ひびレビ

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カードキャプターさくら 第53話「さくらとパニック自転車」

2017-03-03 07:02:15 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら 第53話「さくらとパニック自転車」

 
 今回さくらカードにしたカードのうち「秤(ライブラ)」と「波(ウェーブ)」は、4年生の春休み中に集めたカードのようです。36話を見返してみると、新しく増えたカードとして「矢(アロー)」「泡(バブルス)」「抜(スルー)」といったカードが映っていました。「ライブラっていつ使ったっけ」と思いましたが、劇場版に登場した「矢」以外にも描かれていないカードがあったとは。

 さて今回はクロウカードがこのままではただのカードになってしまうことが発覚。さくらカードに新生したカードはさくらの魔力を得て元気な一方で、クロウカードは新生させなければ使用不可、つまり今はさくらの魔力という食事が与えられておらず、眠ったままの状態とのこと。一刻も早く元気にしなければと、さくらは「甘」「錠」「秤」「砂」「声」「替」「波」「駆」と8枚のカードを立て続けにさくらカードにし、今回で計10枚ものカードをさくらカードに。これまで1、2枚でひどい眠気に襲われていたことを考えると、今回のは相当な無茶だったのでしょう。
 いつになくケロちゃんも本気でさくらのことを叱っていましたが、それはさくらとカード、両方を心配してこそのこと。無闇に魔法を使ってはさくらの魔力がもたないうえに、「駆」のように暴走してしまう危険性もありますからね。ケロちゃんが怒るのももっともです。
 それでも、カードのためにと頑張り続けるさくらにケロちゃんも根負け。支えてみせると張り切ってくれました。さくらの体を心配しつつも、その気持ちを無駄にすまいとしてくれるケロちゃん。いいコンビです。

 そしてさくらの危機に超特急で駆けつけてきた小狼。ベッドの上で寝転んで電話を取ったかと思えば、さくらだと知って慌てて跳ね起きていました(笑。
 今回小狼はさくらに抱きつかれて、攻撃はしないで欲しいと頼まれると、顔を赤らめて少し迷った後に、さくらに任せることにしていました。「剣」のカードに利佳が操られた時も似たようなシチュエーションでしたが、あの時は顔を赤らめることもなく、「もう少しでこっちがやられるところだった」「利佳ちゃんに怪我させちゃダメ!」と意見をぶつけていましたし、さくらに任せず自ら何とかしようとしていました。それを考えると、大分さくらを信頼するようになったというか、甘くなったというか。いずれにしろ、良い傾向だと思います。

 知世はいつも通りでしたが、撮影出来なかったと知った時の叫びがいつになく悲痛な感じだったので、あまりのさくらちゃん愛っぷりにちょっと笑ってしまいました(苦笑。

 そんなわけで今回はエリオルの仕業というよりは、さくらがさくらカードにしすぎたことが原因だったように感じます。「駆」が自転車を選んだのは、エリオルの魔力に魅かれたという理由もあったかもしれませんけどね。しかし、さくらが気づかない自転車の異変に気づくとか、本当、桃矢を早いところ仲間に引き入れた方が良いのでは(笑。

 エビフライを取られて怒るさくらが可愛かったところでまた次回。
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