相棒16 第18話「ロスト~真相喪失」
偽造クレジットカードによるATM引き出し事件。その「出し子」として大勢の中国人が雇われており、うち1人が勤めていた会社の社長が何者かに殺害されるという事件も同時に発生していた。
当初、たまたま給湯室に身を潜めていた従業員・シャオリーは犯人を目撃したと語っていたが、事情聴取が始まると一転警戒してか何も答えようとせず、通訳の西村が間に入っても自分は何も見ていないと主張を翻す。
その後、右京はシャオリーに心を開いてもらおうと親身になって話しかけるが、やはり意見は変わらない。だが冠城がとある単語を聞き間違えたことから、西村が「ロスト・イン・トランスレーション」、敢えて通訳しなかった部分があるのではという疑問が浮かび上がる。
ATM引き出し事件の現金も見つかっていない。果たして真相はどこにあるのか・・・
感想
いやー、中国語勉強したことあるから、最初から事件の真相見えてたわー、辛いわー・・・すいません、「ごめんなさい」ぐらいしか分かりませんでした(汗。せいぜい自分の名前と「私は日本人です」ぐらいしか言えないです。今回西村、シャオリーを演じられた方々は中国語が得意で、西村役の矢野さんは中国でも活躍されているそうですね。
事件に関しては、西村が正しく通訳している可能性については最初から疑っていました。ただ私の中では「社長に指示したのが西村で、西村はシャオリーを脅している」ものだとばかり思ってましたが(苦笑。また、併せて社長殺害と消えた現金の行方についても、専務が先代社長が云々と話していたあたりで疑ってました。
そんなわけでぼんやりと全体像は掴めていたので、このまま終わるのかなーとやや残念に思っていました。何故だろう、推理が外れると悔しがるのに、当たったら当たったで「何だー、やっぱりかー」と残念がる気持ちが生まれてしまうのは(汗。
ですが終盤、西村とシャオリーには特別な繋がりがあることや、西村はそれを知って彼なりに彼女を守ろうとしていたこと、そして専務が従業員たちを心から大切に思っていたことが伝わってきて、結果的には良い意味で予想を裏切られ、心に響いた話になりました。
殺害の一部始終を見てはいたものの、大切な人のためにそれを黙っていたシャオリー。シャオリーのために彼女に助言をし、敢えて全てを通訳しなかった西村。従業員を思い、例えそれが犯罪によって手に入ったお金であったとしても、彼らのお金だと主張し続けた専務。誰もが互いに互いを思いやった結果、真相は喪失していく・・・そんな事件でした。
そんなこんなでまた次回。大杉さん・・・
偽造クレジットカードによるATM引き出し事件。その「出し子」として大勢の中国人が雇われており、うち1人が勤めていた会社の社長が何者かに殺害されるという事件も同時に発生していた。
当初、たまたま給湯室に身を潜めていた従業員・シャオリーは犯人を目撃したと語っていたが、事情聴取が始まると一転警戒してか何も答えようとせず、通訳の西村が間に入っても自分は何も見ていないと主張を翻す。
その後、右京はシャオリーに心を開いてもらおうと親身になって話しかけるが、やはり意見は変わらない。だが冠城がとある単語を聞き間違えたことから、西村が「ロスト・イン・トランスレーション」、敢えて通訳しなかった部分があるのではという疑問が浮かび上がる。
ATM引き出し事件の現金も見つかっていない。果たして真相はどこにあるのか・・・
感想
いやー、中国語勉強したことあるから、最初から事件の真相見えてたわー、辛いわー・・・すいません、「ごめんなさい」ぐらいしか分かりませんでした(汗。せいぜい自分の名前と「私は日本人です」ぐらいしか言えないです。今回西村、シャオリーを演じられた方々は中国語が得意で、西村役の矢野さんは中国でも活躍されているそうですね。
事件に関しては、西村が正しく通訳している可能性については最初から疑っていました。ただ私の中では「社長に指示したのが西村で、西村はシャオリーを脅している」ものだとばかり思ってましたが(苦笑。また、併せて社長殺害と消えた現金の行方についても、専務が先代社長が云々と話していたあたりで疑ってました。
そんなわけでぼんやりと全体像は掴めていたので、このまま終わるのかなーとやや残念に思っていました。何故だろう、推理が外れると悔しがるのに、当たったら当たったで「何だー、やっぱりかー」と残念がる気持ちが生まれてしまうのは(汗。
ですが終盤、西村とシャオリーには特別な繋がりがあることや、西村はそれを知って彼なりに彼女を守ろうとしていたこと、そして専務が従業員たちを心から大切に思っていたことが伝わってきて、結果的には良い意味で予想を裏切られ、心に響いた話になりました。
殺害の一部始終を見てはいたものの、大切な人のためにそれを黙っていたシャオリー。シャオリーのために彼女に助言をし、敢えて全てを通訳しなかった西村。従業員を思い、例えそれが犯罪によって手に入ったお金であったとしても、彼らのお金だと主張し続けた専務。誰もが互いに互いを思いやった結果、真相は喪失していく・・・そんな事件でした。
そんなこんなでまた次回。大杉さん・・・