ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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カードキャプターさくら 第51話「さくらと大きなぬいぐるみ」

2017-03-01 08:13:05 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら 第51話「さくらと大きなぬいぐるみ」

 「あたしと両思いになりたくないのー!?」と山崎を揺さぶる千春。前々からこの2人は腐れ縁とは言いつつも結構いい感じの雰囲気があるとは思ってましたが、メインであるさくらと小狼以外にもこうした恋愛模様が描かれるのは良いですね。というか、さくらカード編に入ってから恋愛要素が増しているような。

 さて今回はクマのぬいぐるみと自分の気持ちを巡る騒動が巻き起こることに。恐らくエリオルの仕込であろうぬいぐるみの巨大化・暴走事件でしたが、さくらが「翔」のカードの「杖の先端に翼を生やして飛翔する」という性質を「使用者に翼を生やして飛翔する」に変えたことで何とか事なきを得ました。杖に乗っていた方が魔法少女っぽい気はしますが、これはこれでさくらの成長が感じられるので良いと思います。
 にしても、「翔」と「剣」の選択を迫られるシーンでは、てっきり小狼の剣で解決するものだとばかり思っていました。

 自分の気持ちに整理がついていない小狼。どうやら雪兎に会った時に混乱するのは月の魔力のせいとのこと。わざわざユエに変身して、小狼の忘れ物であるぬいぐるみを持ってきてくれたのかと思いましたが、ユエなりに小狼のことを心配してアドバイスをしに来てくれたようで。真に己が思う者。知世や桃矢はそれが誰なのか気づいているようですが、小狼自身が分かっていないという・・・初めて会った頃、ライバル心むき出しだった頃が最早懐かしいですね。
 そんな小狼の恋敵?であるエリオル。今回、ぬいぐるみのお礼ということでさくらの手の甲にキスをしたシーンを見た瞬間に「こいつは敵だ」と思いました(笑。ぬいぐるみに魔法陣を書いた紙を仕込んでいたように、あのキスにも何か裏があるんじゃないかと疑ってしまいます。

 そして気になるのはユエの翼が突然消えたこと。もしかしてユエの魔力は、クロウカードがさくらカードに変わるたびに失われているのではないでしょうか。
 さくらがさくらカードとして新生させるにあたって膨大な魔力を消費し、その代償として体が睡眠を欲しているように、さくらカードになるたびに魔力の供給源を失っているユエ=雪兎はそれを補うために食事の量が増えている・・・とか。そうなるとケロちゃんにも同様のことが言えそうですが、物を食べれる・食べれないという違いがあるように、選定者と審判者とでは性質も異なるのかな。
 このまま行くとユエと雪兎さんが消えてしまうのでは・・・と思いましたが、漫画の帯についていたクリアカード編のキャスト一覧に「月城雪兎」の名前があったので、絶対大丈夫なのでしょう(苦笑。

 ともあれまた次回。 
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カードキャプターさくら 第50話「さくらと小狼とみえない糸」

2017-03-01 07:56:28 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら 第50話「さくらと小狼とみえない糸」

  「ぬいぐるみさんに名前をつけて、初めてリボンを巻いた日がお誕生日になるみたいですわ」
 「外国では自分で作ったぬいぐるみに、自分の名前をつけて好きな方にプレゼントすると、両思いでいられるという言い伝えもあるそうですわ」
 「私は・・・私は、大好きな方が、私と両思いになるより幸せなことがあるなら、ずっとそのまま幸せでいて欲しいですわ」
 「もちろん、好きになっていただければ嬉しいですわ。でも、私には、大好きな人が幸せでいてくださることが一番の幸せなんです。」


 ぬいぐるみ云々はまだしも、小学5年生でこの恋愛感を持つに至った知世。好きになってくれれば嬉しいが、それより何よりも大好きな人の幸せを望むと・・・さくらが言っていたとおり、それは大好きな相手に好きになってもらえなくても良いということ。両思いになること以上に幸せなことがあると思える知世は本当に素敵な子です。相手の幸せを自分の幸せのように思える。「知世ちゃんに好きになってもらえた人は、きっと幸せだね」とさくらが思うのも納得がいきます。魔力も無いのに、糸で操られて剣を振り回している小狼を止めに入るというのも、なかなか出来ることではないでしょう。

 知世の恋愛感も描かれた一方で、利佳はぬいぐるみを寺田先生にプレゼント。原作では2巻の時点で(「剣」の時点で)指輪を渡す仲にまでなっていた2人ですが、こちらではまだ利佳の片思いな模様。こちらの恋も成就してくれるといいですね。
 ぬいぐるみの話で顔を赤くしたのは利佳だけではなく、小狼も同じでした。手芸屋さんについていってエリオルに負けじと糸を沢山購入していましたが、小狼の裁縫の腕は如何ほどに・・・自分の式服を治したりはしてそうですが、偉がやってくれてそうでもあります。

 操られた小狼を無事救い出したものの、その背後では案の定エリオルが文字通り糸を引いていました。その傍らにはケロちゃんのように仮の姿をとり前世のエリオル=クロウ・リードの本を読んでいたスピネル・サン、そして秋月奈久留ことルビー・ムーンの姿も。
 奈久留に関してはキャスト一覧でネタバレしてたので驚きは無かったのですが、「男子の制服を着るべきでは」とスピネル・サンに指摘されていた時は心底驚きました(汗。本人曰く、「女子の制服の方が可愛いし、人間じゃないから性別関係ない」とのこと。となると、ケロちゃんやユエにも性別は無い・・・?

 徐々にエリオルの素性が明らかになるところで、また次回。
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