ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第48話(最終回)「地球の意思」

2020-03-01 10:14:10 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第48話(最終回)「地球の意思」

 騎士竜と共に総力戦を挑むリュウソウジャー。コウはすべての騎士竜の力を結集したリュウソウカリバーでエラスとの決着をつけようとするが、リュウソウカリバー自体の力が弱まっていたために、あと一歩のところでリュウソウカリバーが折れてしまう。更に騎士竜の力を使い切ってしまったために変身も出来なくなり・・・

感想
 アスナの「嫌っ!」が迫真過ぎて見てるこっちもびっくりした最終回。

 さて今回はいきなりの巨大戦からスタート。キシリュウオーパキガルーに、ヨクリュウオー+タイガランス+ミルニードル、キシリュウネプチューン+ディメボルケーノ+コスモラプターという新たな合体形態も見られました。本当、こういうのもっと沢山やって欲しかったなぁ・・・色々制約があるんでしょうけども、映画に出たような巨大な剣など、様々な合体を見たかったですね。

 が、エラスには一歩及ばず、更にはコウが生命エネルギーを奪われて戦線離脱。みんなの叫び声が緊迫感ありまくりでしたね・・・その後すぐに復活するかと思っていただけに、コウ抜きでの名乗りには驚かされました。この時、メルトがコウのリュウソウケンを手にして二刀流で戦うのがカッコよすぎますし、「6本の剣」名乗りが素敵です・・・最終決戦を通常フォームで戦い続けるというのも素敵・・・
 そしてエラスとの物理的な決着は6本の剣がつけ、精神的な対話はコウが済ませることに。エラスも自身の使命が終わったことを察したようで・・・エラスはエラスで、地球の未来を考えすぎるがあまりの行動でしたが、コウたち個人を見ずに「リュウソウ族」として捉えてしまったがために、ドルイドンを生み出してしまったのかなと。リュウソウ族も失敗してしまいましたが、エラスもまた失敗したのかなって。

 しかし生き物は失敗しても、その上に立って生きていく存在。コウたちは先祖の失敗の上に立って笑顔と命を未来につなげていくために勝利を、未来を掴むことに。そしてドルイドン側もまた、最早リュウソウ族と争う理由はなく。クレオンとワイズルー、そして生きていたプリシャスはクレオンの星に行くことに。プリシャス生存は意外でしたが、プリシャスもまた、使命も何も関係なしに、やりたいことをやれると良いですね。
 
 戦いは終わり、騎士竜たちは封印されたまま。いつかまた会える日を願って、メルトはオトや尚久と共にまだ見ぬ騎士竜探しに奮闘していました。他のメンバーのその後も描かれましたが、中でもアスナは学校=みんなが帰ってこられる場所を作っていたのが印象的でしたね。終盤にかけて本当に良いポジションだったなぁ、アスナ。そんなアスナに好意を寄せているっぽいカナロですが、アスナ自身に全く自覚が無いために、前途多難そうです。 
 また、これまた久々に出てきた長老はといえば、事業を広げ過ぎて失敗したために戻ってきていました(汗。失敗の上に立つという言葉が、実体験を持って語られることになろうとは・・・

 そして最後には、うい帰国。正直序盤に比べると中盤以降の影の薄さは否めなかったですね・・・家で待っているヒロインポジションはオトが担っていたように思えますし・・・もうちょっと出番があっても良かったような気がしないでもない。
 ラストは何気ない日常で締め。使命から解き放たれ、各々が新たな道に踏み出している姿、平穏な日々を過ごしている姿が描かれたのは良かったと思います。ただ、バンバがどういう道を歩んでいくつもりなのかも描写してほしかったところではありますね。

 そんなこんなでリュウソウジャーも気づけば最終回。第1話のキシリュウオースリーナイツの活躍を見て、慌てておもちゃ屋さんにスリーナイツを買いに走った日が懐かしい・・・かーなーり久々のスーパー戦隊のDXロボ購入でした。
 序盤からマスターの戦死、巨大化した敵に等身大で立ち向かう、マイナソーの産みの親である人間を殺すことでマイナソーを倒そうとする、など衝撃的な出来事も多かったリュウソウジャー。段々と慣れていった部分もありましたが、猪突猛進な雰囲気は最後まで変わることはなく。でも最終回でエラスの光線により荒廃した土地が元に戻らなかったところを見ると、荒廃した土地の上で眠りに陥っていた人たちはそのまま亡くなったってことですかね・・・それ以外の人は生命エネルギーが戻って復活!てな感じなんでしょうけども。

 終盤はそれまでたびたび語られていたリュウソウ族同士の争いの歴史が思わぬ形で絡んできたりもしつつ、「失敗しても、逃げずに失敗と向き合い、その上に立って生きていく」というメッセージが伝わってきました。思い返せばナダもまた、使命から逃げ、ガイソーグの鎧の影響もあったとはいえ、コウを攻撃したりと失敗を重ねていました。それでも最後には現実と向き合い、騎士として仲間のために散っていくという勇敢な姿を見せてくれましたから、彼もまた「失敗の上に立ち生きていく」ということを体現している存在だったんだなと。

 そういえばマスターブルー生存フラグっぽいものはどうなったんだろうとか、もっといろんな合体が見たかったとか、正直最後のオチはやや弱めかなーという気がしないでもないところもありつつ、全体的には楽しめました。一年間、ありがとうございました!


 ・・・ところで、CM直後の本編右上に、別番組の宣伝するのやめよう?邪魔でしかないから。
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仮面ライダーゼロワン 第25話「ボクがヒューマギアを救う」

2020-03-01 09:33:35 | 仮面ライダーゼロワン
仮面ライダーゼロワン 第25話「ボクがヒューマギアを救う」

 何者かがラボに侵入し、衛星ゼアとの通信を妨害するジャマーを仕掛けていたことが博士ボットの調査により判明。滅の監視システムも妨害されていたことから、博士ボットは滅亡迅雷.netの仕業だと推理。滅の産みの親である博士ボットは、滅が元々は幼児教育に役立てるためのヒューマギアの一個体だったと語る。
 博士ボットは飛電インテリジェンスのデータベースにも無い情報に精通しており・・・

感想
12年前・・・サイズでかすぎでは(笑。

 扇風機に向かって「あぁ~~」と告げながら氷のう頭に乗っけてるイズちゃん、博士ボットにめちゃくちゃ近いイズちゃんが可愛い第26話は、大体折り返し地点ということもあってか、これまでの戦いを振り返ることとなりました。飛電其雄がアークを止めた話についても触れられていましたが、ここら辺は映画でも触れられていましたね。
  
 そんな中、ZAIAの目的が兵器ビジネスにあることも判明。仮面ライダーを兵器としか思っておらず、A.I.M.Sもまた商売道具の一つに過ぎない。いずれは仮面ライダーサウザーが究極の兵器を開発する・・・前回手痛い敗北を味わったというのに、何でこの人こんなに余裕そうなんですかね・・・
 ともあれ、アークに人類の悪意をラーニングさせ、ヒューマギアをハッキングして暴走させて滅亡迅雷.netを生み出せば、彼らに対する恐怖や怒りは増し、それに伴い対抗手段である「仮面ライダー」への兵器需要も高まる。だからこそ、人の心を持たない「メタルクラスタホッパー」が誕生した時も垓は歓喜していたんでしょうね。いくら「仮面ライダー」が兵器とはいっても、人間が変身するのではどこかで情が生まれてしまうのかもしれない。しかし悪意に満ちたメタルクラスタホッパーであれば、容赦なくヒューマギアを破壊する、この上ない「兵器」であると・・・

 そのメタルクラスタホッパーはといえば、前回制御可能になり、これでもうメタルバッタの群れを利用した戦法は見れないかな・・・と思っていただけに、今回それを利用した技を見せてくれたのは嬉しかったです。シャイニングアサルトホッパーも出番がありましたし、ゼロワンオーソライズ後のオーソライズバスターを諫に渡す、という流れもカッコよかったです。

 そしてまさかの復活を果たした迅。どうやら博士ボットを操っての復活だったようですが、破壊された状態からどのようにして博士ボットを操っていたのか・・・案外、破壊される前から万が一に備えて操っていたのかな?

 人間からヒューマギアを解放するのが仮面ライダー迅。
 人間とヒューマギアが一緒に笑いあえる未来を創るのが仮面ライダーゼロワン。
 今はとにかく滅亡迅雷.netをぶっ潰すのが仮面ライダーバルカン。
 仮面ライダーを兵器として運用しようとする仮面ライダーサウザー。
 ・・・であれば、仮面ライダーバルキリーはどう動くのか。今のところ垓の指示に従って動いているのが彼女ですが、諫同様、彼女自身の夢は何なのか・・・

 新たな局面を迎えたところで、また次回。
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ヒーリングっど♡プリキュア 第5話「気まずい水族館!チグハグなわたしたち」

2020-03-01 08:59:42 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第5話「気まずい水族館!チグハグなわたしたち」

 晴れてプリキュアになったひなただが、うっかり秘密を漏らしそうになってしまう。のどかたちは何を言ってよくて、何がダメなのか改めておさらいすることに。しかし覚えるのが苦手なひなたは、ちゆが怒っているのではと不安になり、プリキュアを辞めた方が良いのではと心配になってしまう。
 一方でちゆも、ひなたの力になりたくてアドバイスをしているのに怖がらせてしまっているのではと不安を感じていた。2人の相談を受けたのどかは、どうしたら上手くいくのかママに相談すると「一緒に過ごす時間が増えればわかることが増えるかもしれない」と水族館のチケットを渡されて・・・

感想
 プリキュアが3人揃ったところで、これまでのお話をおさらい。それにしても、これまでの作品以上に「人に見られる」ことを意識している作品のように思えます。

 さて今回はちゆとひなた回。相手のためを思って言っているのに、どこか怒っているように受け止められてしまうちゆ。物覚えが悪いことに悩み、相手を気遣うあまり自ら身を退こうとしていたひなた。互いに優しい心の持ち主ですが、それ故にすれ違い、ぶつかり合ってしまうことに。
 しかし水族館で一緒に過ごすうちに、ひなたが思っていた以上に相手を気遣う性格だったこと、ちゆも堅物ではなく柔らかい雰囲気の持ち主であり、更にしょうもないダジャレで爆笑するという思いがけない一面も見られました。

 ペギタンが行方不明になり、メガビョーゲンが出現した際も「メガビョーゲン退治」を優先しようとするちゆに対し、「ペギタン探し」を優先しようとするひなた。ちゆは使命を大事にするあまり、ペギタンがいないと変身できないことを忘れてしまっているようでしたし、ひなたはちゆのためを思ってペギタン探しを優先しようとしているようでしたが、互いに感情が高ぶりすぎてしまっているあまり、意見はまとまらず。
 しかし間にのどかが入ることで冷静な判断がくだせるように。2人の相談に乗ったり、2人の意見を取りまとめたりと、良い感じの役割を果たしてくれていましたね。「お医者さん」と一口に言っても色んな分野がありますが、のどかは誰かの心に寄り添い、相談に乗るような心のお医者さんが似合うんんじゃないかなーと。

 ペギタンは一時シンドイーネに捕まってしまうというピンチに陥りましたが、ひなたはまさかの生身でシンドイーネからペギタンを取り返そうと奮闘していました。ちゆは話し合いで解決しようと試みていましたが、シンドイーネが約束を守るとも思えないですし、今回はひなたの特攻が功を奏した形に。
 一件落着後は「これからは」無茶を慎むようにとひなたを叱るちゆ。同じ「怒る」という行為であっても、相手のためを思っての言葉、そして怒られたからといってそこで関係が終わるわけではなく、「これから」という言葉には今後も関係を続けていきたいからこそ怒るべきところは怒っている、という思いが込められているように感じました。

 「ストレートに言い過ぎたラビ・・・」「お手当するわよ!」が面白かったところで、また次回。次回はラテのホームシック回?
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