ひびレビ

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タイムボカン24 第23話「ナイチンゲールは白衣の○○だった!」

2017-03-11 18:49:27 | 2016年アニメ
タイムボカン24 第23話「ナイチンゲールは白衣の○○だった!」

 今回はフローレンス・ナイチンゲールの真歴史。トキオたちは「白衣の天使」と呼ばれた彼女を赤ちゃんの頃から見つめていたが、成長するにつれてフローレンスは次第に高飛車になっていった。
 そんな彼女だったが、社交界デビュー前日にダーマ卿と呼ばれる父の仕事相手に一目惚れ。彼のためならばと嫌がっていた社交界にもデビューし、父の営む病院に寄付をしてくれたと知るとナースになり、更には戦争にまでついていくフローレンス。一方のカレンも、ダーマ卿の後姿を見て彼氏ではないかと感じていた。

 戦場でダーマ卿を探すカレンとフローレンスだったが、ダーマ卿は2人の目の前で爆発に巻き込まれ姿を消してしまう。意地でもフローレンスに怪我人の看病をさせようとするアクダーマの包帯松葉杖ロボに対し、トキオたちはボカンマンモスで勝利を収める。
 その後、フローレンスは亡くなるその時まで天狗であり続けた。こうして「ナイチンゲールは白衣の天狗だった」という真歴史は達成されたものの、カレンは浮かない表情をしていた。そして何故かオヤダーマの手中には、大量のダイナモンドがあり・・・?

感想
 「医者はどこだ! 包帯松葉杖ロボ」という表記がありましたが、ブラック・ジャック先生呼んでます?(笑。

 さて今回はフローレンス・ナイチンゲールの真歴史。白衣の天使ではなく白衣の天狗だった!というオチでした。でもフランス語、ギリシャ語、イタリア語、ラテン語、ギリシア哲学、数学、天文学、経済学、歴史、音楽、絵画、地理、心理学、文学などなど、あらゆる勉強をこなす天才少女だったのであればあの天狗っぷりにも納得がいきます。しかし、幼少期から経済学と心理学って必要なんですかね(汗。

 今回は珍しく、1人の偉人の真歴史を何年もかけて追っていくというストーリーでした。終始天狗で高飛車な彼女ではありましたが、恋に落ちたら一直線。誰に何と言われようとも決して揺るがぬその精神と行動力は見習うものがあると思います。で、結局このナイチンゲールは誰かを看病したのでしょうか(笑。

 そんなフローレンスが惚れた相手はダーマ卿。名前からして怪しいですが、字幕ではバッチリ「オヤダーマ」と表記されていました。となると、カレンの彼氏はオヤダーマ?散々アクダーマたちに真歴史達成を妨害させてきた彼が、何故真歴史達成の証であるダイナモンドを大量に所持しているのか。そもそもダイナモンドはどんな力を秘めているのか。そういえばボカンドラゴンが最後に出てきたのはいつだったか。
 ・・・とまぁ、色々気になることはありますが、何と次回で最終回。オヤダーマにまつわる謎に加えて、レオナルド・ダ・ヴィンチの真歴史にまで手を出すようですが、果たしてまとめきれるのかどうか、注目です。

 ハクションといえばなあのキャラクターの曲も流れたところで、また次回。そういえばボカンドラゴンに対抗する策はあるとか言ってましたが、そのボカンドラゴンがそもそも出番が無いと、その策も意味無いよなぁ・・・と(苦笑。
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一番の難しさ

2017-03-11 09:20:21 | 日々の生活
 以前「一番好きな映画は何ですか?」と聞かれたことがありまして。

 過去にそういった企画に参加させていただいた時もあり、企画の際は「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」を挙げましたが、その質問に対しては「スパイダーマン2」と答えました。さすがにあの場はポッとアニメ映画を出せる雰囲気ではないです(苦笑。
 とはいえ、どちらも好きなことは確か。他にも「帰ってきたドラえもん」といったアニメ映画も大好きだし、「トイ・ストーリー3」のラストには泣かされたし、最近見た「殿、利息でござる!」は終わり方が凄く心に響いて好きだし・・・とまぁ、純粋に一番を決めろと言われると、実は凄く難しいんじゃないかと感じました。

 ブログをやって10年経つから、この10年間で一番のアニメやキャラクターを決めよう!と思った時もありましたが、あれやこれやと書き連ねて考えても一つに絞れなかったので結局考えるのをやめました(笑。その年の一番を決めるのも難しいのに、10年間の1位を決めるとかどれだけ時間があれば良いのかと・・・視聴回数で言うとデジモンシリーズか「氷菓」だと思いますが、とはいえ「戦国コレクション」や「戦姫絶唱シンフォギア」、「アイドルマスターシンデレラガールズ」といった作品も大好きです。
 また、キャラクターにしたって、東横桃子、C.C.、青木れいか、千石撫子といったキャラクターの優劣を決めるとか、自分に無理難題を押し付けたものだと感じました。そこに新興勢力としてカードキャプターさくらや島田愛里寿が入ってくるから、もう決めるのはムリダナと。多分、そんなんだから「アイドルマスターシンデレラガールズ」において、いつまで経っても担当するアイドルを一人に絞れず、次から次へと担当を増やしているのだとも感じます。最近は若林智香が気になってます。「ネクサスガール」という何とも素晴らしいカード名がありまして・・・(笑。

 特撮にしたってそうです。ネクサス、マックスはウルトラ復帰後にリアルタイムで見続けたウルトラマンなので特別感があり、それを除くと帰マン、タロウ、ガイアといった作品が好きですが、それらで一番を決めるというのもまた難しい。

 昔の記事では「これが一番!」と言っていたかもしれませんが、時と共に改めて各作品を比べて一番を決めることの難しさを感じます。
 これからも色んな作品を見ていくことがあると思います。ただ、仮に優劣を決めることや、その作品について思い出す際に、例え微妙な感じを抱いたとしても「この作品はここがダメだった」と悪い点ばかりを思い出すのではなく、「全体としては微妙だけどもここは良かった、あの話が面白かった」と、その作品における一番のポイントを胸に刻みつけられたらなと思う今日この頃です。
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