ひびレビ

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仮面ライダー剣 第11話

2020-06-15 07:48:34 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第11話

 伊坂=ピーコックアンデッドが命じるまま、自分の力を誇示するために剣崎に襲い掛かる橘。かろうじて間に虎太郎が割って入ったことで橘にも動揺が生まれたことから、伊坂は橘と共に一時的に姿を消す。
 剣崎や小夜子が橘の身を案じる一方、なおも力の証明に執着する橘に伊坂は「カテゴリーA」ことスパイダーアンデッドの封印を命じ・・・

感想
 冒頭、ブレイドVSピーコックアンデッドの現場にバイクで駆けつけてきたギャレンを見て。
 ①バイクを降りて、黙ったままブレイドに接近。近接攻撃を浴びせる。
 ②バイクを降りて、ギャレンラウザーの銃撃をブレイドに浴びせながら接近。
 ③「一緒に戦いましょう!」と言い背中を見せたブレイドの背後に一撃
 あたりかなぁと思って見ていたら、まさかそのままバイクで突っ込んで吹っ飛ばすとは思わないじゃないですか(笑。いや決してギャグシーンではないんですけども、何かこう、ことごとく予想の斜め上を行く展開についつい笑いがこぼれてしまいます。

 そんなわけで今回はブレイドVSギャレンからスタート。迷いが無くなったためにブレイドを圧倒するギャレンが描写されたわけですが、アンデッド相手ならともかく、仲間と戦うのに迷いが無いのってどうなんでしょうね(汗。まぁ前回は威嚇射撃程度に留めていたのを、今回は直に攻撃してきたわけですから、そう感じてもおかしくはないのですが。
 そんな2人の間に割って入ったのは何と虎太郎でした。そこは広瀬さんじゃないのか・・・と思いましたが、虎太郎の言葉に少なからず影響を受けていた橘さんに対しては、広瀬さんよりも虎太郎の方が効果的だったのかもしれません。

 けれども橘さんが伊坂の手に落ちたままなのは変わらず。何やら強そうなスパイダーアンデッドと戦うようですが、大丈夫なんですかね・・・ここで負けたらまたもずく風呂(俗称)に漬けられるんでしょうか(汗。


 一方の始は、たまたま知り合っただけの仁と思ったよりも良い関係を築けているように思えます。
 始にしてみれば「自分の過去を詳しく詮索しない」「天音ちゃんたちの様子を確認してくれる」「剣崎たちのように闘争心を掻き立てられることもない」「天音ちゃんたちのように負い目を感じるわけでもない」といった感じですから、ある意味一番気兼ねなく付き合える間柄なのかもしれません。彼がどのように今の「路上ライブ」の世界を壊そうとしているのか、興味もあるのでしょう。
 しかし仁の父親は仁に自分の跡を継がせたい様子。そんな父に反発して「周囲の船に観客を乗せた水上ライブを行う」と計画している仁。天音ちゃんの父親のように、死の間際でも家族を心配する人間もいれば、こうしていがみ合っている人間もいる・・・というのも始にとっては興味深い対象なのかもしれません。この親子関係が始にどんな影響を及ぼすのか気になるところですが、しかしそこにもアンデッドの魔の手が・・・ピーコックにジャガー、スパイダーと、1話の間に色んな種類の怪人が出てきますね・・・


 強くなっているはずなのに、ますます追い詰められている気がする橘さんの明日はどっちだ。何気に今回で第11話、そろそろ全体の4分の1ほどの話数が経とうとしています。その4分の1の期間の殆どが精神状況が不安定なままって、ある意味凄いですね橘さん・・・
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