格は不器用」だと呟く。
 そんな中、タスクは操に積極的に話しかけに行くが、その目的はジュウオウザワールドのアイテムだった。材料はどうしたのか、ジュウオウキューブの出所は・・・と聞いても、完成品を渡されただけの操が知るはずも無く、またも落ち込み始めてしまった。そんな時に限って、チームアザルドのプリズナブルが街に出現し・・・


感想
 「ところが・・・素の操はだいぶ面倒くさい奴だった・・・」とナレーターにまで言われる男・操がOPとEDにも追加されました。加えてやらないと「俺はやはり仲間とは認められていない」とか言い出しそうです(笑。
 それにしても、EDの歌詞まで変わるとは思いませんでした。「そウルフる」「おーライノス」と、上手いこと歌詞を考えるものですね。

 事あるごとに自分を批難し、落ち込んでしまう操。凄まじく面倒くさい男ですが、一旦火がつけば、やる時はやる男のようで。生身で足に鉄球がくくりつけられていたとしても、仲間を守るために奮闘してくれました。そしてその後は、脳内会議で勝手に仲間認定したタスクに入れ込み、事あるごとに名前を呼ぶようになりましたとさ(笑。タスクも操に振り回されっぱなしでしたが、ここで「いい加減にしろ!」とでも言おうものなら、「やはり俺はお前たちの仲間にはなれない・・・」とか言い出すでしょうから、強くも言えない。というか、弱く言っても落ち込みそうだから、結局振り回されるしかない・・・まぁ不器用同士、何だかんだで上手くやっていくでしょう、多分(汗。

 嗅覚で海の匂いを頼りに出口を探すタスク、味覚が発達していることからプリズナブルの体に付着した海の味を感じ取ったアム、ドンブラ粉でも使ったかのように地面を泳いだセラ・・・と、それぞれの特徴を発揮した第21話でしたが、次回は操の能力が発揮される模様。

 次回は完成!ワイルドトウサイキング!てっきりボス級の敵が相手かと思えば、そうではない様子。
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「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」を見て

2016-07-17 11:32:13 | ポケモンシリーズ
 2016年のポケモン映画「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」を見てきました。

 上映前後では総選挙で1位になったゲッコウガが配信されていました。能力値はイマイチでしたが、まぁ記念だしこだわることもないかなーと。


 まぁそれはそれとして、ストーリーはアゾット王国とネーベル高原を舞台に繰り広げられます。そして中心となるのは、500年前、神秘科学の第一人者であるエリファスによって作られたポケモン・マギアナ。人造ポケモンで機械っぽい見た目をしているマギアナではありますが、間違いなく今作のメインヒロインだったと感じます。
 機械であっても「ソウルハート」という心を持つマギアナは、仕草も可愛らしく、走る際はドレスの裾を押さえるかのように走っていました。また、シトロンから「意外と重い」と言われて傷つく乙女心の持ち主でもあります。優しく、可愛らしいマギアナに癒され、そして敵であるジャービスにソウルハートを利用されてもなお、必死に抵抗する様には思わず涙腺が緩んでしまいました。

 そんなマギアナを初め、ネーベル高原のポケモンたちを守ろうとするのが漢・ボルケニオン。ディアンシーのようにメガシンカするわけでも、フーパのようにフォルムチェンジをするわけでもありません。ですが、その頑固で頑なで、それでいて大切なものを守るために奮闘するさまは非常にカッコよかったです。
 ネーベル高原のポケモンたちは人に捨てられたポケモンたちとのこと。そのため、サトシたちにも初めから懐いていたわけではなく、警戒心をむき出しにしていました。特にゴクリンは「トレーナーが別れる際にぎゅっと抱きしめてくれた」という過去がボルケニオンの口から語られます。ゴクリンを捨てたトレーナーが何を想っていたのか、ひょっとすると、マギアナを戦火から遠ざけようとした際、最後に抱きしめたエリファスと同じ気持ちだったのかもしれません。


 サトシは最初はボルケニオンに引きずられるようにしてアゾット王国にたどり着いたものの、ボルケニオンの目的を知ってポケモントレーナーとしてポケモンを守ろうと最初から最後まで変わらぬ思いで奮闘します。また、いつもと違った服装や防護服姿を披露するという一面もありました。
 サトシの着替えを用意したり、ポケモンたちのご飯を作ったりと世話を焼いてくれるセレナ。最初にネーベル高原のポケモンたちとも分かり合えるはずと、行動したのは彼女でした。ポケモンパフォーマーとして自分だけでなく皆も楽しませる技術がここで生きてきたと感じます。ユリーカも場を盛り上げてくれますし、マギアナの悲惨なシーンでは彼女に感情移入できました。シトロンもカラクリに目を輝かせつつ、飛行艇を修理してくれたりと頼もしさを見せてくれました。

 主なゲストキャラはラケル王子とキミア王女。ラケルはアゾット王国を思ってマギアナを手に入れようとしたものの、その思いはジャービスに利用されることに。ずっと室内で研究を続けていた彼は、自分の過ちを知ったあと、サトシからポケモンと一緒に旅に出ることを進められます。そしてEDでは・・・
 で、キミア王女なのですが・・・いやー、良いキャラしてますね。最初からサトシたちに協力的ですし、王女であることを一切鼻にかけることなく、ボルケニオンやマギアナたちにも親身に接してくれていました。個人的に一番好きなシーンが、セレナのポフレ作りの際に、手袋を脱いで生地作りを手伝っているシーンです。パンフレットにも載ってるので、ぜひパンフレットを買いましょう!(笑。

 
 今回の敵であるジャービスは「メガウェーブ」の開発者。メガウェーブは絆など関係なくポケモンを強制的に、それも一度に複数のメガシンカを可能にするとんでもない技術です。白いメガゲンガーを初め、メガオニゴーリにメガフーディン、メガハガネール、ロケット団もメガヘラクロスとメガカイロスを授けられていました。
 ジャービスたちのやり口がなかなかに残酷で、ネーベル高原にマギアナ確保に襲来した際には、まず周囲を「くろいきり」で包み込み、続けて周囲のポケモンたちを罠で捕獲し人質にし、マギアナを要求。サトシ、ピカチュウ、ボルケニオンは「エレキフィールド」+地雷と化した「ステルスロック」で動きを封じるという徹底ぶり。
 おまけにマギアナのソウルハートを奪った後はすぐにマギアナの体を上空から捨て、サトシたちには「はかいこうせん」の一斉掃射と、「そこまでやるか!」というぐらいに徹底していました。ここでサトシたちを助けるのが、高原のポケモンたちというのは良いシーンなのですが・・・
 
 ロケット団も一時はラケルやジャービスに従っていたものの、マギアナの命を奪い取るという行為は許せなかったのか、それを取り戻そうとしてくれました。が、それは失敗に終わり、ムサシとコジロウは外に放り出される羽目に。
 ここで敢えてニャースを残したのは、何とソウルハートだけになったマギアナの心を感じ取らせるためでした。そして心を壊すには、大切なものを壊せばいいといって、空中要塞からビームを放って高原を焼き払おうとする始末。ここまでの悪党というのも最近はいなかったように思えます。清々しいまでの悪人っぷりには驚嘆しました。


 メガウェーブのおかげでメガシンカのオンパレードではありますが、絆を無視したメガシンカに負けるわけがない!とのことで、案外とあっさりサトシたちのポケモンにやられてしまいます。ですが、多くのメガシンカポケモンを相手にピカチュウを初めとしたポケモンたちが大活躍するシーンは非常に熱かった!オンバーンが「いわなだれ」?を翼をたたんで回避するシーンがカッコよかったり、プニちゃんもジガルデ10%フォルムを顕わにしてピカチュウと連係プレーを披露!更に更にネーベル高原絶体絶命の危機にはとうとうパーフェクトフォルムも登場!出番はごくわずかですが、顔見せ程度で終わるかと思っていたので、思った以上に活躍してくれて満足でした。

 テレビアニメでは大活躍中のサトシゲッコウガも、こちらでは出番控えめ。その分、ピカチュウがボルケニオンに「サトシは嘘をつかない」といったりと、長年サトシと一緒に過ごしてきたからこその絆の深さ、信頼の深さを感じさせてくれる一面が多く見られたと思います。しかし、改めて「ピカ」「ピカピ!」などの鳴き声だけで感情を表すのって凄いんだよなぁ・・・と感じさせられました。耳から聞こえるのが「ピッピカピ」であっても、頭の中では自動で「言ったでしょ?」と変換されていました。
 また、ピカチュウといえば忘れてはいけないのが、冒頭のシトロンのレントラーとの練習試合です。電気を浴びてパワーアップしたレントラー相手に放ったのが、電気を放出しながらのアイアンテール!ぜひ今のリーグ戦でも使って欲しい技ですね。


 
 人とポケモンは分かり合えるのか。人間嫌いのボルケニオンが、決して嘘をつかず真っすぐに突き進むサトシたちと触れ合うことで、少しずつ変わっていく様。嘘偽りなき心でポケモンたちを守ろうと奮闘するサトシの姿。人に造られた身でありながらも心を持ち、ソウルハートだけになっても必死に悪に抗うマギアナの姿。涙あり、笑いありの素晴らしい映画になっていたと思います。ジャービスの悪人っぷりも、いい具合にハラハラ感を増幅させてくれたので、マギアナが奪われてからは「この後どうなるのか」とドキドキしながら見ていました。

 最初は偶然繋がったサトシとボルケニオンですが、最後はそうした物理的な束縛がなくても、心で繋がっていました。心を無視するジャービスと、心を大事にするサトシたち。心をめぐる2016年のポケモン映画、最高でした!
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