相棒18 第19話「突破口」
大手ゼネコンによる水増し請求と、それに関連する政治家の口利き疑惑。両方のカギを握るとされるゼネコン社員の足立が死亡した。上からの圧力で早々に事件の幕引きをせざるを得ない状況の捜査一課の伊丹たちは、特命係を使って事件の突破口を探る。
右京と冠城は、遺体の第一発見者である山野に話を聴きに行くが、「ノミの心臓」である彼は気が動転し、事件当夜の記憶が曖昧だった。しかし右京の手助けもあって、事件現場近くで怪しい人影を見たことが明らかに。すると山野は、より一層動揺してしまい・・・
感想
特に主役回があるわけでも、米沢さんほど特命係と交流があるわけでもない益子さんですが、すっかりレギュラーなんだなーと改めて感じた第19話。もっとスポット当てても良いんですよ?
さて今回は「突破口」。転落死は自殺か事故か、はたまた他殺か。伊丹たちは特命係を、捜査に当たるための「突破口」として青木経由で事件に関わらせ、特命係や山野をつける謎の人物は山野を犯人を明らかにするため「突破口」として考え、そして山野は自らを犠牲にしてでも足立の無念を晴らす「突破口」を必死に探していた・・・と、誰もが手詰まりの現状を打破するための突破口を模索していた事件でした。
自分はどうなってもいい。しかし、自分と仲良く接してくれた足立の死がないがしろにされる、彼の命を賭してまで訴えたかった、明らかにしたかった真実が闇の中に葬り去られるのだけは許せない。
特命係の活躍により真実は明らかになったものの、右京さんであっても不正にかかわった人物を起訴することは出来ず、右京さんだからこそ無実の罪で山野が起こした一件を裁判にすることは出来ず、やってもいない殺人罪で逮捕することは出来ない。事件の真相が明らかになる一方で、真に明らかにするべきことに対しては手の打ちようがない、という悲壮感が山野を通じてひしひしと伝わってくる話でした。
しかしそんな状況であっても「突破口」を見つけるのが右京さん。次々に突破口を見つけていく中で、最後の最後に突破口となったのが、右京さんが最初に目をつけた点だった、というのが印象的でした。
まさかの連城弁護士の弁護もあったところで、次回はシーズン18最終回。そして右京さんの推理力減退症候群!?・・・あー、なるほど。長いこと「花の里」に行ってませんからね・・・神戸くんの時、幸子さん再々登場&レギュラー入りの時もどこかぼんやりしてましたのも懐かしい。
大手ゼネコンによる水増し請求と、それに関連する政治家の口利き疑惑。両方のカギを握るとされるゼネコン社員の足立が死亡した。上からの圧力で早々に事件の幕引きをせざるを得ない状況の捜査一課の伊丹たちは、特命係を使って事件の突破口を探る。
右京と冠城は、遺体の第一発見者である山野に話を聴きに行くが、「ノミの心臓」である彼は気が動転し、事件当夜の記憶が曖昧だった。しかし右京の手助けもあって、事件現場近くで怪しい人影を見たことが明らかに。すると山野は、より一層動揺してしまい・・・
感想
特に主役回があるわけでも、米沢さんほど特命係と交流があるわけでもない益子さんですが、すっかりレギュラーなんだなーと改めて感じた第19話。もっとスポット当てても良いんですよ?
さて今回は「突破口」。転落死は自殺か事故か、はたまた他殺か。伊丹たちは特命係を、捜査に当たるための「突破口」として青木経由で事件に関わらせ、特命係や山野をつける謎の人物は山野を犯人を明らかにするため「突破口」として考え、そして山野は自らを犠牲にしてでも足立の無念を晴らす「突破口」を必死に探していた・・・と、誰もが手詰まりの現状を打破するための突破口を模索していた事件でした。
自分はどうなってもいい。しかし、自分と仲良く接してくれた足立の死がないがしろにされる、彼の命を賭してまで訴えたかった、明らかにしたかった真実が闇の中に葬り去られるのだけは許せない。
特命係の活躍により真実は明らかになったものの、右京さんであっても不正にかかわった人物を起訴することは出来ず、右京さんだからこそ無実の罪で山野が起こした一件を裁判にすることは出来ず、やってもいない殺人罪で逮捕することは出来ない。事件の真相が明らかになる一方で、真に明らかにするべきことに対しては手の打ちようがない、という悲壮感が山野を通じてひしひしと伝わってくる話でした。
しかしそんな状況であっても「突破口」を見つけるのが右京さん。次々に突破口を見つけていく中で、最後の最後に突破口となったのが、右京さんが最初に目をつけた点だった、というのが印象的でした。
まさかの連城弁護士の弁護もあったところで、次回はシーズン18最終回。そして右京さんの推理力減退症候群!?・・・あー、なるほど。長いこと「花の里」に行ってませんからね・・・神戸くんの時、幸子さん再々登場&レギュラー入りの時もどこかぼんやりしてましたのも懐かしい。