魔進戦隊キラメイジャー 第2話「リーダーの照明」

魔進戦隊キラメイジャー　第2話「リーダーの照明」

　レッドキラメイストーンに選ばれた充瑠はキラメイジャーのリーダーに任命されるが、4人のキラキラに圧倒されっぱなしな充瑠。
　そんな時に現れたのはラグビー邪面とベチャットたち。人々を強制的に地獄ラグビーに巻き込み、トライすると爆発するボール爆弾を使用するラグビー邪面は素早く、充瑠は俊足の瀬奈を呼ぶ。だが瀬奈は来れず、その間にラグビー邪面は逃げてしまい・・・

感想
　やっぱり瀬奈お嬢様好き。

　さて今回は充瑠がリーダーに選ばれることに。しかし充瑠に学校があるように、他4人は各ジャンルのエキスパートであり、引っ張りだこ。故に常に5人揃うのは難しいようで。
　今回は瀬奈が駆けつけることが出来ず、充瑠は地球の危機よりもリレーを優先したことを「そんなこと」と言ってしまいましたが、後に反省。「大切なことは貫き通して欲しい」と、後述する代役ンではなく本物の瀬奈にリレーに出てキラキラして欲しいと望んでいました。1人1人が輝くために、互いに支えあうのがキラメイジャー。仮に時雨が撮影で忙しくて戦いに参加できない！なんて状況に陥っても「キラメイジャーは5人揃ってなきゃダメ！」という理論を押し通してしまうと、撮影も戦いも中途半端に終わってしまい、結果時雨のキラキラは無くなってしまうでしょう。
　誰かに言われた言葉ではなく、自分の言葉で瀬奈の背中を押したことで、充瑠は瀬奈から「リーダー」として認められることに。この時の笑顔が素敵でした。為朝も充瑠の考えをなんでもかんでも否定するつもりはなく、彼の言葉にも一理あると感じたようで、合体時は素直に協力してくれていました。

　で、今回活躍した「代役ン」。充瑠がマブシーナの涙が変化したブルーダイヤを元に、手を握った人の代役を務める存在。パーマンのコピーロボット的な存在のようで、5人の誰の代役にもなれる模様。しかもキラメイジャーへの変身も出来るとか、結構優秀な代役ですね・・・「代役ンの両手を別々の人間が握って、両方の代役になってしまった！」なんて話もあるかもしれません。

　そして今回の敵であるラグビー邪面。彼のような「邪面師」が地上で暴れることで闇エナジーが溜まり、ラガーリガニーのような「邪面獣」召喚に繋がると。しかも邪面師が倒されてもヨドン皇帝と「闇の保険」を結んでいれば闇エナジーの2割が補填され、一定程度溜まっていれば邪面師が倒れても邪面獣が召喚されると・・・何て便利な保険なんだ・・・
　ラガーリガニーは「邪面獣」というだけあって、怪獣っぽいフォルムでカッコよく、町中を走り抜ける様は迫力がありました。

　そんなラガーリガニーに対抗するのはランドメイジ！闇の中での戦いが非常に映えますねぇ・・・来週キラメイジンになったら更に輝きを増しそうです。にしても、魔進マッハに顔が収納されているために、魔進マッハが攻撃に転じた時は顔が無くなってしまう、というのはなかなかに斬新でした（笑。
　スカイメイジも人命救助の際にCGで登場。巨大戦以外でも魔進たちの出番があるのは良いですね。

　そんなこんなで次回はキラメイジン出動！＆時雨の頭に万力が！・・・3話で万力を頭にはめられるクール系ヒーローとは一体・・・

仮面ライダーゼロワン 第27話「ボクは命を諦めない」

仮面ライダーゼロワン　第27話「ボクは命を諦めない」

　消防士対決の訓練現場で発生した本物の火災。穂村と119之助が福添副社長たちの救助に向かうが、救助ルートが見つからない。一方或人はパンダレイダーの後を追い、変身解除には追い込むが取り逃がしてしまう。　
　火災現場に駆け付けた諫は「人を救うのに立場なんて関係あるか！」と、唯阿を連れて現場に突入し・・・

感想
　パンダレイダー追跡時、既にゼロワンに変身済みの或人。現場に向かうにしても、ゼロワンで移動した方が速いでしょうし、合理的なんですけども珍しいシーンだなーと。

　さて今回は消防士対決の後編。119之助は「救える命を諦めるやつは消防士失格」という穂村隊長の教えを受け、「命を救うのが消防士の仕事」だと体を張って穂村隊長に道を作ることに。或人も福添副社長たちを救ってくれたのが穂村隊長＝飛電の敗北だと受け入れつつも、彼に感謝を述べ、続けて火災現場に残された119之助を連れて帰る様はとてもカッコいい「社長」でした。
　また、同じく火災現場に唯阿の手を取って駆け付けた諫ですが・・・てっきり仮面ライダーに変身して突入するもんだと思っていたら、生身で飛び込んでて驚きました（汗。せめて変身するなり、フリージングベアーのキーを或人から受け取って使うなりしましょう・・・
　
　穂村も119之助を「消防士」として認めたものの、垓は認めず、唯阿の意見も通らない。この時の唯阿の放心状態は、何やら嫌な予感が・・・
　しかし119之助の勝利、というかZAIAの不正を暴く証拠がもう1つ。それが或人が回収したZAIAスペックでした。ZAIAスペックから持ち主がZAIA社員の京極であることが明らかになり、更にZAIA内部にレイドライザーが存在することも発覚。垓曰く、A.I.M.Sが使う兵器がショットライザー、民間人が使う兵器がレイドライザーとのこと。

　それを悪用された事実を隠蔽するべく、諫が持っているZAIAスペックを戦闘で強奪。「会社を守るのが社長の仕事」という垓と、福添副社長たちや119之助といった「社員を守る」或人の明確な違いが描かれていますね。

　その後迅と垓が戦って、滅のプログライズキーは迅から滅の手に。そして始まるデイブレイクタウンの再開発と、それに伴う住民投票対決・・・


　といったところで今回は終わりだったんですが、何か微妙なテンポでした（汗。穂村隊長の諦め早くない？とか、或人が119之助を背負っていくのも良いけど、消防士として認めたなら穂村に担いで欲しかったとか、何かこう、色々・・・迅と垓の戦いも微妙な感じだったかなぁと。
　次回はいよいよお仕事5番勝負のラスト。これが終わった時、ゼロワンはどういう局面を迎えるんでしょうね・・・

ヒーリングっど♡プリキュア 第7話「大スクープ！？のどかの秘密」

ヒーリングっど♡プリキュア　第7話「大スクープ！？のどかの秘密」

　のどかを見つめる怪しい視線。それはスクープを追い求める新聞部・益子道男のものだった。道男は近頃の怪物騒ぎはのどかが引っ越してきてから起こっていることを突き止め、のどかが怪物を呼び寄せているのではと疑っていた。
　以来のどかはなるべく1人で過ごすが、それでも益子の尾行は続く。そんな中、のどかは益子が取材に夢中になる理由を知り・・・

感想
　前にもプリキュアに「益子」ってキャラいなかったっけ？と思ったら「増子」でした。
　
　さて今回は益子道男により、のどかがビョーゲンズではと疑われたわけですが・・・もしかして後半「地球を一番汚しているのはビョーゲンズではなくのどかたち人間」という話が描かれたりするんですかね。ビョーゲンズを生み出したのも実は人間だった！とかあり得ない話ではないと思います。

　そんな益子の目をのどかからそらすべく、ちゆは県大会記録更新に挑戦し成功、ひなたも新聞記事の中身を変えてはどうかと迫っていました。さりげないサポートが良いですねぇ・・・その後「なんか、のどかっちに会いたくなっちゃって」と会いに来るのもまた素敵。
　スクープを追い求めるのに躍起になっている益子でしたが、取材する相手に敬意を払うことを忘れてしまっていたことを恥じ、反省し、転んだのどかを気遣う優しさを持つ人物でした。記者になったのも「雨上がりの蜘蛛の巣」の美しさを壁新聞に書いたことがきっかけ。
　夢中になりすぎて周りが見えなくなっていましたが、その根底にはみんなに良いものを広めたい、知って欲しいという純粋な想いがありました。その想いがあるにも関わらず、伝えたい「みんな」に迷惑をかけていては元も子もない。今回の一件でより良い記者になってくれると良いですね。

　で、今回は「ここ（頭）の出来が違う」と自信満々のグアイワルが出陣。「パワーキャラかと思いきや実は知将！？」という期待は石頭で砕かれた岩のように、あっという間に粉砕されました（笑。
　雨のエレメントを汚染して生み出されたメガビョーゲン相手に、前回入手した「実りのエレメント」を使用！・・・したわけですが、何ともあっさりした活躍でした（汗。てっきり着弾点から木々が生い茂ってメガビョーゲンの動きを止めるとか、そういう効果があるものだとばかり・・・貴重なものですし、もうちょっと活躍させてあげてくれても良かったのでは。

　「ジャーナリズムとリズム・・・」というダジャレに笑いを堪えるちゆをよそに話を進めるのどかの慣れてる感が良かったところで、また次回。にしても花守ゆみりさんがまたエレメント役・・・やはり４人目のCVか何かなのでは・・・？
　ところでプリキュアの映画も延期になりましたが、映画仕様のOPやEDはいつ頃まで続けるんですかね・・・