仮面ライダー555 第23話
共闘してロブスターオルフェノクとワームオルフェノクを退けた草加と木場。戦いの後、草加は木場がファイズを「スマートブレインの手先」だと誤解していることを知り、悪い笑みを浮かべる。
一方の真理は相も変わらず草加や海堂から向けられる好意に頭を悩ませていたが、木場とのほんのひと時の出会いが彼女に安らぎを与えてくれた。しかし真理と木場が別れた直後、再び草加は木場の前に現れて・・・
感想
主人公が登場するまでおよそ15分。ファイズに変身したのは本当にラスト。アクセルフォームが登場したばかりなのに、この出番の短さ。この番組タイトルなんでしたっけ・・・(汗。でも少ない出番でもしっかり見せ場が作られているから影が薄くならないのは凄いですね。
さて今回は草加大活躍!
①木場と共闘してロブスター、ワームオルフェノクを追い払う
②木場のファイズに対する誤解を知って心底悪い笑みを見せる
③「俺以外の男は、君(真理)には似合わない・・・」
④(木場の背後からねっとりと近づきながら)「よくないなぁ、こういうのは・・・」
⑤「君(木場)だって、君の醜い姿をあの子に知られたくは無いだろう?」
⑥突然のラッキークローバー入りを希望
⑦過去に水難事故で母親を亡くした?
⑧流星塾の同窓会は、草加にとっても触れて欲しくない出来事
⑨「君(真理)には俺が必要なんだ!俺に君が必要なように・・・」
⑩「俺は・・・必ず真理を手に入れてみせる!真理は、真理はなぁ・・・俺の母親になってくれるかもしれない女なんだ!俺を救ってくれるかもしれない女なんだ!」
⑪木場の前にベルトをつけた状態で、琢磨、冴子、ワームオルフェノクと共に登場
⑫裏切ったワームオルフェノクを瞬殺
・・・情報量が多い!(笑。
ともあれ、やはり④と⑩はファイズを見たことが無かった私でも聞いたことがある台詞でしたが、同じ回で発せられていたんですね。また、⑩に関しては「真理は俺の母親になってくれるかもしれない女なんだ!」部分だけしか知りませんでした。
そこだけ切り取ると「え・・・?」ってなってしまいますが、その後の「俺を救ってくれるかもしれない女なんだ!」や、水難事故の回想を踏まえると、草加にとって本当に大切な女性なんだなという意味なのかなーと考えが変わってきます。インパクトのある部分だけを切り取るのではなく、その言葉が発せられたシチュエーションや前後関係も踏まえたうえで知っておくべきだと、改めて感じました。
とにかく、木場さんに対する嫉妬心が凄まじい。木場を消したところで真理の気持ちが変わるわけではないにせよ、よりにもよってオルフェノクと真理を近づけさせるわけにはいかないという思いから出た行動でしょうか。木場さんを始末しようとしたものの、ラッキークローバーの裏切りにあって劣勢に立たされた草加。今回はそこに巧が駆けつける、といったところで終わりましたが、仮にここを切り抜けても、草加と木場の仲が修復されるとは考えにくく・・・どうなっていくんですかね、この2人。
一方今回出番が少なかった巧は、真理が草加と会いに行くと知った後、真理を案じて雨の中わざわざ様子を見に来てくれていました。「やめろ」「こういうことは適当なとこで切り上げるもんだ。じゃなきゃカッコ悪いぜ」と草加に告げる巧の何とかっこよく頼もしいことか。
色々と草加には苦渋を味わわされてきた巧ですが、ここに来て初めて彼の苦しさを知ることに。草加が「巧はオルフェノクの中にも良いヤツがいるのではないか」と悩んでいたことを唯一気づいたように、巧も現時点では唯一草加の悩み、苦しみに気づくことに。草加の思いの一端を知った巧がこれからどう彼に接していくのか、そちらも気になります。
で、真理はといえば、木場宅にて「海堂を好きな結花が、海堂を真理にアピールしてくる」という非常に居心地の悪い現場に連れ込まれることに(汗。断っても断らなくても地獄の現場からの、木場との出会いで真理が心底安心しているように見えました(笑。
これまでの話でも、巧と真理と啓太郎が最初から「仲間」と呼べる間柄ではなかったり、そこへ少しずつ木場たちが絡み始め、更に草加が入ってきて余計にややこしくなったりと、ファイズは人間関係の複雑さが面白い作品だなーと感じます。互いに互いの正体を知らなかったり、誤解していたり、知っていても理解し合えなかったり。「複雑」とは言いましたが、それは決して「分かり辛い」という意味ではなく、「先が読めない」良い意味での「複雑さ」がファイズの持ち味なのかなと。
戦闘では基本的に草加カイザの独壇場でした。2人がかりならロブスターオルフェノクも敵ではなく、木場を狙ってきたワームオルフェノクをサクッと圧倒。一時は命乞いをしてきたワームオルフェノクが裏切ってきた際には、容赦なく必殺技で殲滅・・・「仮面ライダーカイザ」として戦うととても頼もしい男なんですけどねぇ・・・
にしてもワームオルフェノク、ラッキークローバー入りを希望するからにはそれなりに強いのかと思ったら、予想以上に弱くて(カイザが強くて)笑ってしまいました。裏切りからの即制裁は何かのギャグかと思ってしまうくらいに。
とてもラッキークローバーの一員とは思えない泣きべそをかいていた琢磨が描写されたところで、また次回。あんなに泣いていた割に、草加を追い詰める時は本当に生き生きとしていましたね・・・
共闘してロブスターオルフェノクとワームオルフェノクを退けた草加と木場。戦いの後、草加は木場がファイズを「スマートブレインの手先」だと誤解していることを知り、悪い笑みを浮かべる。
一方の真理は相も変わらず草加や海堂から向けられる好意に頭を悩ませていたが、木場とのほんのひと時の出会いが彼女に安らぎを与えてくれた。しかし真理と木場が別れた直後、再び草加は木場の前に現れて・・・
感想
主人公が登場するまでおよそ15分。ファイズに変身したのは本当にラスト。アクセルフォームが登場したばかりなのに、この出番の短さ。この番組タイトルなんでしたっけ・・・(汗。でも少ない出番でもしっかり見せ場が作られているから影が薄くならないのは凄いですね。
さて今回は草加大活躍!
①木場と共闘してロブスター、ワームオルフェノクを追い払う
②木場のファイズに対する誤解を知って心底悪い笑みを見せる
③「俺以外の男は、君(真理)には似合わない・・・」
④(木場の背後からねっとりと近づきながら)「よくないなぁ、こういうのは・・・」
⑤「君(木場)だって、君の醜い姿をあの子に知られたくは無いだろう?」
⑥突然のラッキークローバー入りを希望
⑦過去に水難事故で母親を亡くした?
⑧流星塾の同窓会は、草加にとっても触れて欲しくない出来事
⑨「君(真理)には俺が必要なんだ!俺に君が必要なように・・・」
⑩「俺は・・・必ず真理を手に入れてみせる!真理は、真理はなぁ・・・俺の母親になってくれるかもしれない女なんだ!俺を救ってくれるかもしれない女なんだ!」
⑪木場の前にベルトをつけた状態で、琢磨、冴子、ワームオルフェノクと共に登場
⑫裏切ったワームオルフェノクを瞬殺
・・・情報量が多い!(笑。
ともあれ、やはり④と⑩はファイズを見たことが無かった私でも聞いたことがある台詞でしたが、同じ回で発せられていたんですね。また、⑩に関しては「真理は俺の母親になってくれるかもしれない女なんだ!」部分だけしか知りませんでした。
そこだけ切り取ると「え・・・?」ってなってしまいますが、その後の「俺を救ってくれるかもしれない女なんだ!」や、水難事故の回想を踏まえると、草加にとって本当に大切な女性なんだなという意味なのかなーと考えが変わってきます。インパクトのある部分だけを切り取るのではなく、その言葉が発せられたシチュエーションや前後関係も踏まえたうえで知っておくべきだと、改めて感じました。
とにかく、木場さんに対する嫉妬心が凄まじい。木場を消したところで真理の気持ちが変わるわけではないにせよ、よりにもよってオルフェノクと真理を近づけさせるわけにはいかないという思いから出た行動でしょうか。木場さんを始末しようとしたものの、ラッキークローバーの裏切りにあって劣勢に立たされた草加。今回はそこに巧が駆けつける、といったところで終わりましたが、仮にここを切り抜けても、草加と木場の仲が修復されるとは考えにくく・・・どうなっていくんですかね、この2人。
一方今回出番が少なかった巧は、真理が草加と会いに行くと知った後、真理を案じて雨の中わざわざ様子を見に来てくれていました。「やめろ」「こういうことは適当なとこで切り上げるもんだ。じゃなきゃカッコ悪いぜ」と草加に告げる巧の何とかっこよく頼もしいことか。
色々と草加には苦渋を味わわされてきた巧ですが、ここに来て初めて彼の苦しさを知ることに。草加が「巧はオルフェノクの中にも良いヤツがいるのではないか」と悩んでいたことを唯一気づいたように、巧も現時点では唯一草加の悩み、苦しみに気づくことに。草加の思いの一端を知った巧がこれからどう彼に接していくのか、そちらも気になります。
で、真理はといえば、木場宅にて「海堂を好きな結花が、海堂を真理にアピールしてくる」という非常に居心地の悪い現場に連れ込まれることに(汗。断っても断らなくても地獄の現場からの、木場との出会いで真理が心底安心しているように見えました(笑。
これまでの話でも、巧と真理と啓太郎が最初から「仲間」と呼べる間柄ではなかったり、そこへ少しずつ木場たちが絡み始め、更に草加が入ってきて余計にややこしくなったりと、ファイズは人間関係の複雑さが面白い作品だなーと感じます。互いに互いの正体を知らなかったり、誤解していたり、知っていても理解し合えなかったり。「複雑」とは言いましたが、それは決して「分かり辛い」という意味ではなく、「先が読めない」良い意味での「複雑さ」がファイズの持ち味なのかなと。
戦闘では基本的に草加カイザの独壇場でした。2人がかりならロブスターオルフェノクも敵ではなく、木場を狙ってきたワームオルフェノクをサクッと圧倒。一時は命乞いをしてきたワームオルフェノクが裏切ってきた際には、容赦なく必殺技で殲滅・・・「仮面ライダーカイザ」として戦うととても頼もしい男なんですけどねぇ・・・
にしてもワームオルフェノク、ラッキークローバー入りを希望するからにはそれなりに強いのかと思ったら、予想以上に弱くて(カイザが強くて)笑ってしまいました。裏切りからの即制裁は何かのギャグかと思ってしまうくらいに。
とてもラッキークローバーの一員とは思えない泣きべそをかいていた琢磨が描写されたところで、また次回。あんなに泣いていた割に、草加を追い詰める時は本当に生き生きとしていましたね・・・